VDSL

Very high speed DSL/Very high bit rate Digital Subscribers Line/Very high bit rate DSL


もっとも早いといわれているxDSLの俗称。下り/上りの伝送速度は、52M/6.4Mbps、13M/1.6Mbps、25M/25Mbps、13M/13Mbpsなどがあり、伝送距離は速度により300m〜1.5kmと異なってくる。また、複数バンド利用などの技術開発により、さらに高速化される可能性を含んでいる。ただし、VDSLには「VDSL Alliance」が推進するDMT(Discrete MultiTone)と、「VDSL Coalition」が推進するQAM(Quadrature Amplitude Mdulation/直交振幅変調)という2種類の変調方式があり、統一されていない。ANSI、T1E1.4委員会、ETSI、TM6委員会が標準を作成中で、すでにFSAN(Full Service Access Network)社では、光ファイバー・ケーブルと組み合わせて使用することを検討している。NECはプログラマブルDSPを核とした米国のTI(テキサス・インスツルメンツ/Texas Instruments)社の3チップ構成VDSLチップセット「TNETD8000」を採用し、2000年2月9日に電話用の銅線ケーブルで最大52Mbpsの通信を実現したことを発表した。2000年6月にはITU-T標準に準拠したAM30 xDSに、VDS機能を追加して、VDSLモデムを集荷する。詳細情報はURL(http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0002/0902.html)で知ることができる。NECは2001年1月30日に、オフィスビル・ホテル・マンションなどに、双方向で10Mbpsの超高速・高品質のインターネットを提供することができるVDSLブロードバンドアクセスシステムとして、センター装置「DATAX VC200T/F」と、リモート装置「DATAX VTUEB」)を製品化し、日本市場向けに販売を開始いたした。詳細情報はURL(http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0101/3001.html)で知ることができる。大京とNTT-MEが共同で設立したファミリーネット・ジャパン(FNJ)は、光ファイバー回線を利用して、既存マンション向けに既存の電話回線を利用して10Mbps以上の通信ができるVDSLを使った接続システムを導入したインターネット常時接続サービスの受付を2001年8月から開始した。詳細情報はURL(http://www.cyberhome.ne.jp/)で知ることができる。NECは2003年6月12日に、名古屋の名古屋マリオットアソシアホテルにVDSLモデム「VF100T」とVDSLコンセントレーター「VC1200T」を導入し、全客室、宴会場など約800室で2003年4月14日より最大51.2MbpsのVDSLアクセス・システムが稼働したことを発表した。詳細情報はURL(http://www.nec.co.jp/press/ja/0306/1202.html)または、URL(http://www.nec.co.jp/press/ja/0306/1202-01.html)または、URL(http://www.associa.com/nma/)で知ることができる。NECは2003年8月に、ITU-T勧告G.993.1で規定されている周波数プランに準拠した「4バンドVDSL」を一部拡張し、5バンドでデータの送受信を行なうという独自規格のVDSLを開発し、下り最大70Mbpsを実現したと発表した。また、G.993.1規格に準拠した米国のIkanos Communications社製汎用半導体を採用することで開発投資を抑制し、低価格を実現している。