米国のMicrosoft社が1997年1月16日に発売したネットワーク対応の統合アプリケーションの名称。これまでのOffice 95に加え、インターネットのブラウザが加えられ、インターネットや社内データベースから必要な情報やページを検索し、自分の文書に貼り付けることもできるようになった。また、手元で作成した文書や表類をHTML形式に自動変換して転送することもできる。Office 97には、ワープロのWord 97、表計算のExcel 97、プレゼンテーションのPowerPoint 97、個人情報管理ツールにグループウェア機能を付加したOutLook 97をセットにしたスタンダード版と、それにデータベースのAccess 97や辞書などのパッケージがあるブックシェルフを追加されたプロフェッショナル版がある。日本語版は1997年3月14日に発売された。似たソフトにロータス(Lotus Development)社のSuperOffice 97がある。ただし、1997年8月1日から日本のマイクロソフト社のURLを米国ワシントン州レドモンドにあるマイクロソフトのサイトに移設し、米国でデータを一元的に管理することになり、日本語版のURLが(http://www.microsoft.com/Japan/)に変更された。ただし、日本国内ユーザーのためにミラー・サイト(http://www.asia.microsoft.com/Japan/)が設置された。このようにURLを簡単に変更することは、ユーザーを混乱させるだけである。日本のマイクロソフトは1997年11月28日から、日本語版Office 97シリーズのユーザーを対象に、1998年2月2日実施される7ケタの新郵便番号を作成するためのツールをインターネット上のマイクロソフトのサイトからダウンロードできるようにした。また、申し込みがあればCD-ROMでも無償配布している。詳細情報はURL(http://www.microsoft.com/japan/)で知ることができる。米国のMicrosoft社は1997年12月9日に、Officeの次期バージョンで、ファイル・フォーマットとして普及しているHTMLをサポートする計画を発表し、ソフトウェア内で情報を組織化する手段としてのXMLにも注目していることを発表した。Microsoft社は1998年1月6日にMacintosh版のOffice 98を発表した。Macユーザーには「動作が重い」、「作りがマックらしくない」などの不評であったが、1998年1月6日からサンフランシスコで開催されたMACWORLD Expo 98の基調講演で、インタフェース・デザインをMacOS 8のデザインに準拠させ、インストールはCD-ROMからドラッグ・アンド・ドロップでハードディスクにコピーするだけなど、Macユーザーの要求と期待に応えることを強調し、単にWindow版のMac版への移植ではないと主張している。ただし、Mac版Office 98に含まれているユーティリティRemove Office 98を使ってアンインストールしよ うとした時、システムフォルダがゴミ箱に移動し、消去されるというバグが明らかになっている。詳細情報と対処法はURL(http://www.microsoft.com/macoffice)で紹介されることになっている。Microsoft社は1998年に新しい機能をダウンロードしたり、個人的な援助を得ることができるOffice 98専用のウェブサイトを公開した。詳細情報はURL(http://www.microsoft.com/office)で知ることができる。米国のMicrosoft社は1998年3月23日に、小規模ビジネス向けに複数の経営管理・販売促進用ソフトウエアをパッケージにしたOffice 97Small Business版2.0を発表した。データベースソフトは、データを管理するためのアプリケーションで、データをもっとも慎重に扱うべきであるが、1998年8月にMicrosoft社のデータベースソフトAccess 97からデータベースのデータを消し、1つのAccessデータベースのレコードでの変更が別のレコードに保存され、データベースのレコードを混乱させる可能性のあるバグが発見され、1998年8月19日頃からニューズグループ「comp.databases.ms-access」などで大きな話題になっている。このバグは、開発者たち使用中のアプリケーションをプログラミングし直す必要があったり、データベースも間違いだらけになる可能性もある。また、開発者たちによると、この欠陥によって間違った請求書を発行したり、間違った調査分析などで法律上の大きな損害をもたらす可能性まであるという。Microsoft社も1998年8月25日にこのバグを認めた。複数のユーザーは、このバグがAccessの2.0、95、97のバージョンに影響すると報告している。このバグはJETDB_Access-1にも景況することをMicrosoft社は認めた。日本IBMは2002年3月5日に、子会社のロータスと日本チボリシステムズを2002年7月1日付で日本IBMに統合し、日本IBMソフトウェア事業部の1部門にすると発表した。ソースネクストは2004年1月15日に、参考資料として2003年12月20日〜23日に、自宅にパソコンを所有する20歳代、30歳代、40歳代、50歳代の男女各50名ずつに対し、インターネットで全国を対象に実施した「オフィース」に関するアンケート調査結果を発表した。詳細情報はURL(http://www.sourcenext.info/sp/press/040115_enquete.html)で知ることができる。Yankee Groupは2004年1月28日に、従業員数が500人未満の600社の企業を対象に、アンケート調査した結果から、中小規模の企業の約43%が、Microsoft社の製品とサーバーに「過度に依存する」ことに対して不安を抱き、調査対象企業の72%が、業務にMicrosoft社製品の影響力を小さくするために、ほかのベンダーを検討したいと答えていると発表した。詳細情報はURL(http://www.yankeegroup.com/public/news_releases/news_release_detail.jsp?ID=PressReleases/news_01282004_smb.htm)で知ることができる。
●米国のGarbage(ゴミ)のページのURL(http://www.learner.org/exhibits/garbage/intro.html)
個人情報管理とインターネット・ショップ
米国のGAOが2003年6月27日に公開したビジネス管理システムとリスクに関する報告書
ソースネクストが2004年1月15日に公開した「オフィース」に関するアンケート調査結果
Yankee Groupが2004年1月28日に公開した、中小企業のMicrosoft社不安
Internet Poll 97
Internet Assistant for Microsoft Office 95
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