超音波聴覚

Ultrasonic Hearing

骨伝導

高度難聴者でも超音波が聴取できることが明らかとなり、高齢化社会に伴い通常の補聴器では聞えない高度難聴者の数が増えているが、良い代替方法がなかったことから、脳磁計(MEG/Magneto Encephalo Graphy)を用いて骨導超音波刺激による音声知覚応答を客観的に計測し、高度難聴者に使用可能な超音波補聴器を開発するための基礎研究の名称。電子技術総合研究所では、聴覚健常者及び高度難聴者の双方で、MEGを用いて計測した骨導超音波刺激による言語識別結果に基づいて、言語音の伝達特性の最適化をはかり、高度難聴者用超音波補聴器の開発研究が進められている。電子技術総合研究所彙報の情報はURL(http://www.etl.go.jp/jp/results/bulletin/index.html)で知ることができる。MEGについてはURL(http://www.hiroshima-u.ac.jp/Committee/forum/33-1/forum8.html)または、URL(http://www.masa.go.jp/epi/meg.html)または、URL(http://www.med.keio.ac.jp/rehabil/pages/topics/oki9903/what_is_meg.html)で知ることができる。NTTは1997年12月10日に、屋外など騒音の激しい場所で、携帯電話やPHSで通話をするときに使う本体に特殊なマイク機能を組み込んだイヤホン型の通話装置「MiMie」を発表した。MiMieはユーザーの声が空気中を伝わる音と、頭の骨を伝わる音の2種類の音を混合して相手に届ける。米国のモトローラ社が2001年5月21日に、未来の技術として発表した腕にはめて、耳の代役になる聴覚センサー・システムHearing Handを発表した。三洋電機は2002年1月17日に、高齢者などでは聞き難かった電話の音を骨伝導技術を採用して聞き取りやすくなった電話機「聞こえちゃう(TEL-KU1)」を発売した。詳細情報はURL(http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0201news-j/0117-1.html)で知ることができる。また、インターネット上には脳について知ることができるBrain Explorerもある。詳細情報はURL(http://www.brainexplorer.org/)で知ることができる。日立製作所中央研究所と、国立循環器病センターは共同で、慢性的なめまい感に関連する脳内神経活動を画像化した状態観察に、世界で初めて成功したと、2002年11月19日に発表した。また、めまいの原因が聴覚等の末梢神経の変調によるとの説に基づき、脳内神経活動の状態を観察する国立循環器病センタが提案し慢性めまいの検査手法として、耳から1kHzの弱い信号音を聞かせた時に被験者の側頭部を計測したところ、健常者では脳内の聴覚野と呼ばれる部位のうち1箇所に電流分布が認められたのに対し、めまい感を持つ患者では脳内に広がったうずまき状の電流分布となることを初めて発見した。さらに、めまい感を持たない11人の電流量の積和は約1.59±0.46であるのに対して、めまい感を持つ患者27人の場合には3.53±1.34となり、二つのグループで統計処理に有意な差が得られる定量化手法を用い、慢性めまい感を持つ方と、めまい感を持たない方と ローカル・ナビゲーシの間に有意な差があることが明らかになった。詳細情報はURL(http://www.hitachi.co.jp/New/cnews-m/2002/1119b/index.html)で知ることができる。KDDIのツーカーグループは2003年12月9日に、2003年12月下旬から世界で初めて骨伝導方式を採用したSonic Speaker(ソニックス・ピーカー)を搭載した三洋電機製携帯電話「TS41」を発売することを発表した。詳細情報はURL(http://www.tu-ka-tokai.co.jp/press/186.html)または、URL(http://www.tu-ka-tokai.co.jp/lineup/ts41_main.html)または、URL(http://www.tu-ka-kansai.co.jp/product/lineup/ts41.html)または、「TS41」の取扱説明書があるURL(http://www.tu-ka-tokai.co.jp/torisetu/pdf/TS41_tori.pdf)で知ることができる。ユニバーサル・デザインとはいわないが、視覚障害者、聴覚障害者、手足の不自由な人、高齢者が利用できるように開発された技術を一般にも提供することによって、より使いやすい環境を提供できることが多く判り、注目されるようになっている。例えば、聴覚障害者のために開発された超音波聴覚技術を携帯電話に導入し、騒音の中でも会話が聞き取れる「骨伝導携帯電話」などがそれである。ユニバーサル・デザインといった漠然とした言葉で車を開発している企業も出ているが、視覚障害者、聴覚障害者、手足の不自由な人、高齢者のために開発した技術を一般車に導入することで、一般に起こっている事故を回避できる技術が隠されている可能性は非常に高いといえる。ペガソは2005年12月27日にオーディオ用骨伝導ステレオヘッドホンの新製品「オーディオボーン」を発表したが、開発元である ゴールデンダンスからの供給が終了し、販売を中止した。ペガソではオーディオ用骨伝導ステレオヘッドホン「VIBONE」を販売している。詳細情報はURL(http://www.pegaso.co.jp/)で知ることができる。


MEG
高度難聴者に対する母音変調超音波の識別反応の信号源
超音波補聴器の試作1号器
骨伝導電話機「聞こえちゃう(TEL-KU1)」
「高齢者のIT利用特性データベースの構築等基盤設備整備事業について」
2002年9月27日に経済産業省が発表した高齢者のIT利用特性実験概要
2002年9月27日に経済産業省が発表した高齢者のIT利用特性研究
高齢者のIT利用特性-1
高齢者のIT利用特性-2
三洋電機製携帯電話「TS41」
「TS41」の骨伝導方式イメージ解説
「TS41」イメージ
「TS41」の取扱説明書
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-1
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-2
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-3
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-4
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-5
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義手-6
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義足-1
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義足-2
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義足の足首
Illustrirte Zeitung1851年8月23日号に掲載された義足や義手の関節部分
Illustrirte Zeitung1852年4月17日号に掲載された眼鏡
外務省が2004年7月9日に公開した障害者権利条約の作成議論概要
Illustrirte Zeitung1856年5月10日に公開された分解画像眼鏡広告
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