仮想システムを構成するサーバーとストレージを結び付ける仮想ネットワークは、1カ所の施設内に限定されるケースが多いことから、複数の拠点に分散したコンポーネントで構成され、単一の仮想システムを構築するときに利用されるルーティングと転送で利用される仮想ネットワーク拡張技術の名称。「VRF」は、従来 MPLS-VPN のPEの機能として用いられていた。「VRF」は、ルーターあるいはレイヤ3スイッチを複数の独立した仮想デバイスに分割し、各仮想ルーターは1つの仮想ネットワークをサポートする。この「VRF」を利用することによって、一つのルーターで独立した複数のルーティング・ポリシーを持つことになる。つまり、一つのルータの中に、仮想的に複数のルーターを設定するようなイメージとなり、各VRFのルーティング・テーブル、インタフェース・テーブルはルーターのメモリ上に別々に格納されるため、IPアドレスが重複したシステムでもアドレス変更などの作業を行う事なく、複数の拠点に分散したコンポーネントで構成される単一の仮想システムを構築可能になる。