BookPark


富士ゼロックスが1997年10月にサービスを開始したオン・デマンド出版サービスで、提携した雑誌の中からユーザーがインターネットを通じて欲しい情報を選択すると、それらを製本して郵送してくれるサービスの名称。提携雑誌や出版社の数が増えることで、利用価値が増えることだろう。提供されるのは科学、技術、経済などの専門性が高く、再販の機会が少なく、入手する場合も数少ない専門店などに頼らなくてはならないといった出版物になるだろう。2000年3月および7月には、講談社、文藝春秋の協力で、村上龍氏の長編小説「共生虫」「希望の国のエクソダス」の単行本刊行に先駆けて、オン・デマンド出版による限定版をBookParkよりプレビュー発行し、「共生虫」は1,000部を4日間で、「希望の国のエクソダス」は500部を7日間で完売した。小学館は、富士ゼロックスが運営するBookPark(ブックパーク)サービスを利用し、「ペイパープリント・パブリッシング」を皮切りに5サイトを開設し、中でも源氏大学ドット・コムは、古典文学とインターネット、そしてオン・デマンド出版を連携する新たな試みとして注目を集めた。また、教師向けの教育実用誌の月刊誌「小一教育技術」「小二教育技術」「小三教育技術」「小四教育技術」「小五教育技術」「小六教育技術」の計6誌から内容を再構成し、ユーザーが必要とする項目だけを抽出するのではなく、別冊の50パッケージを用意して2000年9月20日から発売した。詳細情報はURL(http://www.bookpark.ne.jp/shogakukan)で知ることができる。2001年3月15日には講談社、小学館、富士ゼロックス、マイクロソフトが共同で、オンデマンド出版社コンテンツワークスを設立し、共同で電子出版サービスBookParkを提供することになった。詳細情報はURL(http://www.fujixerox.co.jp/release/2001/0314_ondemand.html)で知ることができる。MIT Technology Reviewは2004年3月5日に、オランダのEindhovenにあるフィリップス・リサーチ研究所(Philips Research Lab)やE-Ink社が提供する新しい技術は、新しい「E-book」を誕生させ、さらに未来の紙として発展することを予測させる「E-book may be 'paper' of the future」を公開した。詳細情報はURL(http://www.technologyreview.com/articles/prototype50304.asp)で知ることができる。イギリスのDeloitte & Touche LLP社は2006年7月19日に、デジタル出版に関するレポート「Turn the Page: The Net Benefit of Digital Publishing」を公開した。新しいレポートによれば2012年にはデジタル出版が40%拡大すると予測している。詳細情報はURL(http://www.deloitte.co.uk/RegistrationForms/PDFs/TurnThePage.pdf)で知ることができる。