ロウワーケース・サウンド

lowercase sound


テクノ・ビートの代わりに、普通は人が気にもとめないような日常のありふれた音を題材にして、沈黙や繊細な音が強調されている電子音楽の総称。あまりにも繊細で、取るに足らない音で、音としてほとんど聞こえないこともあり、神経をとぎすまし、集中する快感を味わうことができる。ただし、日本では平安の時代から「笹の葉の間を流れる静かな青々しい初夏の音」「コスモスの揺れる声」「蛍の羽音」「障子に当たる虫の音」を楽しむなど、百人一首などの和歌に多く謡われ、「ロウワーケース・サウンド」が多く楽しまれてきている。