電子秘書

electronic secretary


情報化社会が発展すればするほど、通信網の中にはあふれるような情報が行き交い、見たい情報がどこにあるのか判然としないことになる。そこで情報を整理し、ユーザーがもっとも必要としている情報だけを選択してくれる、夢のような個人でも使える秘書機能の総称。NTTのユーザー・システム部では、音声認識、画像合成、オート転送、音声合成、画像認識などの技術を使って育てた電子秘書の試験運用を幕張のアネット幕張で行っている。工業技術院電子技術総合研究所(電総研)では、通産省のリアル・ワールド・コンピューティング(Real World Computing/RWC)研究計画の一環として、カメラの目を持った電子秘書がマルチ・モダールの技術を駆使して作られている。ソニー・コンピュータ・サイエンス研究所(SCL/Sony Computer science Laboratory)では、人間同士の会話の内容を把握し、会話に参加してくる電子秘書を開発している。一時期は、電子手帳やワープロなどに付いていた電話帳機能、メモ機能、住所録機能、時計機能、予定表機能、カレンダー機能なども電子秘書機能といっていた。IBMは、個人の癖や好みを記憶してユーザーの代わりに、インターネット上で動くエージェント(代理人)が情報を取得してきたり、発信することができる電子秘書技術を開発した。