読唇携帯電話


唇の動きから、何を話しているかを関知し、会話ができる携帯電話の総称。唇の動きを画像処理で読み取り、読唇する画像音声認識技術や、口を動かすと、ほほからあごにかけての筋肉が動いて発生する電気信号(筋電信号)を読み取り、音の種類を識別するセンサーで、口をぱくぱく動かすだけで会話できる技術などが開発されている。例えば半谷研究室では、画像処理による音声認識技術を開発している。詳細情報はURL(http://www.hanlab.ee.kagu.sut.ac.jp/study/image/lipread.html)で知ることができる。また、鳥取大学工学部電気電子工学科電子回路研究室では、人の五感の連携を模したシステムの開発として、読唇システムを開発している。詳細情報はURL(http://akebia.jim.tottori-u.ac.jp/seeds/pdf/ele/ELE5.PDF)で知ることができる。日経新聞は2002年3月21日に、NTTドコモがダイヤルボタンの位置に筋肉の電気信号を測るセンサーを組み込んだ読唇携帯電話の試作機の開発に成功したと報道した。実験では「あいうえお(母音)」の5通りの音をほぼ100%の精度で識別できた。子音の読み取りも技術的に可能であることから、将来は人込みや騒音の中でも、声を出さずに会話ができるようになる。また、この技術を活用することで、難聴者が筋肉の動きを訓練することで、マイクを使ったり、テロップで会話が可能になる。詳細情報はURL(http://www.nikkei.co.jp/news/main/020322htop.html)で知ることができる。日本ビクターは2002年3月28日に、経済産業省の新規施策「ITバリアフリープロジェクト」の一環である「障害者・高齢者等向け情報システム開発事業」に選定されて開発してきた、ラジオなどの話し手の声をデジタル信号処理技術により、クリアーで聞き取りやすい音声に変換し、コミュニケーションの円滑化を実現する「聴取補助システム」を開発したことを発表した。詳細情報はURL(http://www.jvc-victor.co.jp/products/others/cyousyuhojyo.html)で知ることができる。