Netscape Communicator

ネットスケープ・コミュニケーター

米国のネットスケープ・コミュニケーションズ(Netscape Communications)社が、開発コードネームGalileo(ガリレオ)または、Constellationという開発コードネームで開発されていたクライアント・ソフトの統合スイート製品の名称。ただし、開発コードネームは、あくまでも開発中の仮の名称であることから、一般に公表する用語ではないかも知れない。1996年10月16日〜18日に開催されたNetscape Developers' Conferenceで発表された。Netscape Communicatorには、WWWブラウザのNetscape Navigator4.0に、企業内電子メールソフトNetscape Messenger、NNTPを使用した電子会議ツールNetscape Collabra、HTMLエディタNetscape Composer、インターネット・フォンやチャット機能つきの会議システムNetscape Conference、共有スケジューラーNetscape Calendar、クライアントの集中管理ソフトNetscape AutoAdminなどの機能がある。日本でも1996年11月8日に日本ネットスケープ・コミュニケーションズがNetscape Communicatorを紹介した。ただし、Netscape Messengerの添付ファイル受信は、Netscape Communicatorが対応する.gifや.jpgは自動的に復元されるが、一般に多く販売されているメール・ソフトのように、メール本文と添付ファイルを分離して受信しないので、ユーザーはファイルをドラッグ・アンド・ドロップでハードディスクに保存する必要がある。米国のネットスケープ・コミュニケーションズ(Netscape Communications)社は、1996年12月にNetscape Navigator 4.0を含むWindows版のインターネット統合クライアント環境Netscape Communicatorのβ1版(Preview Release 1)として、クライアント機能のみのアーカイブ「n32e40b1.exe」(約5.5MB)と、標準プラグイン(Netscape Media Player、Live3Dなど)やNetscape Conference(インターネット電話ソフト)などが含まれたフルセット「c32e40b1.exe」(約9.2MB)を公開した。Netscape Communications社は1997年1月29日にCosmo PlayerをNetscape Communicatorに導入することを発表し、これでPlag inソフトなしにVRMLページを見ることができるようになった。1997年2月24日にWindows版、PowerMac版、UNIX版のNetscape Communicatorβ2版を公開し、Windows版とMacintosh版のProfessional Editionには、スケジュール管理アプリケーション「Calendar」のほか、「IBM HostOn-Demand」(TN3270クライアントのJavaアプレット)が付属している。1996年4月6日にNetscape Communicatorのβ3版(Preview Release 1)が発表され、1997年6月11日に正式版が公開されたただし、Netcasterは同梱されていない。日本語製品版Netscape Communicatorは1997年7月19日に発売された。1997年6月25日にMacintosh版のNetscape Communicatorが公開された。1997年6月2日から幕張メッセで始まったNetWorld+Interopで、Netscape Communications社は1998年にNetscape CommunicatorをJavaで書き直し、テレビからでも、どこからでも、あらゆる人がネットワークにアクセスできるようにすることを発表した。Netscape Navigator 2.0、3.0およびNetscape Communicator 4.0の全てのプラットフォーム版(Windows対応、Macintosh対応、UNIX対応)にセキュリティのバグがあることをデンマークのコンサルタント会社Cabocomm社が発見し、CNNfnやZdnetがなどがバグの再現に成功したという報道があり、Cabocomm社がバグ・データを発見した作業料金を請求したため、大きな騒ぎとなった。Netscape Communications社は脅迫としてCabocomm社の要求をはねのけ、独自にNetscape Communications社がバグを捜査し、1997年6月20日にこれを認めた。1997年6月18日にセキュリティ・バグを修正したWindows版のNetscape Communicator 4.01をリリースした。1997年7月に発表されたJavaScriptバグを修正したNetscape Communicator 4.01aのWindows 95/NT版は、1997年7月17日に公開した。1997年7月19日に日本語版の製品版が発売された。次期バージョンの5.0β版は、1997年内に公表し、製品版は1998年1-3月の間に出荷と発表した。6.0は1998年末には出荷するとも発表した。1997年7月25日にNetscape Communicatorに「Singapore Privacy Bug」という新しいセキュリティ・バグが発見された。1997年8月6日にNetscape Communications社は、Netscape CommunicatorでRSA社のスマートカードなど向け暗号規格Public Key Cryptography Standard(PKCS #11)をサポートすることを発表した。8月7日には、Macintosh版のNetscape Communicator 4.01aを公開した。1997年8月28日にNetcaster正式版を同梱したWindows版(英語版)のNetscape Communicator 4.02が公開され、また、ブラウザのNavigator単体としてメール等が含まれていないstandalone版もリリースされた。Netscape Communications社は1997年8月26日に、個人ユーザーや小規模企業ユーザーをターゲットにしたNetscape Communicator Internet Access Edition、Netscape Communicator Deluxe Edition、Netscape Publishing Suiteの3種類のパッケージを発表した。詳細情報はURL(http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease467.html)で知ることができる。1997年8月29日にSanta Barbara privacy bugというユーザーがショッピングモールなどで打ち込んだクレジットカード番号などのデータを盗み読むことが可能なセキュリティ・バグが確認された。1997年9月8日には英語版で、Windows 95/NT版、Windows 3.1版、Macintosh版、UNIX版のNetscape Communicator 4.03がで公開された。日本ネットスケープ・コミュニケーションズもMacintosh対応の日本語版Netscape Communicator 4.01を1997年9月13日に発売した。1997年11月11日にはNetscape Communicator 4.04のWindows版(Navigator standalone版、Base版、Complete版、Professional版)、Macintosh版(Navigator standalone版、Base版、Complete版、Professional版)とUNIX版(Navigator standalone版、Base版、Professional版)がURL(ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.04/shipping/english/)で公開された。