携帯電話と医療機器誤動作


医療機器が携帯電話で誤動作したことが内外の病院から報告され、関係業界や監督官庁が対策作りを急いでいる。電気メスなど、強い電磁波を出す装置が医療機器に影響を及ぼすことは以前から報告されていたが、1994年6月にスウェーデンで起きた点滴ポンプの停止事故がきっかけでメーカーのテルモが調査を開始し、携帯電話の電磁波を点滴ポンプのセンサーが感知し、警報ブザーが鳴ってポンプが止まることがわかった。この誤動作は心臓病患者の体内に埋め込まれたペースメーカーでも発生することがわかり、医療機器メーカーと携帯電話会社は医療機器の近くで携帯電話を使わないように取扱書で注意している。郵政省と厚生省も関係業界と共同で、不要電波問題対策協議会医療電気機器作業部会を1995年に組織して、人工呼吸器や点滴ポンプなどが設置してある手術室や集中治療室などでは携帯電話の使用を基本的に禁止すること、PHS基地局を病院に設置しないことなど、携帯電話による医療機器の誤動作を防ぐための統一指針を作り始めている。指針策定を急ぐ背景にはPL法の施行がある。1996年3月22日、通産省と厚生省(当時)は病室や手術室など医療機器の多い場所では携帯電話の使用を禁止するガイドラインを発表した。また、ペースメーカー協議会は日本で発売されている心臓ペースメーカー56機種を実験し、誤作動防止のため、携帯電話は22cm以上離して使うようにガイドラインに記載した。1997年3月27日に「携帯電話等の使用に関する指針」を検討していた「不要電波問題対策協議会」は、人工呼吸器、ペースメーカーなどの医療機器延べ727機種の実験データを収集し、携帯電話の手術室、集中治療室などへの持ち込み禁止。持ち込みの場合は電源を切る。検査室、診察室、病室などでは電源を切る。待合室など医療機関側が特に使用を認めた区域でのみ使用するなどの最終指針案をまとめ、総会にかけたあと、会員、関係機関などに配布した。こんどは米国のテキサス州の病院で、デジタルテレビが精密機器に悪影響を与え、ベイラー大学医療センター(Baylor University Medical Center)で手術中の患者用に使用していた心拍モニター12個が停止し、手術が一時中断になるなどの非常事態になった事件をダラスの地元紙が伝えた。病院側は、このデジタルテレビが使用していた周波数が問題だったとしているが、デジタルテレビ側は、米国の当局、FCCから正式に認可された周波数であると報告し、原因究明を急いでいる。今後、テレメディシン、遠隔手術等の現場で使用されるデジタルテレビなどの影響や、あらゆるデジタルカメラやデジタル・ビデオカメラなどが与える機器への影響などを十分に調査する必要がある。また、航空機の操縦用計器に支障が出るということから日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、日本エアシステム(JAS)の3社は、飛行機の離着陸時の「たまごっち」使用を禁止した。しかし、スイス航空(Swissair)は、1998年9月から長距離便のMD-11機種で、ファーストクラス・ビジネスクラスのすべての座席と、エコノミークラスの機内の専用充電設備でノートパソコン用の電源ジャックを導入することになった。何か矛盾するような気もしないではない。王電鉄は2000年8月21日から、お年寄りらが座る「優先席」周辺は電源を切る。その他の場所では電源を切らずにメールのやり取りを認める措置を全車両で始めた。郵政省(当時)は2000年12月7日に、今年度の調査費は約5000万円を利用して、携帯電話から出る電磁波が心臓ペースメーカーなどの医療機器に与える影響について、調査を始めると発表した。すでに1996年に事故報告があり、4年後の2000年に調査に入るといわれても、一般国民は納得がいかないだろう。携帯電話など電磁波器具の普及による心臓ペースメーカーの誤作動などの問題を話し合う、日本心臓ペースメーカー友の会千葉県支部主催の「装着者勉強会」が2002年5月5日に、千葉県・我孫子市民プラザで開かれた。cellular-newsは2004年3月29日に、福岡の九州大学病院が携帯電話の使用に関して許可制を導入したと報告した。詳細情報はURL(http://www.cellular-news.com/story/10927.shtml)で知ることができる。米国のピラミッド・リサーチ(Pyramid Research)社は2004年4月7日に、Wi-Fiなどを利用した無線LAN加入者数が2007年に携帯電話加入者を追い抜き、さらに2008年には、無線LANが1億8000万人弱、携帯電話が9000万人強と、その差は約2倍に広がるという予測を発表した。詳細情報はURL(http://www.pyramidresearch.com/info/rpts/wifi.asp)で知ることができる。米国のBBB(Better Business Bureau)は2004年5月4日に、1997年からの携帯電話の設備/供給/サービスに関する苦情データ「BBB Complaint Data for Cellular Telephone Equipment/Supplies/Services」を公開し、他業界と比較して携帯電話業界は2002年が最低ランクで、2003年が最低から2番目であったと報告した。