OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)

Orthogonal Frequency Division Multiplexing

直交周波数分割多重方式

多数の搬送波を用いるマルチキャリア・デジタル変調方式の一種で、移動体向けデジタル音声放送や地上波デジタルTV放送(DTTB/Digital Terrestrial Television Broadcasting)の変調方式として注目され、周波数利用効率が高く、一部が損傷しても他の搬送波で補うため、移動体受信に強く、画面が二重になる「ゴースト」にも強いことから、デジタルTV、次世代5GHz帯無線LANなど、最先端の通信に採用されている信号伝送方式の名称。日本でも地上波デジタル放送の伝送技術として採用され、携帯電話など携帯端末でも地上波デジタル番組を鮮明な画像で楽しめるようになる。詳細情報は2000年2月1日に設立されたOFDM ForumのURL(http://www.ofdm-forum.com/index.asp?ID=92)で知ることができる。また、OFDM ForumではワイドバンドのW-OFDM(Wideband Orthogonal Frequency Division Multiplexin)のver.1.0もすでに発表されている。詳細情報はURL(http://www.wi-lan.com/library/whitepaper_wofdm_general.pdf)で知ることができる。三菱電機は2000年9月7日に、OFDM 2マルチキャリア方式を拡張した通信方式を新たに開発し、電波法が定める通信周波数帯(10KHz〜450KHz)の範囲で最大3Mbpsの高速データ通信が可能な高速電力線モデムの基本技術を開発しましたと発表した。 詳細情報はURL(http://www.melco.co.jp/news/2000/0907.htm)で知ることができる。情報通信審議会は2001年9月25日に、小電力データ通信システムとして20Mbps以上の高速通信が可能なOFDM方式を導入するという提言が盛り込んだ「2.4GHz帯を使用する無線システムの高度化に向けて-情報通信審議会からの答申-」という答申を総務省に向けて提出した。詳細情報はURL(http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/sogo_tsusin/010925_1.html)で知ることができる。情報通信審議会の提言を受ける形で、ソニーは日本テレコムと共同で2002年2月から、ゲートシティ大崎でOFDM方式を用いた2.4GHz帯次世代無線接続の実証実験を1年間の予定で実施することを2001年12月20日に発表した。詳細情報はURL(http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200112/01-1220/)で知ることができる。総務省は2002年1月16日に、「2.4GHz帯を使用する無線システムの高度化」、「準ミリ波帯の周波数の電波を利用する広帯域移動アクセスシステムの導入」及び「PHS及びデジタルコードレス電話の技術的条件の改正」に向けてを公開した。詳細情報はURL(http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020116_3.html)で知ることができる。沖縄総合通信事務所は2003年8月26日に、小型機器で大容量の通信が可能な「準ミリ波帯(18GHz)」を利用した新たな無線システムの実証実験を2003年9月から2004年3月まで、南北大東島の間で行うと発表した。詳細情報はURL(http://www.okinawa-bt.soumu.go.jp/hodo/03_08_26_2.html)で知ることができる。MBOA(MultiBand OFDM Alliance)は2003年11月15日に、IEEEの認可を待たずにUWBの独自仕様の開発を進め、2004年2月に0.9を発表し、2004年5月に1.0を公開すると発表した。製品化は2005年になる。詳細情報はURL(http://www.multibandofdm.org/press_111503.html)で知ることができる。米国のTI(テキサス・インスツルメンツ/Texas Instruments)社やTDK、太陽誘電など国内外の50社と大学は2004年1月27日に、速度が110Mbpsで11m、480Mbpsでは3m、通信速度は無線LANの10倍前後に相当する「マルチバンドOFDM(MultiBand OFDM)」方式の普及を推進する目的で、MBOAに参加する約50社がUWBの標準化をめざす団体「SIG(Special Interest Group)」を結成したと発表した。NTTは2004年12月1日に、複数の送受信アンテナを組み合わせることで無線を高速化する「MIMO-OFDM技術」の開発に成功し、横須賀市周辺エリアを中心としたフィールド実験を開始すると発表した。詳細情報はURL(http://www.ntt.co.jp/news/news04/0412/041201.html)で知ることができる。