小野道風や定家、本阿弥光悦などが、かなを筆で書いた文字のように、最初の文字から次の文字につながった毛筆で書かれたような書体の総称。連綿活字の歴史は古く、合金活字の開発者といわれるグーテンベルグが制作した42行聖書でも独立した文字で1つの活字を作る以外に、ba、bc、be、bo、bzなど、複数のアルファベットを1つの活字にした例を見ることができる。これらは42行聖書を手書きの本だといって販売していたように、手書きで制作した本をいかに再現するかが、印刷の大きなテーマであったことがうかがえる。その後も手書き文字に似させた活字は多く作られ、ニュールンベルグのショーンシュペルガー(Hans Schoensperger)が印刷したTheuerdankでは、文字を書くときに、最後の部分を羽ペンで少し遊ばせる手書き文字の癖を活字に取り入れて、特殊な羽ペンで遊ばせた部分だけの活字まで制作している。その傾向は多くのイタリック体に取り込まれ、いかにも羽ペンでサラサラ書いたように、次から次に活字がつながっていくようにデザインされた書体は、数限りなく開発された。日本の文字の場合は、1591(天正19)年にヤソ会がインドのゴアから持ち込んだ印刷機で制作された和文字でも連綿活字が使用されている。詳細情報は富永牧太著:きりしたん版文字攷、富永牧太先生論文刊行会編纂・発行で知ることができる。その後日本で流行した活字印刷のひらがなには連綿活字が多用されている。その中でも、有名な古活字本としては、本阿弥光悦が活字の版下を作り、俵屋宗達がイラストを描き、高瀬川などの治水工事で有名な角倉了似の子供である角倉素庵がスポンサーになって、日本で最初の芸術家村京都の嵯峨野にあった鷹ヶ峰で制作された嵯峨本(または角倉本ともいう)がある。日本の筆で書いた文字では、文章の中心が膨らんだ連面や外形がなだらかな大小の繰り返しで書かれた連綿、左斜線による連綿、右斜線による連綿、連面技術を活用した葦手文字など、文章に作者の感情が織り込まれた文字表現ができた。ただし、活字でこれだけの表現を確保するには、膨大な活字が必要になり、またそれらを管理することも必要になる。そこで1枚の板に1ページごと彫り込んだ活字管理が不要な整版印刷に移行し、日本の活字印刷の文化は急速に衰退した。1869(明治2年)年に上海で四角をグリッドにした活字を開発した米国長老派(米国ブレステリアン派)のウイリアム・ガンブルが長崎の製鉄所に立ち寄り、本木昌造が四角をグリッドにした活字の製法を習得し、現在の四角を基本とした活字が誕生した。詳細情報は田栗奎作著、長崎印刷工業組合発行:長崎印刷百年史で読むことができる。これは日本の古くからある文字文化とは全く異質な活字文化として発達し、写植文化を経て、現在の文字社会に伝承されてきている。途中には多くの賢人が毛筆文字を活字化しようとしたが、基本の四角をグリッドにした概念から離れることができず、失敗に終わっている。明治8年頃YOKOHAMA Misson Pressでは、金属活字の連綿書体も作られ、1881年にはブラウン(Nathan Brawn)譯の末留古帝無--馬留古傳福音書が伊勢暦の書体を模した活字で印刷されたことがある。しかし、デジタル・クリエイターズ連絡協議会では、欧文の文字がアンダー・ラインを基準に制作されていることに注目し、日本文字はセンター・ラインを基準にすれば、四角のグリッドを基準にした活字世界から出ることができることことから、「本阿弥光悦・伊勢物語 Ver.1」を完成し、マルチメディアコンテンツ振興協会(MMCA/MMCAは財団法人新映像産業推進センター(HVC)と2001年4月1日に対等合併し、デジタルコンテンツ協会になった)が実施している「先導的コンテンツ市場環境整備事業」から「本阿弥光悦流連綿書体の開発とそのInternet上のネットワーク連歌環境の構築」ということで予算を受け、和歌・俳句専用メーラーとしてJiJiBaBaPet光悦(仮称)のβ版を完成させた。ただし、予算を受けた時点ではMacOSとWindowsに対応したアプリケーションの開発を計画していたが、OSの進化が激しく、OSに依存しないWeb上でのサービスに移行することがプログラマーと話し合われ、アプリケーション「光悦」の開発は中止するという結論に達し、Web上で利用できるJava対応の「風神プロジェクト」へと受け継がれることになった。ただし、開発予算が尽きたことから、資金が確保でき次第、再開発をすることをプログラマーと約束し、「風神プロジェクト」も一時棚上げになった。