メーリングリスト

ML/Mailing Lst

メール同報サービス

メンバーが定められたメール・アドレスにメールを出すと、自動的にメンバー全員に配送されるサービスの総称。それぞれのMLでは、共通のテーマに添って専門的な議論が行われている。これまでの新聞社に限定された記者クラブや1人の政治家などを担当する番記者制度は、そこに癒着などが発生し、書きたい記事が正直にニュースとして報道されないことが多かった。例えば田中角栄元首相の私邸で開かれた番記者の取材で、ロッキード問題を質問した東京新聞の記者に対し、田中角栄元首相が「どこの新聞社だ!」と怒鳴り、その記者が「東京新聞です。」と答えると、「覚えとけ!」と捨てぜりふを言った田中角栄元首相の映像が全国のテレビに放映されたことがあり、ほかの新聞記者もロッキード問題に関して質問する絶好のチャンスにも関わらず、その後も全くそれに触れようとしなかった。これは平素世話になっている「礼儀だ」という考え方が根底に流れた癒着である。このような記者発表であれば、記者クラブや番記者の存在は害があっても益は無いという知識人も多く、記者クラブや番記者の廃止論も起こっている。つまり、都合のいいことだけを報道するジャーナリストの存在を疑うことは当然の成りゆきといえる。そこで注目されるようになってきたのが、メーリング・リストを使った記者発表である。知りたい人はだれでも登録さえしておけば、自動的に情報が流され、その中で同時に考え方を戦わせ、記者という特権を取り払った取材形態である。法務省は1997年1月から法務省ホームページ更新情報案内メール・サービス(MOJ MAIL SERVICE)を開始した。法務省ホームページ更新情報案内メール・サービスはURL(http://www.moj.go.jp) で登録することができる。アドミラルシステムは、Windows対応のパソコンだけでメーリング・リストが運営できるサーバー・ソフト「イーメールクラブ」を発売した。ライリス・テクノロジーズ(Lyris Technologies)社は通常のメーリング・リスト機能に加え、オプションのコンポーネントを加えることでODBCデータベース接続や、IISとのセキュリティーメカニズム共有ができ、自動請求書発行などが行え、また、利用者のメールアドレスが変更した場合でも確実にアン・サブスクライブすることができる「フェイルセーフ・アンサブスクライブ」機能があるLyris Email List Server 3.0を販売している。詳細情報はURL(http://www.lyris.com/)で知ることができる。日本国内では「fml」というML用サーバー・プログラムが広く使われている。無料メーリングリストで世界第1のeグループ(Groups)と、世界第2のワンリスト(OneList)は、1999年11月9日に合併を合意したことを共同発表致した。ただし、限定されたメーリングリストで、そこに参加していない人を欠席裁判やリンチようにめちゃくちゃに非難する空間まで登場し、個人の自己満足のメーリングリストになっていることも少なくない。中にはオーナーが気に入った人だけを参加させ、気に入らない者は削除し、参加者は全て部下のように扱う、MLの中で交換された情報を一切一般公開しないネオナチ(neo-Nazi)や、KKK(Ku Klux Klan/白人至上主義秘密結社)のような性格を持った危険な独裁メーリングリストまで登場している。メーリングリストの情報は、できれば閉鎖された環境を打破するために一般公開し、だれでも簡単に参加でき、脱会できるようにすべきかもしれない。もっともそこにはメーリングリストのオーナーが絶えず、悩む問題も存在していることだろう。2001年5月15日に長野県の田中康夫知事は、とかく噂が絶えないマスコミだけが出入りできる記者クラブを廃止し、インターネットなどを利用した電子新聞記者やミニコミ誌の記者、一般のニュースに興味がある人でも自由に出入りできるオープンな記者室「プレスセンター」を2001年6月末までに開設する「脱・記者クラブ」宣言を発表した。DDeclan McCullaghはSlashdot.orgで2003年6月16日に、EC(Council of Europe)をはじめ、米国、カナダ、日本、メキシコに向けて、Webログやメーリング・リストなどでニュースを転載するた場合の転載方法に関する新しいルールについて、「Europe: Right of reply ruling for online publications」最終要求案を公開した。詳細情報はURL(http://yro.slashdot.org/yro/03/06/16/1318241.shtml?tid=126&tid=153&tid=95&tid=99)で知ることができる。最終要求案はURL(http://www.cnet.com/4520-6022-5115113.html?type=pt&part=rss&tag=feed&subj=news)で読むことができるニュース側もブログ側もお互いにその内容を利用する可能性があることから、。これは重要な提案といえる。日本の新聞社のように巻頭URLだけ、タイトルの利用を禁止するといった考え方で、世界に通じるかどうか大いに疑問が残る。

[ML関連のURL]
●キーワード検索もできるML WorldのURL(http://mlw.list.ne.jp/)
●日本語版Cyberdogユーザー向けメーリング・リストのURL(http://jin.jcic.or.jp/kidsweb/)
●コンピュータ・ネットワーク学校教育利用技術メーリング・リスト「スクールテック」のURL(http://jin.jcic.or.jp/kidsweb/)
●ベジタリアン向けメーリン・グリスト「Veg-J」のURL(http://jin.jcic.or.jp/kidsweb/)または、URL(http://www.geocities.com/HotSprings/2525/mailing-list.html)
●海外・国内各地域の情報交換と、雑学の相互交流をしているリトルワールドメーリングリストの申し込み(littleworld-adm@y7.net)
●fmlのURL(http://www.fml.org/software/fml/)
●メーリングリストの掟のURL(http://www.freeml.com/GroupInfo.cgi?Group=mailrule)
●FreeMLのURL(http://weekly.freeml.com/)
●Archives are also available at ERIC:のURL(http://askeric.org/Virtual/Listserv_Archives/)
●メーリングリスト・サーチエンジンのURL(http://ericir.syr.edu/plweb-cgi/fastweb?searchform+listservs)
●米国のMLを検索できるようにLiving Internetが提供しているURL(http://www.livinginternet.com/l/lu_find.htm)
●Linuxを採用したML「Reader IC」のURL(http://www.freelists.org/about.html)
●MLの情報を検索できる「Reader DA」のURL(http://www.mail-archive.com/)