ViaVoice

ビアボイス

ジャストシステムが開発した、自然な話し方で音声入力ができるConceptBase Searchを採用したIBMの音声認識ソフトの名称。詳細情報はURL(http://www.ibm.co.jp/voiceland/)で知ることができる。1語1語を区切って話す(離散発声)必要がなく、自然な話し方(連続発声)で文章の入力やプログラムの操作などができる。日本アイ・ビー・エムは1997年12月に入力速度がキーボードの3倍で、認識精度は90%以上あるViaVoice Gold(ビアボイス・ゴールド)を発売した。日本アイ・ビー・エムは1998年2月25日に、初めて日本語版のViaVoiceをAptiva Sシリーズに搭載して発売し、1998年6月12日にはViaVoice Gold(ビアボイス・ゴールド)をWindows 95とWindows NT対応の電子メールソフト「メールの王様 V1.0」とインターネット・ブラウザ連携翻訳ソフト「インターネット翻訳の王様 V2.0」に搭載して発売した。さらに1998年7月24日に認識率を向上させ、文章入力中にコマンド操作ができるようになったWindows 98対応の「ViaVoice98 日本語版」を発売した。また日本アイ・ビー・エムはジャストシステムにViaVoiceのノウハウを提供し、ジャストシステムのVoice ATOKの開発に協力すると共に、日本語の構文解析技術や辞書作成のノウハウなどを互いに持ち寄り、認識率をさらに高めることで合意した。詳細情報はURL(http://www.justsystem.co.jp/news/98f/news/j9806241.html)で知ることができる。また、オリンパスの携帯型ボイスレコーダー「D1000」と、日本アイ・ビー・エムとオリンパスが共同開発した音声認識ソフト「ViaVoice Transcription」を合わせたモバイル音声文字変換システム「Voice-Trek VT1000RV」を1998年7月4日に発売した。音声を記録した専用のメモリカードを、IBMのViaVoice 98を組み込んだパソコンに差し込めば、録音された音声を自動的に文字に変換できるようになる。詳細情報はURL(http://www.olympus.co.jp/LineUp/VTREK/vt1000rv.html)で知ることができる。日本アイ・ビー・エムはViaVoiceに関して、認識率を高め、パソコン以外でも利用できる環境を構築するために、ジャストシステムやオリンパスなど多くの企業と共同で開発する計画を推進している。日本アイ・ビー・エムは1998年10月6日に、「ViaVoice 98」が第10回「平岩賞」ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー'98を受賞したことを発表した。また、1998年10月15日から岐阜県大垣市のソフトピアジャパンで開催された「世界ソフトウェア&テクノロジー会議設立準備会」で、梶原拓岐阜県知事と慶應義塾大学の石井威望教授(世界ソフトウェア&テクノロジー会議座長)の開会スピーチをViaVoiceでテキスト情報に変換し、インターネットで中継する実験プロジェクトが実施された。日本アイ・ビー・エムは1999年2月9日、人の音声に反応して、画面上のキャラクターが返事をしたりソフトウェアを起動するパソコン用アクセサリー・ソフトウェア製品シリーズ(デスクトップ・キャラクター)に、手塚プロダクションの協力を得て、手塚治虫氏の代表作「鉄腕アトム」を3Dキャラクター化した新製品「ViaVoiceアトム」を追加した。日本アイ・ビー・エムは1999年4月6日に、ViaVoiceを活用して、日本語音声対応でコールセンターなどの電話システムを実現するソフトウェア新製品「ViaVoice Telephony(ビアボイス・テレフォニー)for AIX(ViaVoice Speech Recognition for AIX V1.1)」と「ViaVoice 電話番号案内システム(ViaVoice Directory Dialer)」を発表した。米国のIBMはViaVoice 98と共に動作し、音声命令でインターネットのチャットに参加したり、電子メール操作ができる「ViaVoice Online Companion」を発表した。IBMは1999年4月26日にViaVoiceがLinux環境でも利用できるようになったことを発表した。So-netは声でPostPetが操作できるViaVoice対応のPostPetを開発し、1999年9月7日から幕張メッセで開催される「WORLD PC EXPO99」で先行販売することを発表した。日本アイ・ビー・エムは1999年9月28日に、自然な話し方で音声を認識できるソフトウェアに、音声認識を行なう新アルゴリズムを導入し、音声信号処理に使用する次数を約2倍とし、認識精度を向上させつつ、処理速度を向上させ、認識精度の向上やエンロール(音声の登録作業)時間を約1/3に短縮し、句読点の自動挿入機能や音声でのマウス操作機能などを加えた最新版「ViaVoice ミレニアム」を発表した。「ViaVoice ミレニアム」には、従来のViaVoice98フレンドリー・スピークの後継製品として「ViaVoice Proミレニアム」と、音声ワープロや音声メールなど文章作成機能に絞り込んだ、低価格の専用ソフトウェア「ViaVoice Standardミレニアム」があり、発売は1999年10月22日からになる。