今回のように早くから結論を提出する義務がある技術開発には、時間軸の変化によって開発を中止することも多い。公正取引委員会は2003年3月31日に、「デジタルコンテンツと競争政策に関する研究会」報告書についてを公開した。詳細情報はURL(http://www.jftc.go.jp/pressrelease/03.march/03033103.pdf)で知ることができる。デジタルコンテンツ協会は2003年6月25日に、「デジタルコンテンツ白書2003」を発刊し、2002年のデジタルコンテンツ市場は2兆573億円で、前年比108.1%を記録し、初めて2兆円を超え、ネットワーク・ゲームでは韓国のオンラインゲームが続々と上陸した結果、前年比422.8%と4倍を記録し、60億円に躍進したことを報告した。詳細情報はURL(http://www.dcaj.org/news/news030624/index.html)で知ることができる。
長崎の出島(1734年)とその周辺地図(1747〜67年)
1810年頃の長崎
1840年頃に来日したオランダ船
Gutenberg最初の印刷物と言われ、Psalterの活字の見本になったMissale speciale-1
Gutenberg最初の印刷物と言われ、Psalterの活字の見本になったMissale speciale-2
連綿書体の流れ(書道技法講座/44/本阿弥切古今集/伝小野道風/二元社より)
世界の最新情報を日本に持ち込んだ角倉船(「角倉了次と玄之」の表紙より)
嵯峨本伊勢物語慶長13年(1608年)再刊/古活字版第二種(イ)本、絵入り原装/見開きと奥付
嵯峨本伊勢物語慶長13年(1608年)再刊/古活字版第二種(ロ)本、絵入り原装/表紙
嵯峨本伊勢物語慶長13年(1608年)再刊/古活字版第二種(ロ)本、絵入り原装/見開き
嵯峨本伊勢物語慶長13年(1608年)再刊/古活字版第二種(ロ)本、絵入り原装/奥付
嵯峨本/徒然草慶長中刊古活字本第一種本-1
嵯峨本/徒然草慶長中刊古活字本第一種本/見開き
嵯峨本/徒然草慶長中刊古活字本第一種本-2
テスト版光悦伊勢物語のオープニング画面
テスト版光悦伊勢物語の和紙選択画面
テスト版光悦伊勢物語の和紙選択フォルダの指定
テスト版光悦伊勢物語の印刷枠指定
テスト版光悦伊勢物語の和紙に選択された範囲画面
テスト版光悦伊勢物語の文字入力枠画面
テスト版光悦伊勢物語の文字枠指定
テスト版光悦伊勢物語の保存指定
テスト版光悦伊勢物語の編集選択
テスト版光悦伊勢物語の連綿書体選択画面
テスト版光悦伊勢物語の連綿書体選択結果
Gutenbergの42行聖書の活字
嵯峨本伊勢物語の連綿活字
現在も交通標識に利用されている連綿書体(The Journal of Typographic Research winter 1970より)
チベットの文章を3次元的に組み合わせ、織り込まれた文字群
石刻されたEdward Johnstonの大文字のAntiqua
石刻されたEdward Johnstonの小文字のAntiqua
1681年にアムステルダムのElzevir Typesが作った活字見本帳(200%)
1486年にドイツのアウグスブルグでErhard Ratdoltが作った1枚しか残っていない活字見本帳(200%)
マインツのGutenbergの銅像のある風景
テスト版光悦伊勢物語の作例「こいしぐれ」
テスト版光悦伊勢物語の作例「いえじ」
テスト版光悦伊勢物語の作例「とうげ」
嵯峨本謡本「あこき」
嵯峨本謡本「三井寺」
石山切/伊勢集
石山切/貫之集下
明治以前の諸流筆形図(筆道稽古早学問より)
文字の原型である永八法(筆道稽古早学問より)
文字にある十六点(筆道稽古早学問より)
文房四法図(筆道稽古早学問より)
江戸文字の注意点-1(筆道稽古早学問より)
江戸文字の注意点-2
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筆文字と活字の違い
Gutenbergの印刷技術を受け継いだマインツのPeter Schoefferの印刷物
描かれたヨーロッパの中世の世界Welttheater
Welttheaterを描いた画家Wener Tuebke
Gutenberg MuseumとGutenberg Gesellschaftを創設したAloys Ruppel
Helmut Kohl元ラインランド・ファルツ州知事(後にドイツ連邦首相)から表彰されるAloys Ruppel
1901年に設置された最初のGutenberg Museum
