やおい

yaoi


「やまなし、オチなし、いみなし」の略称。山場がなく、オチもなく、深読みするような意味のない漫画の総称として登場した言葉で、同人誌の中のそういうジャンルの漫画をまとめて呼んだのが始まりだった。 最近の「やおい」は、Juneと呼ばれる女性向け雑誌とクロスオーバーする形で浸透し、その読者層も重なっていることが多く、女性を読者層とした美男子同士の恋愛物語や男同士(美少年とは限らない)のからみを主に描いたもので、「やらしい、おぞましい、いやらしい」の略として使われるようになってきた。例えば、「ドラえもん」であれば「のび太」と「ドラえもん」のからみとか、「ジャイアン」と「のび太」とか、そういうのが本中に展開されているコミックで、ここに潜んでいる共通のテーマは「絶対の愛」であり、男性同士の性といってもそれはゲイではなく、女性側からみて汚れていない男性同士の性でなければならない。こういった動向は、1970年代にその原形を確認することができるが、1990年代のコンテクストでみると、価値観が等価になったことに反比例して、「真の愛」を求める物語として人気を博しているのが現状で、「やおい」の実体調査によれば、現在、このジャンルのコ ミックは馬鹿みたいに売れていると報告し、「恋愛できない女性」「摂食障害」といった言葉とともに話題になっている。似たジャンルは古く、1970年代にベトナム戦争反対やドラッグなどで、ディズニーのコミック作家がドロップアウトし、ミッキーとミニーがSEXしている横で、小人達が白雪姫を強姦しているマンガを描いて、世界中のマニアを喜ばせたり、かなり風刺的な要素も含んでいたJean JacquesのERRO 1974〜1986 CATALOGUE GENERAL,L'INCITATION A LA CREATION FERNAND HAZAN,1986などの影響を受けたコミック作家がより激しくした結果といえる。「やおい」ファンはすでに世界に浸透し、日本の文化として海外で「日本のコミックについて」などをテーマにした講義が多くの大学などで実施され、その講義の中で「やおい(yaoi)」に触れない場合は、多くの学生からブーイングの嵐が吹いていると伝えられている。ブルガリアではIPI(According to the International Press Institute)が本格的な風刺だけを扱ったテレビ番組Satirical TV Programが1998年2月28日から始まっている。