また、ViaVoice ミレニアムの音声認識技術を活用して、「英会話・発音判定システム」による中学教科書対応の英会話学習用ソフトを日本アイ・ビー・エム、コジマ、三省堂、東京書籍、日本ユニシス・ソフトウェアが共同で開発し、商品化する計画を発表した。日本アイ・ビー・エムとジャストシステムのジョイント・プロジェクトで、音声ワープロソフトの「Voice一太郎10 e-Talk」を、1999年内に販売開始すること、日本アイ・ビー・エムと日立のジョイント・プロジェクトで、IBMの音声入力技術と日立の手書き文字認識技術をドッキングさせたマルチポジショナルPC「FLORA 220MP」も発表した。日本アイ・ビー・エムは1999年9月28日に、ViaVoiceの音声認識テクノロジーを利用した、インタラクティブな音声対応ソフトウェア製品「声でゲーム」シリーズとして、「声でクイズ」と「声でもぐらたたき」の2製品を発表した。日本アイ・ビー・エムは2000年1月6日に、DLJdirect SFG証券からり「ViaVoice」を利用したインターネット証券取引サービスの提供を発表した。日本アイ・ビー・エムは2000年2月16日に、MacOS版のViaVoice Millennium Edition for Macintosh米国英語版を2000年2月25日に発売し、iaVoiceミレニアム for Macintosh日本語版を、2000年上半期に出荷する予定を発表した。IBMは、研究開発を進めてきた「ViaVoice」を幅広く提供し、各企業がビジネスや新製品に応用できるようにする方針を発表し、2000年秋にはWindows NT版の「WebSphere Voice Serever with ViaVoice Technology」をViaVoice Millennium Editionとして、またLinux上で快適な音声入力を実現する初の商用ソフトウェア「ViaVoice Dictation for Linux」、テキスト文書を自動的に音声で読み上げ、企業の電話応対センターなどが、応答内容を繰り返し録音し直す手間や時間を節約できる「DirectTalk Text-to-Speech for AIX」を発売することを発表した。IBMは2000年11月2日にキヤノンと協力し、キッチン用品や玩具、ゲームのコンソールなど消費者向け機器への音声対応を可能にするEmbedded ViaVoice, Mobile Device Editionを使った商品開発を進め、同時に日本語版を発表した。日本アイ・ビー・エムは2001年2月14日に、最新の音声認識ソフト「ViaVoice for Windows , Standard V8 日本語版」に、ソニーコミュニケーションネットワークと共同開発したインターネット用愛玩電子メールソフト「ポストペット(PostPet) ViaVoice対応版」の最新版をセットにしたソフトウェア・パッケージ「ViaVoice Standard V8 with PostPet ViaVoice対応版(ViaVoice V8 with PostPet)」を発表した。日本アイ・ビー・エムは2001年6月28日に、「ViaVoice」のラインアップを拡充し、新たに専用の「手持ちマイク」(ハンドマイク)を標準添付するとともに、Microsoft Office XPに対応した最上位製品「ViaVoice V8 Premium版」(正式名称:ViaVoice for Windows, Premium Version 8 日本語版)を発表した。また、IPA(International Phonetic Association/国際音声記号協会)が提供しているThe International Phonetic Alphabet(国際発音記号)情報がある事典はURL(http://www2.arts.gla.ac.uk/IPA/ipachart.html)にある。米国のIBMは2002年7月29日に、ホンダの自動車「アコード 2003年米国モデル」の一部に、機能拡張されたEmbedded(組み込み型) ViaVoice技術およびIBMとホンダの研究開発部門が共同開発したソフトウェアをそれぞれ組み込んだ「Touch by Voice」ナビゲーション・システムを装備したナビゲーション・システムを搭載したと発表した。ドライバーはハンドル上にある「talk」ボタンを使用し、システムは「find nearest gas station(最寄りのガソリン・スタンドを探す)」、「find nearest ATM(最寄りの現金自動預払機を探す)」、あるいは、「find nearest Italian restaurant(最も近いイタリアン・レストランを探す)」などのコマンドを認識する。詳細情報はURL(http://www.ibm.com/news/us/2002/07/291.html)または、URL(http://www-3.ibm.com/pvc/products/voice/vv_multiplatform.shtml)で知ることができる。


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