スピーチオ

speechio


廣済堂が2001年4月に「デジタルパブリッシングフェア2001」の廣済堂ブースに出展し、正式発表した、活字へのアクセスの難しい視覚障害者や高齢者向けに印刷された文字(テキスト)情報を直接読み上げる小型読み取り装置の名称。詳細情報はURL(http://www.sp-code.com/speechio/speechio.html)で知ることができる。2004年3月25日に商品化し、「スピーチオ」の131万画素の読み取り部、シリアル・インタフェースはRS-232C、電源は専用ACアダプタ、バッテリーは単三型電池4本、バッテリー寿命約1時間、音声再生は内蔵スピーカーまたはイヤホン、外形寸法は幅100mm×奥行142mm×高さ140mm、重量約600g(バッテリー含まず)の「スピーチオ」を発売した。「スピーチオ」は、切手サイズに800字を記録できる2次元コード「SPコード」を読み取るデジタルカメラと音声出力装置を内蔵し、合成音声で再生する。出力音声は男女2種類あり、音程と音量、音声読み上げ速度は切り替えできる。またピンを上下させて点字を表示する点字ディスプレイを接続すれば、点字でも出力できる。また廣済堂では「スピーチオ」の発売に合わせて、「SPコード」の公式サイトで、MS Wordに対応した専用ソフト「SP Code Maker」を無料で公開した。詳細情報はURL(http://www.sp-code.com/)で知ることができる。既に三重県をはじめ、名古屋市や四日市市などの自治体で導入が決まっているほか、米国最大の盲人団体NFB(全米盲人連合)では英語版「スピーチオ」を2004年度に2000台導入する予定になっている。価格は11万5000円(非課税)。またスピーチオは2003年4月に、厚生労働省から視覚障害者用の「日常生活用具」に指定され、給付金の対象として認定した。視覚障害者は、薬局などで受け取った処方せんを読むことができず、誤飲する危険性を指摘されていることから、厚生労働省は2006年2月に、情報バリアフリー化を促進する手段として、コードを読み取り機にかけると、その内容を合成音声が読み上げるSPコード付「スピーチオ」を活用するよう呼びかける通知を日本病院会や日本医療法人協会に出した。