電子図書館/2004年

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米国のGCN(Goverment Computer News)は2004年3月8日に、米国議会図書館(Library of Congress)に映像ポータルを構築するため、NFS(National Science Foundation/全米科学財団)がUS$90万の予算をワシントン大学(University of Washington)、ルトガース大学図書館(Rutgers Universities Libraries)、ジョージア工業大学インタラクティブ・メディア技術センター(Georgia Institute of Technology's Interactive Media Technology Center)へ提供したと報道した。詳細情報はURL(http://www.gcn.com/23_5/tech-report/25133-1.html)で知ることができる。
イギリスのScotman.comは2004年4月30日に、1,000点以上のオリジナルを含む1841年から1992年に出版されたイギリスの風刺漫画パンチのアーカイブを保有していたモハメッド・アル・ファイド(Mohamed al Fayed/ダイアナ妃がパリで事故死したとき、同乗して死亡したエジプト人で婚約者Fayedの父親で、百貨店ハローズのオーナー)が、アーカイブを大英博物館(British Library)に売却したと報道した。詳細情報はURL(http://news.scotsman.com/latest.cfm?id=2862553)で知ることができる。
the Dailystarは2004年5月29日にバングラディッシュにあった、米国のIRC(Information Resource Center/アメリカン情報センター)、イギリスのブリティッシュ・カウンシル(British Council)、フランスのFrench Allianceセンター(French Alliance Center)およびドイツのゲーテ・センター(Goethe Centre)が行った活躍と、バングラディッシュでのイラク戦争に対する反対運動など、その影響についてRon Chepesiukが紹介した、「Libraries in search of a future」を公開した。そこには当然、政治的な背景もあり、文化という名目での洗脳材料にも利用されていまるが、とくに、そのような政府が提供してきた電子図書館がインターネット上に登場 し、その情報が将来の国への信頼や不信につながろうとしていることが指摘されている。詳細情報はURL(http://www.thedailystar.net/2004/05/29/d405291503102.htm)で知ることができる。
日本のように湯水のような無償援助を続けても、そこには金持ちが貧乏人にお恵みを与えているだけであり、反感さえうけることになりかねない。これはサイバー・リテラシーが政府や国の将来にまで影響を与える可能性まで指摘した事例とといえる。
公共図書館を訪れる人が減り、それと同時に、一人あたりに必要な図書館の経費は反比例して高額化し、予算が削られ、購入できる本の量も激減し、資金を必要とする 公共図書館は、資料を放出するようになり、恐ろしい崩壊に向けたサイクルが 急速に回転しはじめて、公立図書館が閉鎖の危機に遭遇していると報告したイギリスのHampshire libraryのレポート[Who's in Charge(誰が金を払うのか)」をLibriが初めて PDFで2004年4月27日に公開した。詳細情報はURL(http://www.rwevans.co.uk/libri/Who%27s%20in%20char_e_(as%20printed.pdf)で知ることができる。
米国のCLIR(Council on Library and Information Resources/図書館と情報リソース会議)は2004年6月に、図書館における印刷および電子フォーマットの価格と管理を比較した最新レポート「New, Full Text Report, The Nonsubscription Side of Periodicals: Changes in Library Operations and Costs between Print and Electronic Formats」をPDFで公開した。詳細情報はURL(http://www.clir.org/pubs/reports/pub127/pub127.pdf)で知ることができる。
Register GuardのNicole Winfieldは2004年6月12日に、15世紀に建設されたバチカン図書館(Vatican Apostolic Library)が古代と最新技術を織り交ぜる挑戦を開始したと 「Vatican library mixes ancient, new technology」を公開した。詳細情報はURL(http://www.registerguard.com/news/2004/06/12/f4.rel.library.0612.html)で知ることができる。米国議会図書館(Library of Congress)では2004年6月に特別展示として「Emile Berlinerと記録する産業の誕生(Emile Berliner and the Birth of the Recording Industry)」を公開した。詳細情報はURL(http://memory.loc.gov/ammem/berlhtml/berlhome.html)で知ることができる。
