PCA(Plastic Cell Architecture)


再構成可能な論理回路である可変部(PP)と、可変部の構成情報やデータの通信を行うネットワーク部の組込部(BP)のペアで構成された「PCAセル」を格子状に、2次元のアレイ(配列)で並べ、従来CPUが命令を出していたメモリ上のデータの加工・転送をPPに任せ、それをBPのネットワークで結んで、論理回路ブロックであるオブジェクトをネットワークを通じて新たに生成したり、複数のオブジェクトを並列処理させることができる汎用情報処理アーキテクチャの概念。NTT先端技術総合研究所は2000年8月25日に、必要なときに必要な回路を生成したり、最適な改良を自ら実施するPCA(Plastic Cell Architecture)を採用したLSIを世界で初めて開発したことを発表した。すでに、回路自身がクローンを生み出すといった機能が問題なく動作することを確認した。携帯電話の電波方式が違う国に持っていくと、LSIがそれを判断し、その方式に対応する回路を生成したり、処理量が増加すれが、処理にあたる回路は活動していない回路に構成情報を転送してクローンを作り出したり、自己増殖することで処理を分散し、対応するなど機器の仕様の変更に対しても自己改造で対応したり、故障が起こったときには自己修復を行うなど、自律的システムの実現が可能になる。