SHK

Single Hand Keys/SH-Keys

PC用片手操作キー入力技術

パソコン用に富士通のグループが1997年5月に開発した、片手だけで操作できるキーボード入力システムの名称。アルファベットは使用頻度の高い「A」「E」を除き、1つのキーに2文字を割り当て、キー上の2つの英字を複合した仮想的な文字をインデックスとして、変換ソフトが内蔵辞書をもとに存在しない言葉を削除して正しい言葉を選択する。つまり、内部の漢字や英単語の変換の辞書引きが可能で、キー数はアルファベット数より少なく、わずか18キーの圧縮文字セットで入力が可能な、辞書引き(復元)変換が採用されている。また、1つのキー上に割り当てられた2つの文字は、単語や句のまとまりで変換するので、同時に2つのキーを押す必要がなく、1つのキーに2つの文字があっても区別しないで打てるシフトレスが採用されている。しなの富士通と富士通研究所はSHKを強化して、1998年5月27日にイギリスのスリーコム(3Com)社のPalmPiloと組み合わせた小型で軽量ながら高速テキスト入力を可能にしたモバイル情報機器向けの試作品キーボードを発表した。試作品は、アルファベット用としての14個のキーと、機能キーとしての4個のキーがあり、重量は75gで、PalmPiloに着脱型になっている。変換方式は、英語用として圧縮アルファベット、辞書引き(復元)変換と単語単位(複数形・過去形等、語の変化にも対応)に対応し、日本語用としては、圧縮ローマ字-辞書引き(復元)変換で、単語または句単位に対応している。収録語数と変換時間は、英語用として辞書エントリが約1万語登録され、変換時間は約2秒以下である。日本語用として辞書エントリが約1万8千語登録され、 変換時間は約2秒以下である。英語用、日本語用ともエディタ・ソフト「MemoPad」上で動作し、任意のアプリケーションで動くような拡張(フロントエンド型)も検討中である。