WAI Project

Web Accessibility Initiative Project

WAIプロジェクト/身体障害者がウェブにアクセスしやすくするためのプロジェクト

現在約15%のアメリカ人が何らかの視聴覚障害のため、コンピュータにアクセスすることができないことから、WWWの標準化団体W3C(World Wide Web Consortium/ワールド・ワイド・ウエーブ・コンソーシアム/ワールドワイド・ウェブ国際コンソーシアム)が米国政府からのUS$約30万の資金提供やNSF(National Science Foundation/全米科学財団)からUS$50万の資金援助、ハイテク企業の技術協力や資金協力をもとにして実施する、視聴覚障害者に優しいインターネット環境整備プロジェクトの名称。IBM、Riverland Holding、Microsoft社はすでに、さらに3年で年間US$5万の資金援助を約束した。また、クリントン大統領(President Bill Clinton/William Jefferson Clinton/当時)が「これだけインターネットが生活に浸透している現在、全ての人が公平に情報を入手できるようにすることが大切」とWAIプロジェクトへの全面協力を表明した。
この背景には、視覚障害者はこれまで、スクリーン上のテキストを音声に変換する特別の機械が装備したコンピュータを利用しているが、インターネット上のではグラフィックやアイコンを音声に変換することができない。聴覚障害者はサウンド・ファイルを利用できない。また、多くの会社が社内情報をイントラネットで管理し始めているため、必要な情報にアクセスできないため、視覚障害者職場の環境変化について不安に感じている。
そこでWAIプロジェクトでは、サウンドでナビゲートしてゆくサイトには同じ内容のキャプションを表示したり、グラフィック・アイコンに対応したテキスト・アイコンを表示するなど視聴覚障害者用に新しいアクセス機能を定着させるように開発者に協力を求め、視聴覚障害者用に特別なツールをデザインするための運動を展開し、また、協力者には補助金や技術協力をしていくことになる。詳細情報はURL(http://www.w3.org/pub/WWW/Disabilities/)で知ることができる。
1998年2月3日にW3CはWAIのウェブページ作成のガイドライン草案(WAI Accessibility Guidelines: Page Authoring)を発表した。HTML4.0にある身体障害者のための機能として、ページの内容を点字や音声に変換して再生する機能が含まれているが、草案ではHTML4.0にカスケーディング・スタイルシート2(CSS2)を組み合わせたものをベースとして、さらに身体障害者がアクセスしやすいウェブページを作成できるようにになっている。詳細情報はURL(http://www.w3.org/TR/WD-WAI-PAGEAUTH)で知ることができる。
また、1998年6月18日には、障害者が容易にWWWにアクセスできるようにすることを目的にしたブラウザ・メーカーを対象としたガイドライン「WAI Accessibility Guidelines: User Agent」のドラフトを公開した。詳細情報はURL(http://www.w3.org/Press/1998/WAI-UAGL)で知ることができる。
また視覚障害者のための文字コードの歴史についてはURL(http://www.nyise.org/blind/)にHistory of Reading Codes for the Blindというホームページがある。日本アイ・ビー・エムは全国約120名の点訳ボランティアと協力して2001年7月12日に、「小学館ランダムハウス英和大辞典 第2版」を点字に翻訳し、視覚障害者がパソコンで利用できる34万5千語収録の点訳「小学館ランダムハウス英和大辞典」が完成したことを報告した。
日本アイ・ビー・エムではすでに、1988年に視覚障害者につきまとう「情報の不自由」をITを利用して解決できる方法を探る「てんやく広場」を発足し、これまでに「プログレッシブ英和中辞典/第2版」(小学館)、「大辞林 初版」(三省堂)、「プログレッシブ和英中辞典/第2版」(小学館)、「光村国語学習辞典/第3版」(光村教育図書)の4つの点訳辞典を発表している。WAIが提供しているツールはURL(http://www.w3.org/WAI/ER/existingtools.html)にある。
W3Cは2001年9月13日に、身体が不自由な人や高齢者にやさしいWebアプリケーションを設計するためのWAI(Web Accessibility Interface)実装を促進するために勧告候補として公開し、キーボード操作やマルチメディア描画制御、オプション設定、オンラインマニュアル、音声合成や拡大表示を行うソフトウェアとの通信などのユーザー・インターフェース機能が、視覚障害、聴覚障害、肢体障害、認識障害、神経障害を持つ人々にとってどのように役立つかを説明しているソフト開発者向けドキュメントを発表し、2002年12月17日に、UAAG 1.0を勧告した。詳細情報はURL(http://www.w3.org/2001/09/uaag-cr-pressrelease.html.ja)または、URL(http://www.w3.org/TR/2002/REC-UAAG10-20021217/)で知ることができる。
外務省は2004年7月9日に「障害者権利条約に関する国連総会アドホック委員会における条約作成のための議論概要」を公開した。詳細情報はURL(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/shogaisha.html)で知ることができる。
米国のGAO(General Accounting Office/米国連邦会計監査院)は2004年10月19日に、身体障害保険についてSSA(Social Security AdministrationのDI(Disability Insurance)プログラムとして、支払い過多について調査したレポート「Disability Insurance: SSA Should Strengthen Its Efforts to Detect and Prevent Overpayments. GAO-04-929」を公開した。詳細情報はURL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-04-929)で知ることができる。
外務省は2005年2月9日に、障害者権利条約に関する第5回国連総会アドホック委員会(概要)を公開した。詳細情報はURL(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/shogaisha0502_g.html)で知ることができる。
厚生労働省は2005年5月10日に「障害者自立支援法案について」を公開した。詳細情報はURL(http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/02/tp0214-1.html)で知ることができる。
米国のGAO(General Accounting Office/米国政府監査機関)は2007年6月12日に、国立図書館サービスとしてfor NLS(the Blind and Physically Handicapped)の一環として開発している議会図書館(the Library of Congress)のオーディオ・ブックの品質について、議会図書館James H. Billingtonが解説した話「Talking Books for the Blind. GAO-07-871R」を紹介した。
このようなオーディオ・ブックと、オーディオ・ブックのための機器の開発は、1990年から始まっているが、1990年頃はアナログ方式で、2007年8月からはデジタル化されるため、デジタル化されたオーディオ・ブックで使用する議会図書館の機器と、カナダに機器を比較し手紹介している。詳細情報はURL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-07-871R)で知ることができる。
ICDRI(International Center for Disability Resources on the Internet/国際インターネット身体障害者対応センター)は2008年9月3日に、米国大統領候補者のバラック・オバマ(Barack Obama)、ジョン・マッケイン(John McCain)、ボブ・バール(Bob Barr)、アラン・ケイズ(Alan Keyes)、ラルフ・ネーダー(Ralph Nader)のそれぞれが関係しているWebサイトで、米国の障害者がアクセスしやすいかをテストし、失望したと報告した。詳細情報はURL(http://www.icdri.org/WebAccess/Pres08/PResidentialPR08.htm)で知ることができる。

