UCS

Universal Character Set>>Universal multi-octet Character Set>>ISO/IEC 10646>>JIS X 0221

国際符号化文字集合/ユニバーサル文字セット

世界の主要言語の34000文字をISO(International Standards Organization/国際標準化機構)がUNICODEの仕様を軸にコード化した文字セットの名称。ただし、UNICODEとUCSが完全に一致してないという問題が積み残されたままである。このUCSを使ったプリンタも登場している。ただし、日本語、韓国語、中国語で字体の違う漢字に同一コードを割り当てているため、各言語ごとに書き分けることができないという問題が起こっている。1996年8月14日に通産省工業技術院(当時)は、アジアの複数言語の共通ソフトを1997年からアジア各国に働きかけて共同開発し、国際規格にする構想を明かにした。現在のところ、ワープロのメーカーはメモリ負担を軽減するために、全文字を搭載しないで現地の言語と英語の二ヵ国語だけを搭載する機種が多く、言語ごとに使える機種が異なるなどの問題が出てきている。例えば、インターネットの電子メールを読もうとすると、英語以外の国の言語が正確に表示できないなどの問題が発生している(Netscape Navigator 3.0では、「オプション」のプルダウンメニュにある文書の「文字コードセット」で言語を選択することによって、多言語にそれぞれ対応するようになった)。通産省では、使用頻度の少ない漢字を削除し、各国で字体が違う漢字に別々のコードを割り振り、「UCS」に無いアジアの言語をつけ加えたりした新しい文字コードを作って、「UCS」を改訂できる文字セットを開発している。UCSはURL(http://mypage.bluewin.ch/reprobst/PDF/UCS.pdf)でPDFが公開されている。また、eLook.orgが公開しているURL(http://www.elook.org/computing/universal-character-set.htm)ではUCSのリファレンスが検索できるようになっている。日本経済団体連合会は 2004年1月20日に、「戦略的な国際標準化の推進に関する提言」を公開した。詳細情報はURL(http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2004/007.html)で知ることができる。