Xeon

Pentium II Xeon/Pentium III Xeon

ジーオン

米国のIntel社が1998年の夏に売り出した、Pentium IIに基ずく企業向けハイエンド・プロッセサの総称。この名前はカリフォルニア州のブランド化コンサルタント企業であるレクシコン(Lexicon)社によって、目立つXという文字と「ジー」という音から高速化を表現し、最後の3文字で少しなめらかさを加味して、Xの速さとのバランスをとって考案された。人気テレビ番組「女戦士ゼナ(Xena)」とは関係ないとしている。また、ラテン語の好きな人種であるが、今回は関係ないようである。Xeonには、MMXマルチメディアの次世代、3Dグラフィックス技術「カトマイ(Katmai)」、64ビット機でも動く32ビットのプロセッサ「タナー(Tanner)」、そして64ビットのプロセッサ「マーセッド(Merced/その後正式名がItaniumになった)」および2001年に発売予定の「マッキンリー(McKinley)」が含まれている。これまでのスロット1設計のPentoum IIはデータ保存能力が低いため、Xeonではスロット2設計で、512Kバイト、1Mバイト、2Mバイトの2次キャッシュ高速メモリが付き、その大容量化に対応するためにサイズが大きくなった。また、Xeonベースのサーバーには最大8個のプロセッサを同時に使用できるようになる。第1世代のXeonチップはデスクトップ機用Pentium II程度の処理速度であるが、その後どんどん高速化される予定である。詳細情報はURL(http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press98/980421.htm)で知ることができる。各メーカーはすでにXeonアップグレード・プログラムを開始している。米国のIntel社は1998年6月25日にMPUを4つ組み込んだチップセット「450NX」でバグが見つかったと発表した。これで450NXを使ったサーバーの出荷が数週間遅れることになった。しかし、Xeonチップの供給不足が解消されるにつれ、IBMが複数のXeonプロセッサを搭載したサーバー・シリーズを1998年9月末に売り出すなど、各社からXeonベースの新製品が登場してきている。ニホンユニシスはXeon400MHzを採用し、最大4CPUまで搭載でき、Microsoft Cluster Serverなどに対応し、RAIDコントローラを標準搭載したAquanta QR/2の販売を1998年11月27日から開始した。その後、Pentium IIIにもXeonが登場し、米国のIntel社は2000年1月12日に、0.18μmテクノロジーのCMOS技術で製造された800MHzのPentium III Xeonプロセッサを発表した。詳細情報はURL(http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/dp011200.htm)で知ることができる。ただし、各メーカーから需要がないことから、発売計画を2000年7月5日に中止した。Intel社は2000年11月7日に、これまでの0.18μmテクノロジーをさらに発展させ、0.13μmの微細加工技術による回路設計の開発を完了したと発表した。米国のIntel社は2001年第4四半期に予定していた2GHzのXeonのリリースを中止し、0.13μmプロセスで生産する開発コードネームPrestonia(プレストニア)という2.2GHzのXeonを2002年第1四半期に登場させる計画へ変更した。米国のIntel社は2002年1月15日に、2.2GHzで動作するサーバー用チップ開発コードネーム「Prestonia」のサンプル出荷を開始した。米国のIntel社は2003年3月11日に、3GHzと3.06GHzのXeonを正式に出荷を開始した。システムバスは、Xeon 3GHzで400MHz、Xeon 3.06GHzでは533MHzになっている。詳細情報はURL(http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2003/030311b.htm)で知ることができる。