HMD

Head Mounted Display

ヘッド・マウント・ディスプレイ>>ゴーグル型ディスプレイ装置>>頭部装着型立体映像表示装置

頭部搭載型のディスプレイの総称。左右の目にそれぞれ用意された小型の画像表示装置に立体映像を映すこともできる。また、磁気センサなどの位置検出装置で顔の向いている方向や角度を計測し、仮想の空間内にいるような体験をすることができる。HMDをつけた人が右のほうを見るとディスプレイにも右を向いたときに見えるはずの映像が表示される。コンピュータでつくられた仮想世界のなかに自分が入り込んだような錯覚を体験することができる。画像は液晶スクリーンや小型のCRTをメガネのように両眼に接近させて表示する。頭の位置や方向は、内部に仕組まれたジャイロなどの情報を磁気センサーで検出することによってわかるようになっている。初期のHMDには、マサチューセッツ工科大学(MIT/Massachusetts Institute of Technology)のAI 研究者マービン・ミンスキー(Marvin Minsky 1927〜)によるものや、1970年に発表されたアイバン・サザーランド(Ivan E. Sutherland 1938〜/イワン・サザーランド)のものが知られている。詳細情報はURL(http://www.sun.com/960710/feature3/ivan.html)または、URL(http://www.cc.gatech.edu/classes/cs6751_97_fall/projects/say-cheese/marcia/)またはWindows Into Alice's Wonderland A head-mounted three-dimensional displayのURL(http://www.sun.com/960710/feature3/alice.html#pics)で知ることができる。米国のVPL(Visual Programing Language)社で開発されたRB2(Reality Built for 2)は「Eyephone(アイホン)」というカラー液晶のHMDと手の動きを検出するデータ・グローブを組み合わせたシステムで、ジャロン・ラニアー(Jaron Lanier 1960〜)が開発した。ジャロン・ラニアーは、25歳のときにVPL社を設立し、ATARI社でMoonDustというゲーム・ソフトのプログラム開発を手がけた人物としても有名である。NASA(National Aeronautics and Space Administration/米国航空宇宙局/ナサ)ではHMDで仮想データ表示空間を映すVIEW(Virtual Interface Environment Workstation)という仮想環境ワークステーションが開発されている。その他、多数のセンサーで体の動きを検出するボディ・スーツなど、さまざまなインタフェースとHMDを組み合わせたVR(仮想現実感)システムが開発されている。1996年6月21日にソニーは、2m先に52型の画面がある感覚で映像が楽しめるHMDのグラストロンと携帯型ビデオCDプレイヤーD-V500を発売した。液晶シャッターを開閉すればHMDを装着しながら、外の様子も見ることができる。安全性は確認済みだが、ソニーとして15歳以下の子供がゲーム器用ディスプレイとして使用することは推賞しないという。一方、タカラはイギリスのバーチャリティー(Virtulity)社と共同でゲーム機に接続するHMDダイノバイザーを開発し、1996年9月14日から発売した。島津製作所は1997年10月に、HMD内部で発せられる赤外線で瞳の中心点を測ることで視点を検知し、約1m先の空間に浮かんでいるように見える文字列などを約1秒間見つめるだけでパソコンが動く、パソコンの入力・操作装置を発表した。ハンガリーのアルバコンプ(Alvacomp)社は、ソニーが開発した縦10.5mm、横14mmのバックライト型超小型液晶ディスプレイを利用して、重さは30g、画素数は18万のメガネの上に装着する超小型のコンピュータ用ディスプレイ「パーソナル・モニタ(Personal Monitor)」を開発した。既にブダペスト市内のSOTE医科大学では、腸の中に挿入する腹こう鏡の画面を映し出すなどの医療用機器として試験利用を開始している。オリンパス光学工業は、フリーシェイプト・プリズムを実用化して家庭のテレビ、ビデオ、LDプレーヤー、DVDプレーヤー、ゲーム機などに接続して利用するメガネタイプの小型ディスプレイ「Eye-Trek(アイトレック)」を開発し、1998年4月14日から発売開始した。Eye-Trekを利用すると、2m先にある62インチのテレビ画面を見ていると同様の迫力ある臨場感を味わうことができる。詳細情報はURL(http://www.olympus.co.jp/LineUp/HMD/fmd011f.html)で知ることができる。オリンパス光学工業は、Eye-Trekが予想以上に反響が大きかったことから、さらに本格化したバーチャルリアリティによる訓練や人間の感覚に関わる生理研究、インターネットでのバーチャルモールショッピングなど、VRの世界で利用できるMediamask(メディアマスク) MW601-V200を1998年10月26日に発表した。すでにバーチャルリアリティ(仮想現実感)の研究分野やナムコ等のアミューズメント分野で幅広くご利用されている。オリンパス光学工業は1998年12月5日に、Eye-Trekのカラー・バリエーションを発売した。詳細情報はURL(http://www.olympus.co.jp/LineUp/HMD/fmd011brp.html)で知ることができる。