インターネットに接続されたLANで、外部からは特定の公開されたサービス以外は使えないようにし、内部LANのセキュリティを保つためのソフトウェア、またはシステムの総称。具体的な制限としては「電子メールなら接続を許可する」「内部からの送信に限ってデータ送信を認める」など、ネットワーク管理者が自由に設定できる。IDやパスワードなども管理して特定の利用者にだけ扉を開く。制限を増やせば、それだけアクセスしにくくなるので、ホームページや必要な通信手順を示す公開サーバーは、ファイアウォールの外に置くのが一般的である。インターネットは誰でも簡単に接続できるという長所を持っている反面、インターネットに接続している企業のコンピュータは接続を認めていない企業より8倍もハッカーに侵入されやすいという現実から、通信ネットワーク先進国の米国で考えられた。このようにして構築されたネットワークを総称してイントラネットという。ファイアウォールには大きく分けて、送信者/受信者のIPアドレス、TCP/UDPのポート番号などを元にフィルタリングするパケット・フィルタリング方式とIPパケットを中継しないで、データをアプリケーション層でやりとりするアプリケーション・ゲートウェイ方式がある。ハッカー対策に真剣に取り組まない企業は顧客情報の漏洩が心配され、同時に消費者の情報を軽視しているといわれ、消費者に見放される可能性が高いことから、米国では多くの企業が採用している。日本アイ・ビー・エムでは他メーカーの先人をきって、ネット・エス・ピーというソフトウェア・タイプのファイア・ウォールを発売した。将来の市場の拡大を狙って新規参入するメーカーが相次いでいる。発売当初は大学、官公庁の研究室、大手企業などがユーザーであった。しかし、一般消費者と関わりのある企業も、消費者の人権を保護する立場から真剣に考えるようになってきている。また、ファイアウォールの外に置かれた公開サーバーは、別の安全対策を必要とする。カナダのボーダー・ネットワーク・テクノロジー(Boder Network Technology)社では、公開サーバーなどもファイアウォール内に配置できるシステムを開発している。米国のNetwork Engineering Technologies,inc(NET/ネットワーク・エンジニアリング・テクノロジーズ)社は、自社製品のファイアウォー ル・プログラムのデモンストレーションのために、ファイアウォールを突破した人に賞金10,000ドルを進呈するというThe $10,000 Firewall Challengeを1996年5月1日から31日まで実施した。賞金を貰うためには、あらかじめ同社のURL(http://thefirewall.com/)で参加登録を行ない、同社の サーバーのファイア・ウォールを突破し、指定されたデータを取ってくる必要があった。ただし、誰かがそのデータを取ってきた瞬間に、ファイアウォー ル・プログラムの価値はなくなり、この懸賞金レースも終わる。日本アイ・ビー・エムは、ファイアウォールのソフト製品として、データを暗号化、インターネット経由でイントラネット間の相互接続を実現できるInternet Connection Secured Network GatewayV2.2を1996年9月27日に発売した。その他、ファイアウォール関連の製品には、フォーバルクリエイティブのCheckPoint FireWall-1、日新電機のCyberGuard Firewall、ニチメンデータシステムのBorderWare、データコントロールのnetGUARDIAN、ネットワンシステムのSidewinder、数理システム/マクニカのMilkyway Black Hole、CTC(Challenging Tomorrow's Chandes)のInterScan VirusWall、アスキーネットワークテクノロジーのCentri FireWall、NECのGoah/SecuritySV、ハッピーサイズのMorning Star PPPなどどんどん新しく登場している。米テクノロジック(Technologic)社と台湾のダイナラブ(DynaLab)社は1997年3月31日に、Pentiumベースで、日本語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語に対応したパソコンにインストール済のファイアウォール製品、インターセプター(Interceptor)を発表した。熊本大学工学部の中村良三(Ryouzo Nakamura)教授と中嶋卓雄(Takuo Nakajima)助手らは、接続要求している相手のコンピュータのアドレス情報から、相手が正規の利用者かどうかを判断し、適切と認めたものだけアクセスを許すソフトウェアを試作した。ネットワークの通信機器の状況を監視するソフトと組み合わせ、パスワードを盗もうとしたり、データを書き換えようとしたときの不審な動きを記憶させ、似たパターンが現れれば、回線を自動的に切るソフトの開発も進めている。ノベルはProxyサーバー機能などを備えた統合型ファイアウォール・ソフト「BorderManager」を1997年10月31日に発売した。ファイアウォール・ソフトのSecurITシリーズMilkyの体験版がダウンロードできた。神戸のインターネットセキュリティは、1998年6月1日から3ケ月間の予定で、「ファイヤーウオールハッキングコンテスト」を開始した。コンテスト参加製品はSecureComputing社のBorderWare、SecureComputing社のFirewall for NT、CheckPoint社のFirewall-1、MILKYWAY NETWORKS社のSecureITで、BorderWareの詳細情報はURL(http://www.sctc.com/)、Firewall for NTのURL(http://www.sctc.com/)、Firewall-1の詳細情報はURL(http://www.checkpoint.com/)、SecureITの詳細情報はURL(http://www.milkyway.com/)でそれぞれ知ることができる。