CoCoon

コクーン

ソニーが2002年11月1日に発売した、VTRが番組を録るか録らないかを決定して「タイムシフト」できる機能を搭載したVTRを進化させた一種のDVRで、ブロードバンド常時接続のチャンネル・サーバーが好きなテレビ番組を160時間収録できる160Gバイトの内蔵ハードディスクに、キーワードを登録するだけで、条件に合った番組を自動録画でどんどん集め、さらに録画や再生を繰り返すうちに好みを記憶し、より好みに近い番組を録ってくれるようになる頭の良いデジタルTV向け録画装置の名称。見たい番組がいつもそこにあるから、テレビを気ままに楽しめ、気になる番組を一応すべて録って、後で編集することもできる。詳細情報はURL(http://www.sony.jp/products/Consumer/cocoon/CSV-E77/index.html)で知ることができる。フリービットは2003年7月2日に、ソニーとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの協力を得て、IPv6実証実験「Feel6Farm」で、 ソニーのIPv6実験用特別版「コクーン(CoCoon)」チャンネル・サーバーを利用した家電機器の制御実証実験を主催すると発表した。詳細情報はURL(http://www.freebit.com/)で知ることができる。ソニーは2003年9月2日に、500Gバイトの内蔵ハードディスクを搭載し、約342時間録画できる「CSV-EX11」と250Gバイトの内蔵ハードディスクを搭載し、約168時間録画できる「CSV-EX9」を2003年11月1日に発売すると発表した。詳細情報はURL(http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200309/03-0902/)または、URL(http://www.sony.jp/products/Consumer/cocoon/CSV-EX11/)で知ることができる。米国のヤンキーグループ(Yankee Group)は2003年9月22日に、PVR(Personal Video Recorder)として、ハードディスク・レコーダーなど新しい技術の波が到来したことにより、CMスキップ機能などで広告部分だけをユーザーが見なくなり、広告収入を前提としたテレビ産業に大変動が起こり、テレビのスポット広告が消える可能性があることから、「New Technology Threatens to Undermine the Value of Television Advertising」というレポートを公開した。詳細情報はURL(http://www.yankeegroup.com/public/news_releases/news_release_detail.jsp?ID=PressReleases/news_09222003_mes.htm)で知ることができる。2003年12月1日午前11時から始まる地上波デジタルテレビ放送について、設備投資の負担が重いため、民放キー局の番組は当面、現在のアナログ放送とほぼ同じになりそうだという見解を2003年10月30日に発表した。また、NHKは2003年10月28日に、2003年12月1日午前11時から始まる地上波デジタルテレビ放送と、BSデジタルテレビ放送で、専用のカードキー「B-CASカード」をテレビに差し込んでいる視聴者だけに見せる「限定受信方式」を2004年4月から導入する方針を発表した。2003年11月17日に民放各社も専用のカードキー「B-CASカード」を2004年4月から導入する方針を発表した。「B-CASカード」に放送局側が「1回だけ録画可」という信号を入れた電波を送ることにより、この信号に対応したテレビにだけ、放送局側はメーカーに「B-CASカード」を配り、メーカーはテレビに添付する。信号に対応しないテレビには、カードが配られないため、デジタル放送がみられないことになる。また、テレビからデジタル録画機器には1度は録画できるが、そこから別のデジタル記憶媒体には録画できないため、大量コピー防止できるようになる。詳細情報はURL(http://www.b-cas.co.jp/bcascard.htm)で知ることができる。ただし、これで今まで販売されてきた「CoCoon」をはじめとするデジタルテレビ対応機種まで全てが、新しく始まるデジタルTVに対応しなくなり、全てがゴミになる可能性がでてきた。この膨大なゴミは、NHKや民放の決定によって発生したのであり、その処理まで責任がとれるのかどうか?大いに疑問である。さらにデジタル化によって、これまで各家庭に多く保存されてきたVHSなどのカセットテープを見ることができる環境も消えることになり、これもメーカー側の販売路線で発生したゴミであり、これらにもメーカー側がどのように対処するのか?