2004年4月14日の盗聴法初適用事件控訴審第二回公判


弁護人の被告人質問
弁、なぜ控訴したのか
被、やっていないことまで、やったことにされた

・弁、おとり捜査についてどうしてしったか
被、取調のときに刑事から知らされた
薬を買いにきた刑事が車にのった写真をみせられた
それは平成13年12月はじめ頃のこと。

弁、盗聴されたことはいつ知ったか
被、5月20日の麻薬特例法違反で逮捕ののち、知らされた。
そのとき、盗聴の日、回数などを書いた紙を見せられた
テープを聞くかといわれたが、ことわった。

・自宅の張り込みについて
弁、いつ頃から自宅の張り込みをされたか
被、平成13年12月頃から
警察から自宅を出入りする写真をみせられた
位置測定(検証令状による位置探索)で車の位置、私の自宅まで確定されたということだった。
マンション入口をビデオカメラで撮影されていた。
多くの写真を見せられた。
時期は平成13年12月頃から。

・尾行について
弁、いつ頃から尾行されたのか
被、平成13年12月はじめ頃から尾行された
車でつけられた。
運転している途中、尾行に気づき、車をとめると、尾行している車も停車、運転した人は車からおりるともどらなかった。
その車の様子を見に行くと中に無線機があった。
後で車の運転をしていたのは「じじい」というあだなの刑事だった、と聞かされた。

2、被告質問で明らかになったこと
被告質問で明らかになったことは、平成13年12月段階でおとり捜査、検証令状による位置検索で、薬物売買に使用された車、被告、被告の自宅などが特定されていたことです。
盗聴は平成14年1月下旬から2月はじめです。
この証言は、13年12月段階で「犯人の特定」や「犯行の状況」などが明らかにされており、通常捜査で充分捜査可能であったことを示しています。

証人採用に消極的であったといわれる裁判所が、三島警部補の証人採用を決定したのは、検察側の主張に疑問をもったためといえます。