ファイアウォールを許可されていないプロトコル(外から内へのTelnet等)が許可された時、ファイアウォールの設定が変更された時、ファイアウォールがその機能を果たさなくなった時などに、ファイアウォールが破られたと決定される。ただし、DoS:Denial of Serviceアタックは対象外である。詳細情報はURL(http://www.inet-security.com/)で知ることができる。米国のネットワークアソシエイツ(NAI/Network Associates Inc.)社は、1998年7月20日にファイアウォールに、インターネット経由で送られてくるデータの情報すべて、リアルタイムでウイルス・チェックし、コンピュータ・ウイルスにも対処する機能を組み込んだWebSield for Firewallsを発表した。今後このような商品が多く登場することだろう。詳細情報はURL(http://www.nai.com/)で知ることができる。富士通は管理・セキュリティ機能などファイアウォール機能を持ったルーター「NetVehicle-S30」を1998年12月22日に発売した。詳細情報はURL(http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/Products/telecom/NV/)で知ることができる。ファイアウォールは大企業が装備するという概念から、OCNやCATVインターネット接続、ADSLなどによるサービスが登場し、全てのサーバーが必要とすると言う考え方が浸透してきた。例えば、住友金属システム開発はSOHOと中小企業をターゲットにしたボックス型ファイアウォール「SonicWALL」を1999年5月に発売した。セサミは1999年9月24日に、CATVを利用したインターネットサービス用として、OSにLinuxを採用したファイアーウォール「Mosquito-net」を発表した。詳細情報はURL(http://www.s-me.co.jp/news/990924.htm)で知ることができる。また、イスラエルのCheck Point社は、家庭向けに製品を供給する目的で、Sofaware社を設立した。詳細情報はURL(http://www.sofaware.com/)で知ることができる。ヒューコムは、1999年12月17日に米国フロリダのサイバーガード(CyberGuad)社の認定を受け、日本でファイアウォールの認定技術者養成プログラムを開始すると、1999年12月21日に発表した。米国のRAINfinity社が開発したファイアウォール(FireWall-1)のハイ・アベイラビリティを実現するソフトウェア製品「Rainwall」を先端技術研究所が2000年5月9日から販売を開始した。米国のTiny Software社は2000年6月14日に、Tiny Software社が、インターネット・ルーター&ファイヤーウォール・ソフト「WinRoute Pro」がネットワーク横断的にアクセスやアクティビティのロギングを制限したり監視できる機能が評価され、重要な軍事防衛情報を扱うネットワーク環境保持に貢献するソフトと認められたことから米国海軍航空システムチームに採用され、納入したことを発表した。米国のGAO(General Accounting Office/米国連邦会計監査院)は2002年11月19日に、コンピュータ処理されたデータで公開できる情報の査定をレポートした2002年10月1日の情報「Assessing the Reliability of Computer-Processed Data. GAO-03-273G」を公開した。また、コンピュータ・セキュリティの進化にともなう連邦政府に対する批判と、リスクによる賛成の意見を調査したレポート「Computer Security: Progress Made, But Critical Federal Operations and Assets Remain at Risk. GAO-03-303T, November 19」を公開した。詳細情報はURL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-03-273G)または、URL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-03-303T)で知ることができる。RENA(REsonant communication Network Architecture)の一環として、NTTは2003年2月18日にDDos攻撃にも対応できるファイアウォール「Moving Firewall」の試作品を開発したと発表した。詳細情報はURL(http://www.ntt.co.jp/news/news03/0302/030218.html)で知ることができる。経済産業省は、経済産業政策局長の私的研究会として、2002年12月から6回にわたり「リスク管理・内部統制に関する研究会」を開催し、検討を行い、パブリックコメントの結果も踏まえ、「リスク管理・内部統制に関する研究会」報告書概要、「リスク管理・内部統制に関する研究会」報告書本文を公表した。米国のGartner社は2003年7月21日に、ファイアウォールとIP-VPNのハードとソフトに関する2002年のマーケット実績を公開した。詳細情報はURL(http://www.gartner.com/NewsLetterServlet?fcn=activityPublisher&unique=1258439&link=5135&doc_cd=116233)で知ることができる。