ゴミの対処を考えない大手企業の自己中心的な企業の社会的責任を取らない考え方が露見することになる可能性は高い。ソニーは2004年1月8日に、「CoCoon」シリーズの「CSV-EX11/EX9」で2004年1月1日以降、スカパーの一部チャンネルのEPGが取得できなくなり、EPGを利用したスカパー録画予約が行えなくなっている不具合が起きていると発表し、2003年1月9日にソフトウェアアップデート情報を公開した。詳細情報はURL(http://www.sony.jp/pr/cocoon/sonyjapan_0109.html)で知ることができる。市場調査会社Forresterは、北米のホーム・ネットワーキング市場は2003年が1000万で、2009年までに宇宙に飛び出すロケットのような勢いで4600万まで増大すると予測し、News.comは「Home Networking To Skyrocket」と表現した。詳細情報はURL(http://www.forrester.com/ER/Press/Release/0,1769,935,00.html)または、URL(http://news.com.com/Home+networking+to+skyrocket%2C+study+says/2100-1033_3-5297026.html?tag=st_lh)で知ることができる。百科事典などは、巨大化が予測されるホーム・ネットワーキング市場のDVRs(Digital Video Recorders)標準搭載を狙うべきで、毎年のバージョンアップをオンライで提供し、アドワーズ広告の技術を活用して、DVRsに登録されたデータを自動検索し、関連用語を引き出すことも可能になる。矢野経済研究所は2005年6月29日に、HDDレコーダーでテレビコマーシャルを全てスキップしているユーザーが69.2%に達していると報告した。詳細情報はURL(http://www.yano.co.jp/press/2005/050629.html)または、URL(http://www.yanoresearch.jp/pdf/press/050629.pdf)で知ることができる。Broadcasting & Cableは2005年7月21日に、米国のデジタル・ビデオレコーダー普及に関するレポートを公開し、5年後には約半分の家庭にデジタル・ビデオレコーダーが浸透し、ケーブル向けデジタル・ビデオレコーダー(cable DVRs)が衛星テレビ向けデジタル・ビデオレコーダー保有者に追いつくと予測した。JupiterResearchが2005年7月19日に発表したレポート「US DTV and iTV Forecast, 2005 to 2010」によれば、2004年には700万人の家庭にデジタル・ビデオレコーダーが普及していた(現在の浸透率は12%)が、2010年には5500万の家庭で、または全家庭の47%にデジタル・ビデオレコーダーが浸透すると予測している。また、HDTVは、2005年に1000万家庭に普及しているが、2010年には6900万家庭にまで浸透すると予測している。今回はデジタルTVへの変更により、HDTVの普及率躍進に向けたチャンスが到来したということで各メーカーも話題にしているが、ただし、これまで何度もHDTVの普及率は発表されてきたが、すべて裏切られてきている。詳細情報はURL(http://email.broadcastingcable.com/cgi-bin2/DM/y/emwG0I46zt0Olt0CXf50Ee)または、URL(http://www.jupiterresearch.com/bin/item.pl/home)で知ることができる。また、電通は2005年7月19日に、CMスキップ機能で「DVR普及でCM効果が下がる」とした調査結果が相次いでいるのに対し、反論するレポート「DVR普及がテレビ視聴に与える影響について」を公表した。詳細情報はURL(http://www.dentsu.co.jp/marketing/report/dvr2.pdf)で知ることができる。それはまだCMスキップ機能を使いこなしている人が少ないということであって、それだけ電通は慌てて、将来のテレビ広告市場が心配であるということだろう。「数(5年後に約8倍)」と「機能の進化と知識の普及」の両面から、テレビ広告市場は雑誌広告の市場のように確実に削り取られていくことになる。また、そのDVRsの普及率を5年後に約8倍するため、テレビを使って宣伝協力しているのが電通などの広告代理店という矛盾したパラドックスが、そこで渦巻いているのも不思議である。