ソニーは1999年 10月 5日に、95gのGlasstron Lite(グラストロン・ライト)PLM-A35を発売した。詳細情報はURL(http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/199910/99-1005/)で知ることができる。URL(http://www.comicro.com/news/pr010105.html)で知ることができる。米国のMICROVISION社は宇宙開発、病院の手術、工場などの組立など、モニタを確認しながら作業する仕事に従事している人達のために、網膜にレーザー光線を直接当てて目の前に画像を浮び上がらせるノマド(Nomad-displayed)を開発し、すでに多くの病院で採用されていることを発表している。詳細情報はURL(http://www.mvis.com/)で知ることができる。対米テロ事件の発生を受けて国防総省が先端IT技術の採用を優先事項にしたことを受け、米国のフラットディスプレーのメーカーなどで構成するUSDC(United State Display Consotium/USディスプレイ・コンソーシアム)は2001年12月5日に、軍用のヘッド・マウント・ディスプレイやプロジェクタなど、米国政府から$670万の拠出を受けて次世代ディスプレイの開発と製造でARL(米陸軍調査研究所/U.S. Army Research Laboratory)と協力すると発表した。詳細情報はURL(http://www.usdc.org)または、URL(http://www.arl.army.mil/)で知ることができる。視覚的錯覚をテーマに、世の中の不思議な驚きを与えてくれる道具がいっぱいあるDevices of WonderというURL(http://www.getty.edu/art/exhibitions/devices/choice.html)もある。米国のMicrovision社は、2年にわたって評価試験を続けてきたヘッドマウントディスプレイ「Nomad Personal Display System」の出荷を2002年1月2日に開始したと発表した。詳細情報はURL(http://www.corporate-ir.net/ireye/ir_site.zhtml?ticker=mvis&script=410&layout=-6&item_id=241368)または、URL(http://www.mvis.com/prod_nomad.htm)で知ることができる。三洋電機は視力が極めて低い人でもテレビやパソコンの映像をはっきり見ることができる、矯正視力が両眼で0.6未満の人が対象の装着型のディスプレーを大阪市立大学の志水英二教授らと共同で開発した。日本アビオニクスと四国総合研究所は2005年3月28日に、赤外線サーモグラフィとHMDを組み合わせ、赤外線映像と実物を重ね合わせて表示できるハンズフリー赤外線ゴーグルの試作機を開発したと発表した。詳細情報はURL(http://www.avio.co.jp/news/html/050328tvs.htm)で知ることができる。ナムコとバンダイは2005年5月2日に、2005年9月29日に持株会社「バンダイナムコホールディングス」を設立し、経営統合すると正式に発表した。詳細情報はURL(http://www.namco.co.jp/pr/release/51/51-050502.pdf)または、URL(http://www.namco.co.jp/pr/release/51/51-050502refer.pdf)または、URL(http://www.bandai.co.jp/releases/images/3/21567.pdf)で知ることができる。経済産業省製造産業局日用品室は2005年9月22日に、バンダイおよびナムコから2005年9月20日付けで提出された「事業再構築計画」について、産業活力再生特別措置法第3条第6項の規定に基づき審査した結果、同法第2条第2項第1号に規定する事業の構造の変更及び同項第2号に規定する事業革新を行う者として同法で定める認定要件を満たすと認められたため、2005年9月22日付けで事業再構築計画の認定を行ったと報告した。詳細情報はURL(http://www.meti.go.jp/press/20050922003/20050922003.html)で知ることができる。申請から2日で認定されたことになる。経済産業省は2006年2月23日に、バンダイナムコホールディングス、バンダイおよびナムコから2006年2月20日付けで提出された「事業再構築計画」について、産業活力再生特別措置法第3条第6項の規定に基づき審査した結果、同法第2条第2項第1号に規定する事業の構造の変更及び同項第2号に規定する事業革新を行う者として、同法で定める認定要件を満たすと認められ、事業再構築計画の認定をしたと報告した。詳細情報はURL(http://www.meti.go.jp/press/20060223003/20060223003.html)で知ることができる。


Ivan E. Sutherlandが1967年頃に開発したHMD
Eye-Trek
Eye-Trek装着例
Mediamask MW601-V200
カラー版Eye-Trek
Royal National Institute for the Blindが視覚障害者のために開発した初期の点字
Poyetが19世紀に考えた万能コンピュータThe Forget-Me-Not Computer
Boris Artybasheffが1966年に描いた自動人間
PLM-50
PLM-50の構造
PLM-A35
Eye-Trek「FMD-200」
FMD-200装着例