最初のGutenberg Museumの内部
最初のGutenberg MuseumがあったKurfuerstuches Schlosssの周囲
1962年に建設中のGutenberg Museum
現在のGutenberg Museumの周囲
GutenbergがCatholiconを印刷し、死去するまで滞在したEltville am Rhein
Gutenbergが作ったといわれるCatholiconの活字で印刷された書籍
後にBambergで発見された、Catholiconの活字の種類
第2次大戦前にフランクフルトにあった書誌学関係古書店Bearの店
書誌学関係古書店Bearの内装
初代Bear店主Simon Leopold Bear
Catholiconが登場するBearの古書カタログ585(1910)
1460年の年号があるGutenbergが印刷したといわれるCatholiconの奥付
米国のインターネットを使う子供と、使わない子供の比較
子供達がよく使うソフト
Johannes Fust
Peter Schoeffer
米国における8〜12歳の子供とインターネット
米国の14〜17歳の子供が大人向けサイトを訪ねる割合
1434年(世宗16年)に朝鮮で鋳造された甲寅活字で印刷された「啓蒙篇」
19世紀にグーテンベルグの印刷技術を知るために作られたレプリカ
聖Seb. MuensterのCosmography,1578にある印刷起源解説
マインツにあるグーテンベルグの銅像を写真に撮るとマクドナルド
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 1997
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 1998
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 1999
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 1999の付録
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 2000
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 2000の付録
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 2001
ChildStats.govが公開したAmerica's Children: 2002
「デジタルコンテンツと競争政策に関する研究会」報告書について
Illustrirte Zeitung1845年10月4日号に掲載されたイギリスのビクトリア王女のグーテンベルグ銅像見学図
グーテンベルグ銅像
グーテンベルグ銅像にある印刷風景のレリーフ-1
グーテンベルグ銅像にある印刷風景のレリーフ-2
Illustrirte Zeitung1856年11月15日号に掲載されたマドリッドのIllustracion印刷風景
オンライン・コンテンツ
カリグラフィー
性とメディア
フォント
タイプ・スタイル
タイプ・サイズ
タイプフェイス
タイプ・ファミリー
ビットマップ・フォント
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UCS
Type1フォント
TrueType
Type3フォント
プリンタ・フォント
セリフ・フォント
セリフ
サンセリフ
外字
JIS漢字コード
UCS
モリサワ賞国際タイプフェイスデザインコンテスト
AFP(Advanced Function Printer)
マルチフォント
JIS
WIFE
PostScript
The Media in Transition project
「文字コード」問題
JIS幽霊字
日本語入力システム
ASCII
ISO10646
VJE
楔文字モデル
永八法
十六点
Scalable Wnn
JiJiBaBaPet
デジタルコンテンツ協会
I am J
ネット文化
GB18030
モバイルWnn
Decuma
感性メール
CATaC(Cultural Attitudes towards Technology and Communications)
Digital Cultural Institutions Project
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