フードファディズム

food faddism


マスコミなどの宣伝を信じ、1つの食品が万病に効くと独断的に信じて、過大評価する消費者と、そのような情報を発信することの総称。また、実験的な情報が全て真実と信じ、実際の生活の中での検証を無視し、暴走した行為などもフードファディズムといえる。これらには、テレビなどで健康食品番組を提供し、何も知らないタレントが故意に驚き、あたかも全てが真実のように語るなど、マスコミなどから毎日のように流される情報に大きな責任があると指摘する研究者も多い。とくにハーブや漢方薬、βカロチン、オレイン酸、ドコサヘキサエン酸、クロレラ、有機野菜、無農薬野菜、天然酵母、有精卵、プロポリス、オリーブオイル、黒砂糖を始め、ビタミン剤、栄養補助剤などでも多くのトラブルが起こっている。フジTVで堺正章が司会を務める「発掘!あるある大事典」「発掘!あるある大事典2」をはじめ、健康関連情報番組として放送している内容も、十分に検討としてから放送する必要があり、とくに司会者が、絶対のように解説している内容に間違いが合った場合、後で修正しても取り返しが付かず、殺人に近い情報配信になりかねないともいえる。予測していた不安が明らかになり、フジテレビ系の関西テレビは2007年1月20日に、健康ブームに乗った情報番組「発掘!あるある大事典II」第140回「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」で1月7日に放送した番組では、納豆に含まれるイソフラボンが体内の特定のホルモンを増やし、ダイエット効果を生むことを紹介したが、2週間実験を行った8人について、血液検査や数値を測定していないにもかかわらず、架空の数字を用い、あたかも効果が出たかのような内容に仕立て、取材したテンプル大学(Temple University of Philadelphia)医学部のアーサー・ショーツ(Arthur Schwartz)教授のコメントも都合良く日本語訳した上で、研究内容も別の大学の教授が発表したものだったなど、架空の実験結果やデータ、専門家のコメントをねつ造して放送したことを発表し、千草宗一郎社長(62)らが謝罪した。この番組は、制作チームを9班に分け、事故防止のために約3カ月間かけて自己検証を繰り返してから番組を放送するなど、時間をかけた制作を売りにし、番組は関西テレビと番組制作会社「日本テレワーク」社の共同制作で、「日本テレワーク」社が複数の制作会社に発注し、取材や編集をしていた。詳細情報はURL(http://www.ktv.co.jp/070120.html)で知ることができる。テレビ局関係者に、かなりいい加減な体質が浸透してきたと言える。さらにそれを最もらしく解説するタレントの堺正章も困ったモノである。関西テレビは2007年1月23日に、「発掘!あるある大事典II」の中止と、社長をはじめとする処分を発表した。独立行政委員会は2007年3月2日に、「独立行政委員会による放送行政を求める緊急アピール」を公開し、賛同を求めた。日本民間放送連盟は2007年4月19日に開いた臨時総会で、関西テレビの除名を正式に決定した。除名になると、日本民間放送連盟が一括契約している著作権団体との交渉を個別に行わなくてはならなくなり、日本民間放送連盟とNHKで組織するジャパンコンソーシアムからもはずされる。詳細情報はURL(http://nab.or.jp/index.php?2007%C7%AF04%B7%EE19%C6%FC%20%A1%CA%CA%F3%C6%BB%C8%AF%C9%BD%A1%CB%CE%D7%BB%FE%C1%ED%B2%F1%A4%CE%B7%E8%B5%C4%BB%F6%B9%E0%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6)で知ることができる。