[関連サイト]
●''U.S. Law Aims at Helping Disabled'' New York Times, November 1999のURL(http://www.nytimes.com/library/tech/99/11/cyber/articles/12access.html)
●W3C Web Accessibility InitiativeのURL(http://www.w3.org/WAI/)
●Yahoo! News on the Disabled and the InternetのURL(http://fullcoverage.yahoo.com/fc/World/Disabilities_and_the_Disabled)
●CPB/WGBH NCAM(National Center for Accessible Media)のURL(http://main.wgbh.org/ncam)
●WGBH Caption CenterのURL(http://main.wgbh.org/wgbh/pages/captioncenter)
●WGBH Educational Foundation DVS(Descriptive Video Service)のURL(http://main.wgbh.org/wgbh/access/dvs)
●1999年5月5日に勧告した障害者向けコンテンツ・ガイドラインの「W3C Web Content Accessibility Guidelines 1.0」のURL(http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT/)
●2000年2月3日に勧告した障害者向けオーサロング・ツール・ガイドラインの「W3C's Authoring Tool Accessibility Guidelines 1.0」のURL(http://www.w3.org/TR/ATAG10/)


Royal National Institute for the Blindが視覚障害者のために開発した初期の点字
1875年に作られた義手
産業革命に影響された1890年にLouis Poyetが描いた「発明する頭」
1908年にLouis Poyetが描いた「Dr.Marageの写真と声」
1840年〜1847年にLaas d'Aguanが製作した世界最初の視覚障害者用地図
A Brief History of the InternetのTimeline
SFSUが公開した身体的に不自由な人をサポートする歴史
GAOと教育省が公開した米国における学生の所得とマーケットのメカニズム
Department of Education Annual Plan 2002-2003
NISTが触覚化したデジタル画像とディスプレイ
Illustrirte Zeitung1845年2月1日号に掲載されたLachmann教授が開発した点字
Lachmann教授が開発した視覚障害者用幾何学文字
Lachmann教授が開発した視覚障害者用数学文字
Lachmann教授が開発した視覚障害者用計算機
Illustrirte Zeitung1845年3月1日号に掲載された視覚障害者用タイプライター
Illustrirte Zeitung1845年3月1日号に掲載された1838年崩壊したPesthの視覚障害者施設
Pesthの視覚障害者施設再建に努力したAnton Dolezalek
Pesthの視覚障害者施設再建に努力したValentin Hauy
再建されたPesthの視覚障害者施設
Pesthの視覚障害者施設にある視覚障害者訓練装置-1
Pesthの視覚障害者施設にある視覚障害者訓練装置-2
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-1
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-2
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-3
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-4
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-5
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-6
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義足-1
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義足-2
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義足の足首
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義足や義手の関節部分
Illustrirte Zeitung1852年4月17日号に掲載された眼鏡
HEADS-UPのヘッド・マウント・ディスプレイ装置
HEADS-UPのヘッド・マウント・ディスプレイで生成された画像
HEADS-UPを装着した写真
HEADS-UPを装着して実験中の画像
HEADS-UPでの障害物認識映像
外務省が2004年7月9日に公開した障害者権利条約の作成議論概要
GAOが2004年10月19日に公開した、身体障害保険の支払い過多について調査したレポート
障害者権利条約に関する第5回国連総会アドホック委員会(概要)
Illustrirte Zeitung1856年5月10日に公開された分解画像眼鏡広告
ステレオ眼鏡広告
厚生労働省が2005年5月10日に公開した「障害者自立支援法案について」
Talking Books for the Blind. GAO-07-871R

WAI Accessibility Guidelines: Page Authoring
WAI Accessibility Guidelines: User Agent
Web Content Accessibility Guidelines
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バリア・フリー
筆談通信
渋谷上原リサーチセンター
言知Be
アニモネットワークサークル
プロップ・ステーション
障害者リモートワーキング・プロジェクト
パーソナル・コミュニケータ
ボランティア情報システム
ライブル
音声認識
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ベター・コミュニケーション研究会
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