米国のインターネットを使う子供と、使わない子供の比較
子供達がよく使うソフト
パイオニアポータブルDVDプレーヤー「PDV-20」と接続したEye-Trek FMD-250W
Eye-Trek FMD-250W
Eye-Trek「FMD-250W」オプション 「ET-MC02P」
Eye-Trekシリーズ オプション「ET-CK20P」
Eye-Trek FMD-250Wと「ET-MC02T」の接続例
MED200AS 専用接続ケーブル「ET-MC02T」
MED200AS 専用接続アダプタ「ET-CK20T」
Eye-Trek FMD-200と「ET-CK20T」の接続例
meteor craterの錯覚-1
meteor craterの錯覚-2
プレステ2専用のEye-Trek FMD-20P
Eye-Trek FMD-20P本体
プレステ2とEye-Trek FMD-20P
米国における8〜12歳の子供とインターネット
ミノルタのホログラフィック・シースルーブラウザ
Nomad-displayed
機械の組立に利用したNomad-displayed-1
機械の組立に利用したNomad-displayed-2
機械の組立に利用したNomad-displayed-3
土木に利用したNomad-displayed
町中で書類の確認に利用したNomad-displayed
病院の手術に利用したNomad-displayed-1
病院の手術に利用したNomad-displayed-2
パイロットが利用したNomad-displayed
1990年からのハンガリーの情報通信
月面着陸で脚光をあびたケネディー元大統領の本音テープ
GAOが2001年11月27日に公開したNASAのアーカイブ構築プラン
Nomad Personal Display Systemの解説スペック
Nomad Personal Display Systemの見た目ムービー
Nomad Personal Display System360度回転
Microvision社が開発した軍隊用HMD
米国政府が2003年度として要求した国防予算と1999年の25カ国国防予算
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 1997
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 1998
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 1999
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 1999の付録
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 2000
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 2000の付録
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 2001
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 2002
Illustrirte Zeitung1845年2月1日号に掲載されたLachmann教授が開発した点字
Lachmann教授が開発した視覚障害者用幾何学文字
Lachmann教授が開発した視覚障害者用数学文字
Lachmann教授が開発した視覚障害者用計算機
Illustrirte Zeitung1845年3月1日号に掲載された視覚障害者用タイプライター
Illustrirte Zeitung1845年3月1日号に掲載された1838年崩壊したPesthの視覚障害者施設
Pesthの視覚障害者施設再建に努力したAnton Dolezalek
Pesthの視覚障害者施設再建に努力したValentin Hauy
再建されたPesthの視覚障害者施設
Pesthの視覚障害者施設にある視覚障害者訓練装置-1
Pesthの視覚障害者施設にある視覚障害者訓練装置-2
Illustrirte Zeitung1847年3月20日号に掲載された整形手術-1
Illustrirte Zeitung1847年3月20日号に掲載された整形手術-2
Illustrirte Zeitung1847年3月20日号に掲載されたこれ以上の不幸はない整形手術
Illustrirte Zeitung1847年3月20日号に掲載された馬鹿げた治療
Illustrirte Zeitung1853年1月15日号に掲載された世界で最初の布製呼吸マスク
Illustrirte Zeitung1853年3月5日号に掲載されたDresdenの病院-1
Illustrirte Zeitung1853年3月5日号に掲載されたDresdenの病院-2
Illustrirte Zeitung1853年11月26日号に掲載された脈拍計
Illustrirte Zeitung1855年7月7日号に掲載されたFoucauldのジャイロスコープ
経団連が2004年6月22日に公開した宇宙開発利用の早期再開と着実な推進要求書
Illustrirte Zeitung1856年9月20日に掲載されたHugershoffのカラー分析機
日本アビオニクスが2005年3月28日に公開したリリース
ナムコが2005年5月2日公開したリリース
バンダイが2005年5月2日公開したリリース
バンダイナムコグループの経営戦略について
バンダイおよびナムコの産業活力再生特別措置法に基づく事業再構築計画の認定について
バンダイナムコホールディングス、バンダイ、ナムコの事業再構築計画の認定報告