P2P携帯電話ネットワーク

peer-to-peer mobile phone network


peer(ピア)とは「仲間」のことで、携帯電話サービスを提供している企業にとって、どれだけアンテナを建て、安定した通信を提供することが、成功の大きなカギになっていたが、発信者の端末から送られた信号を別の端末へとどんどんルーティングすることで、相手の携帯電話機に接続する通信方式の総称。この方式であれば、他人が持っている携帯電話端末がアンテナの代わりに飛び石のようにジャンプして中継をすることになり、アンテナの数が少なくても携帯電話が普及している都会などでは安定した会話を提供することができる。また、通話者同士の距離が短い場合、携帯電話会社が交信を追跡できなくなり、通話料金を請求できなくなる可能性も高い。ただし、他人の電話を経由することでセキュリティー問題にも十分に考慮する必要がある。米国のSRIインターナショナル(SRI International)社がルーティング・アルゴリズム(routing algorithms)を利用して、P2P携帯電話ネットワークを実現するためにソフトウェア「パケットホップ(PacketHop)」を開発したと2002年5月27日に発表した。SRI International)社によれば、携帯電話にこのソフトを搭載することで、P2P携帯電話ネットワークが実現できると言うことである。詳細情報はURL(http://www.packethop.com/)または、URL(http://www.sri.com/news/releases/01-16-01.html)または、URL(http://www.sri.com/news/releases/09-28-00.html)で知ることができる。問題は売り上げが下がることをもっとも嫌う携帯電話s−びすを提供している通信会社が携帯電話にこのソフトを搭載することができるかという点である。米国のピラミッド・リサーチ(Pyramid Research)社は2004年4月7日に、Wi-Fiなどを利用した無線LAN加入者数が2007年に携帯電話加入者を追い抜き、さらに2008年には、無線LANが1億8000万人弱、携帯電話が9000万人強と、その差は約2倍に広がるという予測を発表した。詳細情報はURL(http://www.pyramidresearch.com/info/rpts/wifi.asp)で知ることができる。米国のBBB(Better Business Bureau)は2004年5月4日に、1997年からの携帯電話の設備/供給/サービスに関する苦情データ「BBB Complaint Data for Cellular Telephone Equipment/Supplies/Services」を公開し、他業界と比較して携帯電話業界は2002年が最低ランクで、2003年が最低から2番目であったと報告した。詳細情報はURL(http://www.bbb.org/alerts/article.asp?ID=511)で知ることができる。ミシガン大学(University of Michigan Business School)は2004年6月3日に、ACSI(American Customer Satisfaction Index)のプロジェクトとして2004年第1四半期の顧客満足度調査を公開し、携帯電話サービスが下から2番目だったことを報告した。詳細情報はURL(http://www.theacsi.org/press_releases/0604q1.PDF)で知ることができる。