MarketingChartsは2008年1月2日に、DVR使用に関する騒ぎにもかかわらず、広告主に関して視聴者は記録された番組を後で見ることはないことが、Nielsenのデータを分析したPalisades MediaGroupのレポートで明らかになったと報告した。
Palisadesは、平均的に録画の当日にすべてのDVRゴールデンアワー番組を半分以上が再生し、翌日の終わりまでには、DVR所有者の4分の3が番組を再生していた。
Palisades MediaGroupの調査ディレクタースージー・トーマス(Susie Thomas)は、DVRの浸透が高速に成長しているように見えるが、その用法が視聴率格付けに重要な影響を与えない。まだ、少なくともそうしていない。と報告している。
「ニールセンは、DVR浸透が2008年1月に12%から20%で来ると予測しています。」 「これは利益サイズの増加ですが、視聴率への影響は小さい方のままで残っています。」と報告している。
調査によれば、視聴率格付けはDVRにより、再生ライブからライブ+7に15%が影響されるとと言う予測に一致した。
18歳〜49歳では、平均した視聴率格付けは、ライブで2.5、ライブ+7が2.9となり、16.7%増加した。
広告スキップ機能では、DVRを使用するすべての人々が早送りしていた。記録した番組を見る人の半分未満が再生中に、広告部分を早送りしていた。
トーマスは、「データで番組を見ると、変動はもちろんあるが、総合的なDVR用法はライブ見るのに劇的に違いは無い。」と述べている。
ただし、Nielsenやテレビ局、広告代理店に関係が深いPalisades MediaGroupのレポートであり、不利になるデータは調査されないことを考慮すべきである。詳細情報はURL(http://www.marketingcharts.com/television/dvr-use-not-having-huge-impact-on-ratings-2897/#more-2897)または、URL(http://www.palisades-media.com/pdf/DVR_VIEWERS.pdf)で知ることができる。
MarketingChartsは2008年2月18日に、ニールセン(Nielsen)が公開した、DVR(Digital Video Recorder)の利用されている時間を調査したレポートを紹介し、ゴールデンアワーの遅い時間までDVRが使用され、テレビを見ながら同時にDVRも使用されていたと報告している。
家庭で18歳〜49歳にテレビとDVRの利用法を調査し、DVR再生を見ながら、ライブも楽しんで、2年前は深夜のDVR利用率は非常に低かったが、2007年11月の利用時間が多かったのは3%以上の午後9時と5%以上の午後11時であった。
Nielsenは、DVRの米国における浸透度が増えるに従って、ゴールデンアワーの利用頻度は上昇すると予測している。詳細情報はURL(http://www.marketingcharts.com/television/dvr-use-moves-prime-time-to-late-evening-3466/)または、URL(http://www.nielsenmedia.com/nc/portal/site/Public/menuitem.55dc65b4a7d5adff3f65936147a062a0/?vgnextoid=709879ab6a818110VgnVCM100000ac0a260aRCRD)または、URL(http://www.jiten.com/index.php?itemid=8819)で知ることができる。
MarketingChartsは2008年3月3日に、ニールセン(Nielsen)社が2008アカデミー賞の研究要約をリリースしたと報告した。
そのレポートによれば、2008年のアカデミー賞を見たアメリカ人は3,200万人で、約94%はテレビ中継を見た。
200万人だけがDVRに記録を残して、それを見ていたと報告している。詳細情報はURL(http://www.marketingcharts.com/television/research-recap-of-2008-academy-awards-released-3670/)または、URL(http://www.nielsenmedia.com/nc/portal/site/Public/menuitem.55dc65b4a7d5adff3f65936147a062a0/?vgnextoid=c3d287620e168110VgnVCM100000ac0a260aRCRD)または、URL(http://www.jiten.com/index.php?itemid=8972)で知ることができる。