IMAP4

Internet Message Access Protocol 4>>IMAP4rev1(RFC2060)

インターネット・アクセス・プロトコル4>>アイマップ4

主流であったPOP3の後継として開発された、メールサーバが受信した電子メールにメーラーからアクセスするためのプロトコル・バージョン4の通称。ただし、米国などの英語圏で、「アイマップ・フォー」といった場合、「my map for」と誤解され、通じないことが多いことから、インターネット・アクセス・プロトコル4、またはアイ・エム・エー・ピー・フォーと覚えることを薦める。米国のMicrosoft社、Apple社、ネットスケープ・コミュニケーションズ(Netscape Communications)社、サン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems)社、Qulcomm社などが今後メッセージング・システムのプラットフォームに採用すると発表している。IMAPは、1986年にスタンフォード大学(Stanford University)のDEC-20に使われた。1988年には、最初のRFC(Request for Comments)となるRFC 1064として複数のメールボックス、タグ、フラグなどの仕様が含まれたIMAP2が発表された。1994年にはRFC 1730として最初のIMAP4の仕様が発表され、1995年にはワシントン大学IMAP4サーバー(UW IMAP)の開発が始まった。1997年には、RFC 2060として、IMAP4rev.1がまとめられ、2000年には現実的な問題に対処するため、インターネット関連のプロトコル標準化団体IETF(Internet Engineering Task Force/インターネット技術特別調査委員会)でIMAP Extentionワーキング・グループが始まった。POP3がメール・サーバーからメールをパソコンに読み込むためだけのプロトコルであるのに対し、IMAP4はメールをサーバーのフォルダに保存したり、そのフォルダを操作したりできるプロトコルで、パソコンにメールボックスのフォルダを持つように、サーバーにメールボックスのフォルダを持って管理できるようになる。これは、インターネットがイントラネットに、そしてエクストラネットに発展する過程で、現実の業務にメールが多用されるようになったことから開発され、注目されるようになってきた。IMAP4に関しては、オレンジソフトがURL(http://www.orangesoft.co.jp/imap4/)で多くの情報を提供し、また関連URLやメーリング・リストを受け付けている。オレンジソフトは、Javaで開発したIMAP4対応のメールソフト「Jerry」α版を試作し、1998年8月に公開した。インターネット上のセキュリティに関して情報収集や防止策の検討などを行なうコンピュータ緊急対応センター(JPCERT/CC)は、1997年9月9日にIMAPサーバーのセキュリティ・ホールをついたアタックの危険性について緊急報告を公開した。また、1998年7月20日にはCERT(Computer Emergency Response Team/米国のセキュリティに関する調査機関) Coordination Centerも、いくつかのセキュリティ・ホールがあるとする報告「CERT Advisory CA-98.09」を発表した。詳細情報はURL(http://www.cert.org/advisories/CA-98.09.imapd.html)で知ることができる。1998年2月にIDOと提携したインターキューは1999年2月3日に、インターネット接続サービス「DA・RE・DE・MO(ダレデモ)インターネット」でIMAP対応メールサーバーを新設し、業界初のIMAP4対応のEサービスを始めると発表した。詳細情報はURL(http://www.interq.ad.jp)で知ることができる。BIGLOBE SoftPlazaでは1999年5月から、IMAP4の解説を開始した。オレンジソフトは、IMAP4をサポートする主に電子メールソフトの開発者を対象にしたクラスライブラリOIMC(オレンジソフト・インターネット・メッセージ・クラス)を開発し、1999年6月より販売を開始した。詳細情報はURL(http://www.orangesoft.co.jp/)で知ることができる。グローバルメディアオンラインが提供してきた、ダイヤルQ2を使った非会員制インターネット接続サービス「interQ ORIGINAL」は2002年1月22日に、「interQ ぽっきり」は2002年1月21日に撤退した。