リアルタイム・オンライン・ジャーナリズム

real-time online journals


Web logで現場からリアルタイムで提供されるニュースが、政府や軍隊によって規制され、コントロールされたマスコミが流すイラク戦争情報より話題になり、一つのメディアとして注目されるようになっていることから登場した、Web logを利用して情報提供するリアリティがある現場主義のジャーナリズムの総称。Mark Glaserは2003年6月17日に、「basically real-time online journals(リアルタイム・オンライン・ジャーナリズム)」であればWeb logで利益を得ることができると、OJR(Online Journalism Review)の「One-Man Blogs Prove There Is Money to Be Made by Online Journals」で主張している。詳細情報はURL(http://www.ojr.org/ojr/glaser/1055879147.php)で知ることができる。また、2003年6月23日発行のthe Weekly Standardは、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)のジェーソン・ブレア(Jayson Blair/当時27)レポーターが発見した73項目36の盗作問題や偽情報で2003年5月1日に退職し、2003年5月22日には20人の内部スタッフと外部スタッフがポリシーの違いで退職し、2003年5月28日にはPulizer賞を受賞したレポーターRick Braggが退職届を提出した責任を取って、ニューヨークタイムズの編集責任者(Executive Editor)のHowell Raines(60)と編集管理者(Managing Editor)のGeraldBoyd(52)が引退することでサインした報道など、一連のニューヨークタイムズの世代交代騒動を受け、David Gelernterがコラムで、次世代の米国大新聞はオンラインから誕生すると予言した「the Next Great American Newspaper Will Be Online」を発表している。詳細情報はURL(http://www.weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/002/797bppbw.asp)または、URL(http://www.cnn.com/2003/US/Northeast/06/05/nytimes.resigns/index.html)で知ることができる。PBSは2003年11月12日から米国で放映する、米国が参戦した戦争時の現場レポートを特集した「Reporting America at War」を公開した。時代によってレポートの内容や方法がリアルタイムで知ることができ、まさに戦争下ジャーナリズムの歴史といえる。詳細情報はURL(http://www.pbs.org/weta/reportingamericaatwar/)で知ることができる。53年間政府からのコントロールを拒否してきたイギリスのNCTJ(National Council for the Training of Journalists)が、主流教育制度の一部として今初めてNCTJエントリーおよび上級のジャーナリストNCEテストに形式上の政府認識を与える認可を求めて、政府認可組織になるため、最も大きな刷新を求められているとPressgazetteが報告した。もし、政府認可組織と認められなかった場合、継続教育大学(further education colleges)として実行される多くのNCTJコースのために、the Learning and Skills Councilからの特殊法人資金の提供が受けられなくなる。まさに板挟み状態であると報告した。詳細情報はURL(http://www.pressgazette.co.uk/News.aspx?Action=View&ID=48262)で知ることができる。 I Want Mediaの創設者パトリック・フィリップス(Patrick Phillips)は2005年2月5日に、「学生はデジタルジャーナリズムにおけるどんな話題を探るべきか?」ということで、メディア総括サイトで、今春のニューヨーク大学(New York University)のデジタル・ジャーナリズムの大学生コースで、インターネット文化、オンライン雑誌、ブログ、およびその他をカバーすることを公表し、guest speakerとして作家/エディターのKurt Andersen、SlateエディターのJacob Weisberg、WSJ.comマネジング・エディターのBill Grueskinとブロガーを招待することを予定していると報告した。詳細情報はURL(http://www.iwantmedia.com/)で知ることができる。MediaDaily Newsは2005年11月7日に、Mark Glaserによる「Annals Of Integration: New York Times and Times Digital」を公開し、デニーズ・ウォレン(Denise Warren)を印刷されたNew York TimesとデジタルNew York Timesの両方をビジネスとして監督する広告担当役員に任命したと報告し、デニーズ・ウォレンは同様にNew York Timesが所有しているインターナショナル・ヘラルド・トリビューン東京支局とクラシック・ラジオ放送局WQXRの広告担当役員として監督し、これまで一部の情報筋から出ていた、印刷されたNew York TimesとデジタルNew York Timesの統合が順調に進んでいないという話をMark Glaserが引用し、デジタル部門から数人の幹部社員が印刷側に上陸し、統合の先頭に立って印刷側でクラブを作り、実施から1年をかけて効果が出始めていると報告した。彼らは、伝統的な印刷収入を支援することによってオンライン革新が消されると恐れていたが、New York Timesのデジタル部門ヘッドのMartin Nisenholtzは印刷力による接収が今までに一部の意見を否定し、印刷されたNew York Timesのスタッフが印刷サイド幹部社員ではなく、最近ではデニーズ・ウォレンに報告するようになっていると指摘し、かなり肯定的に解説している。印刷されたNew York TimesのスタッフがデジタルNew York Timesより権威があるという考え方では、解決できないことが増え始めたということかもしれない。この傾向は、新聞や出版革命が通らなくてはならない宿命であり、New York Timesは着実に大きな峠を越えようとしているようである。詳細情報はURL(http://publications.mediapost.com/index.cfm?fuseaction=Articles.showArticleHomePage&art_aid=35985)で知ることができる。