米国のIntel社が提唱し、2005年3月に仕様を公開した、OSに対してプロセッサ、メモリー、ネットワーク・デバイス、グラフィックス機能といったハードウェア・リソースを仮想化し、マシンを1台の物理マシンとして複数同時に稼動させる64bitメモリ拡張技術の名称。仮想化技術を使うことでプラットフォームの一部を「封鎖」し、PC機能や動作に支障を与えないでメンテナンスや修理、ソフトのダウンロードを実行することが可能になる。「VT(Vanderpool Technology)」の仕様が発表されるまでは、サーバー向けの仮想化技術として、開発コード名「ST(Silvervale Technology)」と呼ばれていたが、「ST(Silvervale Technology)」は廃止され、クライアント(Itaniumプロセッサ)向けの仮想化技術である「VT-i(Vanderpool Technology for the Intel Itanium Architecture)」とサーバー(IA-32プロセッサ)向けの仮想化技術「VT-x(Vanderpool Technology for IA-32 Processors)」をひとまとめにして、「VT(Vanderpool Technology)」になった。「VT(Vanderpool Technology)」は2005年中にデスクトップとItaniumに導入され、2006年にXeonとモバイルのプラットフォームでも導入される計画である。詳細情報はURL(http://www.intel.com/technology/computing/vptech/)で知ることができる。理解しやすいように正式名称を「Intel Virtualization Technology」に改名した。詳細情報はURL(http://www.intel.com/technology/computing/vptech/)で知ることができる。日本法人のインテルも2005年4月7日にIDF Japan 2005で、デジタルエンタープライズ事業本部シニアテクノロジー・ストラテジストを務めるフェルナンド・マーティンが「Intel Virtualization Technology」の解説をした。米国のIntel社が2005年8月23日にサンフランシスコで開催したIDF(Intel Developer Forum)で、社長兼CEOのPaul S. OtelliniがオフィスPC向けの次世代プラットフォームに組み込む予定としてデモを公開した。詳細情報はURL(http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20050823corp.htm)で知ることができる。米国のParallels社は2006年6月15日に、Intel CPU搭載Mac向けとして、Intel Virtualization Technology(VT-x)を用いて、Mac OS X上に仮想PC環境を構築し、WindowsやLinuxなどの動作を可能にする仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」の発売を開始した。詳細情報はURL(http://www.parallels.com/)で知ることができる。ドイツの2X社は2006年8月4日に、無償で入手可能な2X ThinClientServer PXESエディションと、 VMwareサーバーをベースに既存のデスクトップをシンクライアントに置き換え、1台に集中管理させたVMwareサーバー上のひとつのバーチャルマシンに接続して使うことができる、デスクトップの仮想化を実現する方法を説明した資料を公開した。詳細情報はURL(http://www.2x.com/news/virtualdesktops.htm)で知ることができる。