環境エンリッチメント

geo-enrichment


環境を豊かにして、本来のあるべき環境を取り戻し、それぞれの動物が生きていた環境で、本能が発揮できるようにすること。動物園などで飼育されてきた動物が、本能を忘れ、子育てや狩猟本能を無くし、ライオンが家庭の猫のようになり、その反動から自然界では考えられない問題が多発するようになってきていることから、動物本来の行動パターンに近づけた環境を構築し、動物園でも動物の本能を呼び戻すために考えられた環境の総称。植物の世界ではビオトープという言葉が多く叫ばれるようになってきたが、昆虫だけではなく、動物の環境まで考慮した環境構築の必要性が叫ばれるようになってきている。また、動物園を訪れる子供達も、自然で生きる動物本来の姿を見せることは、ストレスから頭が禿、動きの鈍い、太った動物を見るときより、感動は高いと考えられるようになった。バーチャル・サファリ空間は、映像ではなく、このような空間であるように感じる。例えば、フジサファリパークなどでは、ライオンがガゼルを追い、ワニがヌーを襲い、仕留める姿を見せることが必要な時代になったといえる。それを見て残酷だという親がいたら、それこそが問題である。つまり、これまでが全て作られた空間で、安全を子供達に見せつけてきたことから、本当に生きるというすさまじい空間の認識が欠如してきているように感じる。また、ケニヤ山の山麓で牛5000頭と羊20000頭を飼育している人の話によれば、毎年数10匹の羊がチータやヒョウ、ライオンなどの肉食獣に食われるが、その数を北海道などで牛や羊を飼育している人に話すと、毎年病気で死んでいく牛や羊のパーセンテージより少なく、ケニヤでは病気などで弱った牛や羊が、他の健康な牛や羊に病気を伝染する前に肉食獣に食われることで、やっかいな病気が蔓延しないことが原因のようであるという話を聞くことができた。つまり、薬や医者の過保護な飼育は自然界でのバランスを破壊し、自然界より被害を増大させる時代に入ったともいえる。ENS(Environment News Service) World Newsは2002年10月22日に、「National Audubon Society」が、米国に古くからいる在来種の鳥生態調査を実施し、その生態バランスの変化から危険信号を発表したと報告した。詳細情報はURL(http://ens-news.com/ens/oct2002/2002-10-22-07.asp)または、「Audubon's WatchList」のURL(http://www.audubon.org/bird/watchlist)で知ることができる。世界の森林キャンペーン「Global Trees Campaign」に関してはURL(http://www.globaltrees.org/)に情報がある。ビジネス白書シリーズを発刊している日本ビジネス開発は、2004年11月26日に「環境ビジネス白書2004年版」を発刊し、3万9900円 で発売した。詳細情報はURL(http://www.jbd-corp.co.jp/)で知ることができる。外務省は2005年11月9日に、ロンドンで2005年10月31日及び11月1日に開催された「気候変動、クリーンエネルギー及び持続可能な開発に関する対話」について結果概要を公開した。詳細情報はURL(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kiko/kc_0511.html)で知ることができる。