ビデオ・ダイヤルトーン

Video Dial Tone/VDT


電話回線を通じて映画やテレビなどの映像プログラムを伝送すること、または米国の地域電話会社が提供している家庭へのデジタルTV映像伝送システムの名称。1992年7月16日、FCC(Federal Communication Commission/米国連邦通信委員会)が電話会社自ら番組を制作しないという条件付きで放送と通信の融合を承認したことから、VDTサービスが可能になった。1993年1月からニューヨーク電話会社がリバティ・ケーブル(Liberty Cable)社の運営するCATVに番組のVDTサービスを開始している。米国のUSウエスト(US West Communications)社は1995年9月に、ネブラスカ州オマハ(Omaha)市の5万世帯を対象にテレチョイス(TeleChoice)という双方向機能も加えたVDTサービスの実験を1年間続けると発表した。これをマルチメディア通信の解禁という。通常、電話回線の通話に使っている帯域(band/電磁波周波数の範囲)では、毎秒9.6Kバイト程度の伝送速度でしかデータを送ることができない。ビデオ・ダイヤルトーンでは、通話の場合よりも広い伝送帯域を使って毎秒1.5Mバイト以上の伝送速度を実現している。しかし、伝送距離が短いので、電話局の周辺で利用する範囲に限定されるが、デジタル圧縮を使って、映像情報などを送ることも可能になると考えられている。ビデオ・テックスやケーブル・テレビ(CATV)など各種の通信にかかわる業界との間で今後、調整が必要とされている。ビデオ・ダイヤルトーンの発展型がビデオ・オン・デマンドである。またインターネット上には、「放送業界用語辞典」のURL(http://www.sakai.zaq.ne.jp/plaza_hoso/gyokai%20.html)や携帯電話番号販売リンクなど「番号」「数字」にこだわる「ゑー番号 数字倶楽部」のURL(http://www.geocities.co.jp/Playtown/1000/)などがある。