Netscape CommunicatorはJavaに対応しているが、サン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems)社が参考モデルとして公開しているJDK 1.1との互換性に問題があった。そこでNetscape Communications社は1997年11月に最終版のNetscape CommunicatorをJDK 1.1対応にする修正パッケージを公開した。入手するには4.03以降のNetscape CommunicatorでURL(http://help.netscape.com/)にアクセスし、「JDK Update」のボタンを押すと、SmartUpdate機能で自動的にJDK 1.1対応パッチが導入された。Netscape Communications社は1998年1月22日、Microsoft社に奪われたシェアを回復するためにNetscape Communicatorを無償で配布することを発表した。さらに次期バージョンのブラウザのβ版から、全ソースコードを公開することも発表した。また、ソースコードが公開されるまで、情報を交換するためのOpenscapeが1998年1月23日に開設され、開発者向けのコーナー「DevEdge」の中にニュースグループも作られた。Netscape Communications社は1998年3月31日に予定通り、Netscape Communicator 5.0のMacintosh PPC版(11.7MB)、Linux版(8.8MB)、Windows 32bit版(11.9MB)のそれぞれのソースコードをURL(http://www.mozilla.org/)で公開した。ソースコードの中にはRDF(Resource Description Framework)やXML(eXtensible Markup Language)への対応、様々なJavaVMの実装を可能にするためのAPI(Application Programing Interface)であるOpen JavaVMなども含まれている。Netscape Communications社は同時にソースコードのNPL(Netscape Public License/ネットスケープ・ライセンス条項)もURL(http://www.mozilla.org/NPL/)で提示した。1998年4月2日にPreference bugなど、幾つかのバグが修正されたWindows版、Macintosh版、UNIX版のNetscape Communicator 4.05をリリースし、1998年8月16日にはNetscape Communicator 4.06をリリースした。1998年6月17日には、Smart Browsing、Internet Keywords、What's Related、NetWatch、Messengerの強化、Collabra機能の統合、Pinpoint Addressing、Roaming Access、Mission Control Desktopなど、Netscape Communicator 4.5の概要を発表し、1998年7月14日にPreview Release 1を公開し、1998年9月13日に評価バージョン最新版「4.5 Preview Release2」を公開した。Windows 98にInternetExplorer 4が組み込まれたことに対する対抗策して、WindowsにNetscape Communicator 4.5 PR2をインストールすると、スタートメニューに「Netscape SmartUpdate」が登録され、Windows 98などのIE 4デスクトップ統合環境に、タスクバーのランチャー機能「クイック起動」として、「Navigator」「Messenger」「Composer」が登録されるようになった。日本語版Preview Release 1も同時に公開された。Netscape Communications社は1998年9月28日に、JavaScriptが動く全てのバージョンで訪問履歴が漏れるバグがあることを認めた。1998年10月16日にNetscape Communicator 4.5の正式版を公開した。Microsoft社のMedia PlayerRealと壮絶な戦いをしているRealPlayerの開発元Networks社は1998年10月19日に、Netscape Communications社とNetscape Communicator 4.5にRealPlayer 5.0をバンドルすることで合意したと発表した。将来的にはRealPlayer G2の製品版もバンドルされた。日本語版のNetscape Communicator 4.5は1998年11月6日に日本語版のNetcenterのURL(http://home.jp.netscape.com/ja/)で無償配布を開始した。Netscape Communications社は1998年11月10日に次世代のNetscape Communicatorの技術として、開発コードネームNGTを発表した。詳細情報はURL(http://www.netscape.com/newsref/pr/newsrelease698.html)で知ることができる。Netscape Communications社は1999年3月10日に、米国のIDT社とパソコンから電話へ、インターネットを介して電話利用が可能になるソフトnet2phoneをNetscape Communicatorに同梱する複数年契約を締結した。これによって本格的なインターネット・フォン時代が来る可能性は大きくなった。1999年5月13日には、Windows/Unix/Macintosh対応のNetscape Communicator 4.6英語版がリリースされた。1999年6月16日に発表されたNetscape Communicator 4.6 日本語版 Professional Editionには、日本語版として初めて、米国の3Com社のPalm Computingプラットフォームと連携できる機能が搭載された。同時にカレンダー機能のコンポーネントソフト「Calendar」も含まれている。Netscape Communicator 4.7日本語版が、Netscape AOL Instant Messenger 3.0、MP3プレイヤーのWinamp 2.5、低帯域にも対応したMacromedia Flash 4.0を搭載し、ワンクリックでショッピング・ポータルにアクセスできる「Shop@Netscape」機能などが付加されて1999年10月にリリースされ、URL(http://home.netscape.com/ja/download/)でダウンロードできるようになった。Netscape Communications社は米商務省の暗号技術輸出規制緩和を受けて、128ビット暗号機能を組み込んだ日本語版を含む計23カ国版があるNetscape Communicatorの提供を開始した。詳細情報はURL(http://home.netscape.com/download/)で知ることができる。米国のAOLとSun Microsystems社との戦略的な提携によって結成されたバーチャル・コーポレーションSun|Netscape Allianceは、インターネット・ビジネス時代に向けた新しい取り組みに対応する重要なステップとして、2000年3月1日付けでiPlanet E-コマース・ソリューションズ(iPlanet E-commerce Solutions)社に名称を変更した。詳細情報はURL(http://ja.iplanet.com)で知ることができる。Sun Microsysytems社がAOL Time Warnerと結成したiPlanet E-commerce Solutions社の契約期間を満了したことから、2002年3月18日にiPlanet E-commerce Solutions社をSun Microsysytems社の事業に移管した。


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