WordマクロウイルスCAPや、世界初のWindows NTに感染するウイルスCabanasを29Aというウイルスライター集団の一員が作成し、Windows 98/95/NTの環境下で作動し、ハードディスク上にあるファイルにある E-mailアドレスに対して、自動送信するワームの名称。ちょっと変わっているのは、メッセージの件名がFw: Compose your own haikus!(訳:自分の俳句を造りましょう!) で、メッセージ本文の冒頭には、英語で松尾芭蕉の俳句が引用されている。また、メールの内容には「この Email には、簡単に俳句が作成できるファイルが添付されています」と宣伝し、フリーソフトなので配布するように促す内容が書かれている。かなり、洒落が強いワームで、haiku.exe という添付ファイルとして送信される。このワームが実行されると、自分自身を Windows ディレクトリに HaikuG.exe という名でコピーし、Windows が起動するたびに実行され、WIN.INI を書き換える。Windowsを起動するたびにランダムに作成された俳句が、「Haiku Generator(訳:俳句作成機)」というタイトルで、メッセージボックスに表示されるようになる。表示される俳句は季語などの単語リストからランダムに組み立てられ、HAIKU.WAV という WAV ファイルを WEB サイトからダウンロードし、C: のルートディレクトリに保存する。詳細情報はURL(http://www.cseltd.co.jp/sweep/)で知ることができる。俳句もウイルスやワームに利用される時代であり、季語なども使うことから、世界の趣味人に愛されるツールになったといえるが、このように悪趣味な洒落は勘弁して欲しいものである。