そして現在、どのようなすばらしい「記録」や「頭脳」も、倉庫の奥にしまって置いては意味が無くなってきたことから、「記録する産業」から「記録を公開する産業」への変貌が求めらるようになり、「記録の共有」が叫ばれるようになってきている。
The Council on Library and Information Resourcesが2004年4月に出版した、未来の知的資源とした未来タイムトラベル・ツール図書館について、Daniel Greenstein(the California Digital Library)、Anne Kenney(Cornell University Libraries)、Bill Ivey(the Curb Center for Art, Enterprise, and Public Policy at Vanderbilt University)、Brian Lavoie(Research Scientist in the Office of Research at OCLC Online Computer Library Center, Inc. Since joining OCLC in 1996)、Abby Smith)the director of programs at the Council on Library and Information Resources (CLIR) in Washington, D.C. She joined CLIR in 1997)が執筆している「Access in the Future Tense(未来時間アクセス)」の全文を公開した。詳細情報はURL(http://www.clir.org/pubs/reports/pub126/contents.html)で知ることができる。
Institute of Museum and Library service(博物館図書館サービス研究所)は2004年7月13日に、「Over $14.7 Million to Recruit New Librarians for 21st Century(21世紀のための図書館はUS$1470万以上のリクルートを創出する)」を公開した。詳細情報はURL(http://www.imls.gov/whatsnew/current/071304-3.htm)で知ることができる。
イギリスの大英図書館(British Library)NAO(National Audit Office)が2004年7月28日に、図書館の電子化、コンピュータ化に対する評価レポート(National Audit Office Report)「Providing services beyond the Reading Rooms」をPDFで公開しました。詳細情報はURL(http://www.nao.org.uk/publications/nao_reports/03-04/0304879.pdf)で知ることができる。
イギリスのE-LIS(E-Prints in Library and Information Science)は経済維持能力の達成に対する鍵として、電子図書館が不可欠になり始めているが、それを維持し続ける電子図書館プロジェクトが本当に存在するかどうか懸念されはじめていると「Sustainability for digital libraries(電子図書館維持能力)」を公開した。詳細情報はURL(http://eprints.rclis.org/archive/00001930/01/sustainlrfinal.doc)で知ることができる。ALA(American Library Association/米国図書館協会)は、21世紀最初の10年間ということから2010年までの開発計画表「ALAhead to 2010」を公開した。詳細情報はURL(http://www.ala.org/ala/ourassociation/governingdocs/aheadto2010/aheadto2010.htm)で知ることができる。
電子図書館などで利用される、2004年の情報フォーマットについて、OCLC(Online Computer Library Center)がレポート「2004 Information Format Trends: Content, Not Containers」をPDFで公開した。詳細情報はURL(http://www5.oclc.org/downloads/community/2004infotrends_content.pdf)で知ることができる。CNNは2004年10月14日に、バチカン図書館が、マヌスクリプトや最古の完全な聖書など、160万の古書の収集追跡を可能にするため、2003年から最先端技術を導入して「希少本のDNA」をそれぞれの本に与える作業で、すでにバチカンの古書30,000冊にRFIDチップを導入したと報告した。
つまり、これまでにも、蔵書印などで、どこの図書館にあった本だったのかなどは判明していたが、RFIDが蔵書印や蔵書票(エクスリブルス)の役目をするようになると、あまりにも実用的になりすぎ、多くのアーティストが作ってきた蔵書票とは違い、何となく味気ないことになる。また、このような技術が多くの図書館で導入すると、これからは古書屋さんも大変で、ナチによって持ち出された絵画の返還裁判のように、古書屋で発見された本がどこの図書館から流出した本で、その流出経緯によっては返還請求なども起こることだろう。これからは安易に古書の購入すると事件に巻き込まれる可能性が出てきた。詳細情報はURL(http://edition.cnn.com/2004/TECH/10/14/spark.rfid.vatican/)で知ることができる。
