ペンOS

Pen Operating System

ペン・オーエス,ペン入力オペレーティング・システム

キーボードやマウスの代わりに電子ペン(ポインティング・デバイスの1つ)を使って文字入力やコンピュータ操作をするためのオペレーティング・システムの総称。手書きの文字を入力手段にするペン・コンピュータのOSもある。ペンOSの代表的なものとして、米国のGo社のPenPoint、Microsoft社のWindows for Pens(Pen Windows)、Apple社のMac Handwriter、CIC社のPenDOSがある。NTTでは、1995年8月に文字の各線の形や位置関係を相対的に調べる解析手法を利用して、崩し文字やクセ文字でも解読できる新しいペン入力ソフトを開発した。また、ソフト開発の日本ネサマック(Tel.06-261-5791)は、紙の上に文字を書くと、親指、人指し指、中指が当たる部分のセンサーから、指先に加わる変化を検知して文字を認識する特殊なペン型入力装置を開発し、学校などで使う自動採点システムに応用している。今後は、医者のカルテや経理伝票などにも応用されることだろう。富士通研究所は、1999年8月6日に、「字形認識部」と、出力された複数の候補文字の中から前後の文字の連なりなどを使って文字列としての尤もらしさをもとに、最終的な出力文字列を決定する「文脈処理部」から構成され、利用者のクセを学習するペン入力手書き文字認識システムを開発したと発表した。ネットウェブは、ペン&タブレット入力のンき(ノン・キー/NonKey)を発売した。詳細情報はURL(http://www.ann.hi-ho.ne.jp/~uechi/non/)で知ることができる。富士通は1999年11月1日からWindows CEを採用したペン入力のモバイル型ノートPC「Pen Centra 130」を発売し、三菱電機も1999年11月19日からペン入力のモバイル型ノートPC「AMiTY CP/GP」3モデルを発売した。詳細情報はURL(http://www.melco.co.jp/news/1999/1101-a.htm)で知ることができる。米国のParaGraph社社は1999年11月8日に、インターネットサーバーやイントラネットサーバー上で自然手書き文字を認識できるCalliGrapher技術を使って、筆記体、楷書体、その混合などの手書き文字を認識できる「NetCalif SDK」のリリースを発表した。詳細情報はURL(http://www.paragraph.com)で知ることができる。日本法人のマイクロソフトは2002年6月12日に、NEC、東芝、富士通、ソーテック、日本ヒューレット・パッカードのメーカー5社が、Windows XP ProfessionalをベースにタブレットPC向けに機能拡張したOS「Windows XP Tablet PC Edition」を搭載した手書き入力方式の「タブレットPC(Tablet PC)」を2002年秋に発売することを発表した。詳細情報はURL(http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/061202tabletpc.asp)または、URL(http://www.microsoft.com/windowsxp/tabletpc/default.asp)で知ることができる。