Lモード


「iモード」など、携帯電話からのインターネット利用がこの1年で爆発的に成長したことから、NTT東日本およびNTT西日本が2001年からサービスを計画している、家庭の電話機などから、情報検索やメールの送受信など、パソコンの操作ができなくても家庭の電話機などから、誰でも簡単にインターネット・サービスが利用できる環境の名称。LモードのLは、Living(生活)、 Lady(女性向けメニューが豊富)、Local(地域に根ざした)、Large(大きい画面、大きいボタン)などの意味から命名された。詳細情報はURL(http://www.ntt-east.co.jp/release/0010/001018a.html)または、URL(http://www.ntt-west.co.jp/news/0010/001018a.html)で知ることができる。KDDIや日本テレコム、東京通信ネットワーク(2003年4月1日にパワードコムに変更)の3社から2000年11月8日付けで、「Lモード」は提供形態によってはNTT再編の趣旨を損ない公正競争を阻害する恐れがあるという訴えがあり、さらに2000年11月22日付けで日本BT、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC、KVHテレコム、レベルスリー・コミュニケーションズ、MCIワールドコム・ジャパンの5社が郵政省(当時)に訴えを提出したのを受け、郵政省は2000年11月27日に、NTT東西地域会社に対し、「Lモード」に関する料金や提供形態について2000年12月8日までに報告するように要請した。総務省は、「Lモード」サービスについて、当面は認可しない方針を固めていたが、2001年2月2日に片山虎之助総務相は閣議後会見で、Lモードに対する一般から意見募集では期待が大きいことから、早くやった方がいいと延べ、予定通り春から開始するという180度変更した見通しを示した。総務省は2001年2月16日に、認可申請があった「Lモード」サービスの認可の是非について情報通信審議会に諮問した。NTT地域会社は原則として県内通信に事業範囲が限られているにも係わらず、その範囲を超えるとして総務省が難色を示し、先送りになった。NTT東日本およびNTT西日本は2001年6月から「Lモード」のサービスを提供できるよう2001年4月11日に、総務省へ再度申請した。総務省は「Lモード」事業を2001年4月18日に認可し、NTT東日本およびNTT西日本は2001年6月から、金融サービス、通信販売、タウン情報誌など17分野で全国サービスを開始することになった。NECは「Lモード」に対応した初めての普通紙パーソナルファクシミリ2機種「speax@(スピークス・アットマーク)シリーズSPL-N11WとSPL-N10」を2001年5月18日に発売することを2001年4月20日に発表した。詳細情報はURL(http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0104/2001.html)で知ることができる。松下電器産業と松下電送システムも「Lモード」に対応した家庭用ファクシミリ「パナファックスLシリーズ」2機種を2001年6月1日より発売することを発表した。今後は各メーカーも「Lモード」に対応の機器を発売することだろう。シャープは2001年5月21日に、Lモード対応普通紙コピーファクシミリ「液晶ファッピィ(UX-W50CL)」とコードレス電話機「CJ-W100CL」の2機種を発売した。詳細情報はURL(http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010521-1.html)で知ることができる。NTT東日本およびNTT西日本は2001年5月23日に、Lモードのサービスを2001年6月29日午前2時から全国一斉に開始すると発表した。ただし、Lモードのメールアドレスも初期設定が「家庭の電話番号@pipopa.ne.jp」で、携帯電話と同様のトラブルが起こる可能性があり、今後、携帯電話に迷惑メールと同じ問題が起こることが予測され、なぜ、最初から携帯電話と同じ対策をしていないのか疑問が残る。ヤマハ2001年6月28日に、「Lモード」端末向け着信メロディサービス開始したことを発表した。詳細情報はURL(http://www.yamaha.co.jp/news/01062801.html)で知ることができる。NEC(NECソリューションズ)は、プロバイダ「BIGLOBE」でLモード・ユーザー向けとして、「エンターテイメント/生活情報」「ゲーム/占いコンテンツ」「待ち受け画像ダウンロードサービス」などを提供するポータルサービス「BIGLOBE for L」を順次開始することを2001年6月29日に発表した。詳細情報はURL(http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0106/2901.html)で知ることができる。Lモードは開始後1週間で約3400件(東が約1900件,西が約1500件)の契約があり、2001年8月3日現在で東西あわせて約1万件程度の契約があった。2001年8月30日に、「Lモード」対応機種で、NTT東日本・西日本の「でんえもん730LD」「でんえもん750LD」、松下電器産業のファクス「UF-L1WCL」「UF-L2CL」、シャープのファクス「UX-W50CL」、電話機「CJ-W100CL」、NECのファクス「SPL-N10」「SPL-N11W」に不具合が発見されたことを発表した。また、シャープの日本テレコムの接続サービス「J-web」対応ファクス「UX-W40CL」も同じソフトを使っていることから、不具合が出ると言うことである。詳細情報はURL(http://www.ntt-east.co.jp/Lmode/release/010830.html)または、URL(http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010830-2.html)または、URL(http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0108/3001.html)で知ることができる。NTT東西は2002年2月27日に、「Lモード」の契約件数が25日現在で9万3000件(実際設置数/8万6000件)になったことを発表した。また、2002年3月12日からはニフティ、BIGLOBEなどもLモード向けのポータルサイトを開設した。松下電器は2002年3月14日に、Lモード、ドアホン、子機同士での会話を可能にした「Ru-Ru-Ru」VE-PV01のブラックとホワイトを発売した。NTT東西は2003年6月19日に、「Lモード」で写真などの画像付きメールを受け取れる「写真Lメール」サービスを2003年7月15日から開始すると発表した。詳細情報はURL(http://www.ntt-east.co.jp/release/0306/030619.html)で知ることができる。


Lモードのサービス構造
Lモード利用意向
世代別インターネット利用者と未利用者Lモード動向
カナダでオンラインを利用している女性
TeleGeography社の世界のケーブルと衛星通信マップ案内ページ
日本の携帯電話ユーザーと「iモード」コンテンツの種類
日本のB2B、B2C、mCommerceの状況
speax@FAX
B2Bの2000年と2001年の変化
シャープのUX-W50CLとCJ-W100CL
米国のワイヤレス向けデータベース市場
国別携帯電話を利用したインターネット接続と、多用されるSMS文法1
CAIDのインターネットマップCAIDA Skitterのサイト
CAIDのインターネットマップ・ポスター
米国のB2Bユーザーが利用している雑誌とWebの利用比較
北米で開発者がB2Bで利用したサービス
カナダ人が感じる迷惑なメール
「Ru-Ru-Ru」VE-PV01のブラック
「Ru-Ru-Ru」VE-PV01のホワイト
写真Lメールの受信サービスイメージ
写真Lメールの送信サービスイメージ
写真Lメール受信操作イメージ
写真Lメール送信操作イメージ
Fax History
Alexander Bainが1850年に発表したFax
Frederick Bakewellが1848年に発表したFax
Giovanni Caselliが1855年に発表したFax「Pantelegraphe」
「Pantelegraphe」の転送画像例
Bonellが1862年に発表したFax「Typotelegraph」
「Typotelegraph」の転送画像例
Bernhard Meyerが1864年に発表したFax「Kopiertelegraphen」
Lenoirが1866年に発表したFax「Electrograph」
Shelford Bidwellが1881年に発表したFax「phototelegraph」
Hans Liebreich & John Francisが1881年に発表したFax「Teleautograph」
Prof. Dr. Arthur Kornが1903年に発表したFax「photoelectric telephotography」