Googleは2004年12月14日に、米国やイギリスの公立図書館の蔵書をスキャンし、本文をオンラインで検索できるようにするGoogle Printの拡張計画を発表した。この計画には、ハーバード大学(Libraries of Harvard)、スタンフォード大学(Libraries of Stanford)、ミシガン大学(University of Michigan)、オックスフォード大学(University of Oxford)の各図書館と、ニューヨーク市立図書館(New York Public Library)が協力する。詳細情報はURL(http://www.google.com/press/pressrel/print_library.html)で知ることができる。
Los Angeles Timesは2004年12月25日に、Googleが実施しようとしている電子図書館計画と奨学金制度について、「Digitizing Our Libraries」を公開した。詳細情報はURL(http://www.latimes.com/news/opinion/commentary/la-le-library25dec25,1,2077917.story?coll=la-news-comment-opinions)で知ることができる。

[これまでの蔵書記録]
●200万冊のコレクションを1946年に構築したワシントンのHenry De Wolf Smythの「A General Account of the Development of Methods of Using Atomic Energy for Military Purposes Under the Auspices of the United States Government, 1940-1945」
●400万冊のコレクションを1966年に構築したLycophronの「Alexandra. Poema Obscurum」
●500万冊のコレクションを1975年に構築したマサチューセッツのCambridgeの「The Holy Bible: Containing the Old Testament and the New. Translated into the Indian Language」
●600万冊のコレクションを1982年に構築したJohn Flamsteedの「Historiae Coelestis」
●700万冊のコレクションを1986年に構築したマインツのBernhard von Breydenbachの「Peregrinatio in Terram Sanctam」
●800万冊のコレクションを1992年に構築したFrank Lloyd Wright and William Herman Winslowの「The House Beautiful」
●900万冊のコレクションを1998年に構築したドイツの「Practica et Arte di Cavalleria」


Albert Robidaが描いたエジソンとグーテンベルグ
Albert Robidaが描いた火力図書館マシン
Illustrirte Zeitung1845年3月1日号に掲載された当時最新のミュンヘンの図書館
ミュンヘン王立図書館の階段
ガートナージャパンが2004年2月17日に公開した自治体文書管理機器導入状況と職員のユーザー満足度
Privacy Internationalが2004年4月27日に公開したIDカードとテロリズムに関するレポート
Who's in charge
Who's in chargeのリリース
Illustrirte Zeitung1854年9月23日号に掲載されたアレキサンドリア図書館跡
Illustrirte Zeitung1854年10月28日号に掲載されたFerdinand Hirt伯爵の資料室
Illustrirte Zeitung1854年10月28日号に掲載されたFerdinand Hirt伯爵の雑誌資料室-1
Illustrirte Zeitung1854年10月28日号に掲載されたFerdinand Hirt伯爵の雑誌資料室-2
CLIRが2004年6月に公開した、図書館における印刷/電子フォーマットの価格と管理比較レポート
Access in the Future Tense-1
Access in the Future Tense-2
Access in the Future Tense-3
Access in the Future Tense-4
Access in the Future Tense-5
Access in the Future Tense-6
Access in the Future Tense-7
Access in the Future Tense-8
British Libraryが2004年7月28日に公開したProviding services beyond the Reading Rooms
Sustainability for digital libraries(電子図書館維持能力)
FBIの2004年 2009年計画
2004 Information Format Trends: Content, Not Containers
1946年頃の米国議会図書館
議会図書館内部プラン
議会図書館建設現場
Approved 1818年1月30日にThomas Jeffersonの図書館購買認可法に添った認可リスト
議会図書館図書整理整理風景
1946年頃の議会図書館の内部センター