詳細情報はURL(http://www.bbb.org/alerts/article.asp?ID=511)で知ることができる。ミシガン大学(University of Michigan Business School)は2004年6月3日に、ACSI(American Customer Satisfaction Index)のプロジェクトとして2004年第1四半期の顧客満足度調査を公開し、携帯電話サービスが下から2番目だったことを報告した。詳細情報はURL(http://www.theacsi.org/press_releases/0604q1.PDF)で知ることができる。cellular-newsは2005年9月16日に、NHSトラストのIT基盤の大きなオーバーホールの一環として、Aruba Networks WLAN technology社がイギリスで最大の無線LAN環境をUCLH(the University College London Hospitals/ロンドン大学カレッジ病院)で構築したと報告した。ロンドンのEuston通りにあるUCLHはUS$7億7000万を投資し、8つの病院で7,000人のユーザーを無線環境で支援することができるということで、この無線環境はAruba 5000 mobility controllersと300 のアクセスポイントで構成され、これで医者と看護婦は、ベッドサイドから手術室まで、病院の中でどこからでも進行中の情報にアクセスすることができ、病院は完全なカルテなどのペーパーレスが実現される。UCLHの情報管理の責任者Kevin Jarroldは、「これは、無線テクノロジーが現代の病院環境でしなければならない不可欠な役割のすばらしい事例です」と報告している。確かに有線の場合は、回診するときなどに利用できないなど、移動しているときに最新情報にアクセスできないといった問題が指摘されてきた。問題は、携帯電話で問題になった人工心臓など、患者が生命維持に使用している電子機器への影響で、それと、患者が自由に利用できることといえる。米国では、大学病院の各病室にはほとんど光ファイバー環境が患者に提供されはじめていると聞きましたが、東京の信濃町にあり、石原裕次郎も入院していたことで有名で、多くのインターネット関連団体に所属している村井 純教授も関係している慶応大学の病院では、1フロアーで1カ所だけ、エレベーターの前に ISDNの公衆電話があったが、自宅で光ファイバー環境を利用している人にとっては、お手上げ状態といえる。詳細情報はURL(http://www.cellular-news.com/story/14067.php)または、URL(http://www.arubanetworks.com/news/release/2005/09/15)で知ることができる。cellular-newsは2007年3月12日に、これまで多くの医療機器が、携帯電話に影響されて誤作動をしたと報告があり、病院での携帯電話の使用は禁止されてきたが、メイヨ・クリニックの研究者が2006年に5カ月間に渡って300回テストしたが、何も問題は起こらなかったとMayo Clinic Proceedingsの3月号で発表したと報告した。この実験は、研究者が患者管理設備にあるめぼしい機器で干渉がないかを調べるため、携帯電話を通常の状態で使用下結果だと報告している。調査にはロチェスターにあるメイヨ・クリニックキャンパスの異なった医療病棟にあった192種類の医療用具と、異なった技術を使用した2つの携帯電話で実施された。Cardiovascular Diseases事業部のM.D.であり、レポートの著者デヴィッド・ヘイズ(David Hayes)は、「病院での携帯電話使用止令を変更するか、または捨てるようにうながすべきである。」と調査結果から述べている。また、携帯電話禁止令が患者と電話で話をするために病院を出なければならない彼らの家族に迷惑をかけると言っている。最新の調査は'生体外(すなわち、設備は患者に接続されませんでした)'で実施され、医療施設で使用される携帯電話からの最小量の相互作用を見つけた2つの以前の調査も再実験をした。ヘイズ博士は、最新の研究で携帯電話を病院で使用することは安全であるという概念を支持すると言っている。詳細情報はURL(http://www.cellular-news.com/story/22509.php)または、URL(http://www.mayoclinicproceedings.com/Abstract.asp?AID=4308&Abst=Abstract&UID=)で知ることができる。


電磁波の波長と技術開発
電磁波の種類
2000〜2005年のHealthビジネス予測
オンライン薬局で購入する薬品ランキング
オンライン薬局の利用目的と人種別利用頻度
米国の人種別オンライン利用比率2000/04/11現在
米国の13〜24歳がオンラインで購入する商品の傾向
AmExの2000年オンライン購入者の傾向
ラテンアメリカのワイヤレス予測
韓国と日本の無線インターネット接続市場
日本の携帯電話ユーザーと「iモード」コンテンツの種類
西欧の一般電話と携帯電話
2001年アジアの携帯電話事情
米国における母親と父親の携帯電話使用頻度
FCCの米国電話線環境調査報告
2001年10月31日の近畿地方の携帯電話とPHSの現状
