ページ・プリンタを使って、文字や図形を描くために米国のアドビ・システムズ(Adobe Systems)社が開発したページ記述言語の名称。1985年に、最初のApple Laserwriterで登場した。拡張子は「.ps」である。「.ps」のついたデータはPostScriptとしてプリントでき、モニタで見るためにはAcrobat Distillerなどを利用してPDFに変換することで、読むことができる。ただし、一般のプログラム言語ではなく、アプリケーションで作られた文字や画像をベクトル・データやビットマップ・データに変換するための言語である。そのデータは通常、出力装置側にあり、PostScriptインタープリタで認識されてプリンタやイメージセッタの解像度に合わせて出力される。ユーザーは、PostScriptのプログラミングを詳しく知らなくても、使っているアプリケーションや出力装置がPostScriptに対応している稼働かを確認すれば使用できる。米国のQuark社のQuarkXPressやAldus社のAldus PageMakerなど、DTPソフトで文字や図形を含むPostScriptファイルを作成すると、自動的にPostScriptプログラムが作成される。このファイルをプリンタやイメージ・セッタなどの出力装置に出力の指示を出すと、PostScriptドライバが、このファイルをPostScriptコードに変換し、出力装置へ送る。さらに、出力装置側がこのPostScriptコードを解釈し、印字描画することになる。世界ですでに500種類以上のアプリケーションがPostScriptをサポートし、また、多くのプリンタやイメージ・セッターがPostScriptをサポートしていることから、デファクト・スタンダード(defacto standard/事実上の標準)のページ記述言語になっている。1990年にAdobe Systems社はPostScript Level2(PostScript 2)を発表した。PostScript 2では、装置間の色を統一するために、人間の色感覚をもとに科学的に規定したCIEXYZを採用したデバイス・インディペンデント・カラー(Device Independent Color/DIC)と日本語のような2バイト文字にも対応するコンポジット・フォント(Composit Font)の機能を拡張した。1993年6月にAdobe Systems社は、PostScriptの技術をベースにしたAcrobatを発表した。AcrobatはPortable Document Format(PDF/ポータブル・ドキュメント・フォーマット)というファイル・フォーマットとファイルの作成、表示、印刷を実行するソフトが用意され、ある1つのパソコンで作られた画像を機種が異なるパソコンでもまったく同じイメージで見ることができる環境を提供している。この発想はゼロックス(Xerox)社のPARC研究所(ゼロックス・パロ・アルト中央研究所/Palo Alto Research Center)のユビキタス・コンピューティング(ubiquitas computing/偏在性を持ったコンピュータ環境、どこにでも存在するコンピュータ環境)を実現したもので、注目を集めている。Adobe Systems社は、イメージオブジェクトを認識し、自動的に処理を最適化する機能や印刷処理からホストを早く開放するための拡張されたイメージ処理技術などの機能を備えたイメージ処理言語Adobe PostScript Level3を1996年10月に発表し、1996年12月2日からメーカーなどにシステムの供給を開始した。PostScript Level3は、インターネットへの対応が強化され、PDF、HTML、GIFなどのデータフォーマットに対応したインタプリタを内蔵し、WWW上のコンテンツなどを直接プリントアウトできるようになる。ただし、PostScript Level3に対応した欧文は1997年前半、和文は1997年後半頃に提供される。また、同時に1台の出力装置に対して複数のRIPで並列処理する業務用のSupraと、専用のPrintGearイメージングプロセッサを使用し、コストパフォーマンス高くした家庭用のPrint Gearの2つのプリンティング・ソリューションも発表した。Adobe Systems社は、PostScriptを拡張したPostScript Extremeを1998年8月31日に発表した。米国のQuark社は1998年11月2日に、Windows NT 4.0 Service Pack 4にアップグレードしたユーザーがハードウェアキーを必要とする「QuarkXPress Passport 4.04」か「International English QuarkXPress 4.04」を使用すると、「Kmode Exception Error」という表示が出るQuarkXPressとWindows NT 4.0 Service Pack 4に関する注意を掲載した。「Acrobat Reader」はhotoshopやPhotoshop Album、IllustratorなどのAdobe Systems社製品で作成可能となったため「Adobe Reader」と名称を変更し、2003年6月11日からFlashムービーやQuickTime、MP3、WMF(Windows MetaFile)などのマルチメディアコンテンツを埋め込んだPDF文書(PDF1.5)の閲覧が可能になり、さらに2003年4月に発表した「Document Server for Reader Extensions」に対応し、埋め込まれた電子署名や記入済みフォームを保存したり、記入されたデータを送信するといった、電子フォームや電子ファイルを効率化する機能も備えた 「Adobe Reader 6.0 日本語版」の無償ダウンロードを開始した。詳細情報はURL(http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readermain.html)で知ることができる。また、Adobe PDFについてはURL(http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/adobepdf.html)で知ることができる。アドビシステムズは2003年8月1日に、「Adobe Acrobat 6.0 日本語版」の機能や操作方法を学ぶことができる「Adobe Acrobat 6.0 e-Learning」を無料で公開した。詳細情報はURL(http://www.acrobat-learning.com/)で知ることができる。Adobe Systems社は2004年1月5日に、「PageMaker」を使い続けているユーザーに「InDesign」へ移行を促す新戦略として、「InDesign cs PageMaker Edition」を発表した。詳細情報はURL(http://www.adobe.com/products/indesign/pm_ind.html)で知ることができる。
PostScriptファイルの出力
PhysicsWorld-1
PhysicsWorld-2
PhysicsWorld-3
PhysicsWorld-4
PhysicsWorld-5
PhysicsWorld-6
InDesign cs PageMaker Editionの解説
InDesign cs PageMaker EditionのFAQ
ページ記述言語
DTP
イメージ・セッタ
単位
PARC
デファクト・スタンダード
OpenType
Acrobat
RIP
SC3500
マルチフォント
TrueType
WIFE
Seybold Seminars
AppleScript
PGML
PARC
QPS
CIDフォント
OCF(Original Composite Font)
Windows NT
Babel QuarkXTensions
QuarkAvenue
GRAPEシステム
並列データ処理
生物学の共生とコミュニケーション
SMP
Kondara MNU/Linux HPC 2000
Adobe CustomerFirst
IP電話番号管理の研究会
Multi-University Research Laboratory
コンパイラ
eラーニング
EPS/PDF
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