喧伝

けんでん

実力の無いうちから、可能性だけを声高く叫ぶこと。また、岩波の広辞苑によれば、「世間に言いはやし、伝えること」という説明がある。とくに最近では、ユーザーが納得するまでその内容を知らせるのではなく、膨大な宣伝費をかけて、ムードでユーザーに数多く販売する手法として採用され、非難する言葉として利用することが多くなっている。例えば、AIBOが品不足で早く注文しないと入手不可能になるとユーザーの不安を煽り、Windows 2000はWindows 98の販売方法と同様に実施し、Windows NTのバージョンアップではなく、Windows 98のバージョンアップと誤解して購入するユーザーまで登場したり、プレイステーション2を2日間で100万台弱販売するなど、じっくり触って検討する余裕をユーザーに与えないで販売することが多くなっている。また、人に教えるだけの実力もないのに、有名大学教授の影からはやし立て、自分もその有名教授のおこぼれを受け、同等の知識があるように自ら言いふらし、出世することも喧伝といえる。最近では、雑誌などを利用して、根底の知識もさほどないにも係わらず、目新しいことを意味の理解できない文章をやたらに書き、混乱させ、自らをアカデミカーと言いふらし、大学教授になりたがる人まででてきていると聞いたことがある。日本における大学の教育水準が低下してきていると指摘されたが、これでは世界の教育水準に比較した場合、日本の教育水準がさらにどんどん低下することになるだろう。これもマスコミにもてはやされることで、実力があると誤解するタレント教授が増えたことに起因するのかもしれない。最近ではその手法にインターネットまで利用するようになっている。