Boston Consulting Groupをベースにした医者とインターネットの関係
南米での無線政策に関するNancy J. Victoryのスピーチ(2001年11月26日)
DisplaySearchが2001年12月20日に公開した世界の携帯電話市場調査
保険会社の英Direct Line社が公開した「Mobole Phone Report」
ARSが2002年4月1日に公開した米国の携帯電話の価格情報
ARSが2002年5月28日に公開した米国のPCカードのマーケット情報
GAOによる薬の広告規制に関するレポート
GAOがFCCによる年報に求めた、携帯電話の品質による調査レポート
Parks Associatesの携帯電話白書
Illustrirte Zeitung1847年3月20日号に掲載された整形手術-1
Illustrirte Zeitung1847年3月20日号に掲載された整形手術-2
Illustrirte Zeitung1847年3月20日号に掲載されたこれ以上の不幸はない整形手術
Illustrirte Zeitung1847年3月20日号に掲載された馬鹿げた治療
Illustrirte Zeitung1853年1月15日号に掲載された世界で最初の布製呼吸マスク
Illustrirte Zeitung1853年3月5日号に掲載されたDresdenの病院-1
Illustrirte Zeitung1853年3月5日号に掲載されたDresdenの病院-2
Illustrirte Zeitung1853年11月26日号に掲載された脈拍計
BBBが2004年5月4日に公開した携帯電話の設備/供給/サービスに関する苦情データ
ミシガン大学が2004年6月3日に公開した2004年第1四半期の顧客満足度調査結果
Aruba Networks WLAN technology社が2005年9月15日に公開したリリース

携帯電話とPHSに関するURL
携帯電話
PL法
携帯電話の周波数
磁気科学
センサー・フュージョン
健康情報オン・デマンド/健康管理
健康情報オン・デマンド/予防医学
健康情報オン・デマンド/緊急医療
健康情報オン・デマンド/ボランティア
健康情報オン・デマンド/医療関係者用情報
健康情報オン・デマンド/その他
運転中の携帯電話使用で事故
ノイズ・レコーダー
MMVR
WAP Forum
テレメディシン
情報スーパーハイウェイ
デジタルTV
デジタルカメラ
デジタルVTR
地上波デジタルTV
デジタル衛星放送
CSデジタル放送
デジタル・ビデオカメラ
デジタル携帯電話
プログレッシブ・スキャン
プログレッシブ・デジタル放送
デジタル立体放送システム
デジタルHDTV
バリ3
ディスクカメラ
携帯電話やPHS、ポケットベルの迷惑発着信
圏外君
電話回線を利用したテレビ放送サービス
日本モバイルブロードキャスティング
ギャップフィラー
Handy-Karte
DataScope
通産省のマルチメディア・コンテンツの公募
日本インターネット医療協議会
画像処理検定
SSL
国際ワイヤレス/モバイルソリューション展
手回し充電器
WML
ベルからメール
ナイトショット機能
セレクフォン
電磁波用警報機
DICOM
新・東京タワー建設計画
Internet Health Day
DPOF
携帯電話着信メロディ
Internet Health Day
Internet Health DayでのIntel社会長のスピーチ-1
TCSSE
デジタル8
地上デジタル放送懇談会の最終報告
WebMD
プリペイド携帯電話
3次元X線撮影技術
医療教育メディア国際グランプリ
VISAR
ドコモ環境憲章
TVPAK
携帯ボディガード
検体集配サービス支援システム
e-Health
米国の電子医療情報プライバシー保護法案
携帯電話の留守番電話サービス
InDex
病々連携ネットワークシステム
携帯電話やPHS使用制限の指導
電磁波
携帯電話ショートメール・ウイルス
航空機内インターネット接続
Digital Angel
ESM
旅客機内で使用できるACアダプタ
ワイヤレス・バレー
自動投薬マイクロチップ
カプセル型ビデオカメラ
PC DTV推進グループ
ヤマハ・スーパーララメロディ
Modo
WAPの地獄
ポケットベルが消えた日
レッツフォト
Motorola iBoard
DET(Digital Emotional Technology)
Cisco IOS
FlyNet
日本着信メロディ研究所
固定電話と携帯電話の「接続論争」
ウイルス作成罪
血液ロボット
インターネット隔離
インテリジェント・ピル
電車内携帯電話利用統一ルール
情報鎖国空間の病院
EMC(Electro-Magnetic Compatibility)
EMI(Electro Magnetic Interference)
EMS(Electro Magnetic Susceptibility)
携帯電話持ち込み禁止コーナー
コンビニ検診
遠隔回診ロボット・システム
携帯電話不正利用防止法
携帯電話コンテンツ・ダウンロード・サービス
モバイル・コンテンツ・クリエーターのための4つのプライオリティ定義
無料の無線LANインターネット接続サービスを許可する前に!
コンテンツ・スナック
CRI(Customer Respect Index)
無線環境は、病院を救えるか?!