米国のNAI(Network Associates)社は2004年4月22日に、「Sniffer」ネットワーク管理製品部門をSilver Lake Partners社とTexas Pacific Group社に現金US$2億7500万で売却してインターネット・セキュリティ製品/サービスに特化するという大規模な再編計画を発表し、社名を「McAfee」に変更すると発表した。詳細情報はURL(http://www.nai.com/us/about/press/corporate/2004/20040422_152624.htm)で知ることができる。警察庁は2006年4月14日に、国の警察施設に設置したファイアウォールと侵入検知装置のデータをまとめた2006年3月の国内におけるインターネット治安情勢についてのレポートを公開し、2月12日から継続していたワーム等によるものと見られるアクセスが2006年3月6日に沈静化し、米国からのアクセスが増加する一方で、日本・中国・韓国・台湾などアジアからのアクセスは減少していると報告した。詳細情報はURL(http://www.cyberpolice.go.jp/detect/pdf/20060414.pdf)で知ることができる。
ファイアウォールの概念図
パケット・フィルタリング方式とアプリケーション・ゲートウェイ方式
富士通のファイアウォール機能を持ったルーターNetVehicle-S30
NetVehicle-S30の仕様一覧
増え続けるウイルス
世界のインターネット・ユーザー(Computer Industry Almanac Inc.より/1998年末現在)
世界のWeb内容(Nature/8.July 1999,from NEC Research Instituteより)
サーチ・エンジンの実体比較(Nature/8.July 1999,from NEC Research Instituteより)
CATVインターネット接続サービス用ファイアウォールMosquito-net
1998年と1999年の中小企業のインターネット利用方法比較
中小企業のインターネットへの影響
米国における両親のインターネット利用の推移
米国の子供達がインターネットで情報を知る先
米国におけるインターネット接続方式と価格の比較(1999年)
米国における衛星とCATVインターネット接続の増え方の比較予測
米国におけるビジネスで必要になるため、勉強する分野の比較
米国の中小企業がインターネットを使う時代の流れ
米国の中小企業がインターネットを使う目的
米国のサイバー取締に対する意識調査結果
米国の小規模企業が利用するインターネット・サイト
小規模企業と中小企業、大企業が取ったe-Commerceの契約数の伸び
US$で対応している中国人のインターネット・ユーザー
2000年8月の地域別、国別インターネット・ユーザー
テネシー大学のDonald Bruce助教授の1979〜2003年個人税収計算
E-Commerceによる価格と税収の変化
E-Commerceの発達による税収の変化
インターネット・ユーザーの生活に関係する不安調査結果
E-Commerceの形態と経験年数の比較
ドイツのドメイン数の伸び
ドイツの種類別ドメイン数の伸び
ドイツのドメイン数の伸びと、必要な金額
ドイツのホスト数の伸び
ドイツのホスト数の伸びと金額
言語別世界のインターネット・ユーザー
言語別ユーザーの円グラフ
米国におけるインターネット・ビジネス・ユーザー
米国サイトで海外から購入する国々の比率
Goldmann Sachs and PC Data Onlineの年末商戦情報
米国の1999年と2000年年末商戦で購入できなかったサイトの数
2000年年末米国における日曜ごとの売り上げ比較
1999年と2000年の10月、11月、12月のウイルス比較とその種類
Modalis Research Technologiesの中小企業調査報告
米国のConsumer Reportsが調査したAOLとフィルタリング・ソフト評価
米国の電子メール市場動向
企業がインターネット被害を受けた時のトラブル要因の調査H2N2報告
コンピュータ処理されたデータで公開できる情報の査定をレポート
コンピュータ・セキュリティの進化にともなう批判とリスク
Nielsen//NetRatingsが2002年12月20日に発表した2002年末商戦の動向
Amazon.comが2002年12月26日に発表した年末商戦結果
Moving Firewallシステムの概要
「リスク管理・内部統制に関する研究会」報告書概要
「リスク管理・内部統制に関する研究会」報告書本文
2002年のフィイアウォールとVPNのマーケット・シェア
@policeで2006年4月16日に公開されたレポート
ペスト
Moving Firewall
DMZ(DeMilitarized Zone)
ファイアウォール・ログ解析ソフト
パケット・フィルタリング
アプリケーション・ゲートウェイ
ステートフル・パケット・インスペクション
クラッカー
ハッカー
コンピュータ・ウイルス
バンダル
サイベリア
USDCO(Underground Secure Data Center Operations)
CCC
ボディ・ガード
EFF
産業ハッカー
イントラネット
エクストラネット
ハイブリッド・ネット
スマートカード
オフィス・サーバー
インターネット警察
Network Monitoring Attack
Denial of Service attack
エクストラネット
Access Key
ワンタイム・パスワード
自由の疫病
フィルタリング・システム
企業の情報化
Memphis card
テロリスト・ハッカー
情報戦争
ドメインジャック
GetAdmin
電子メール爆弾
BorderManager
Proxyサーバー
WebCLUB
インターネット・コマース・エキスポ
Clue
フューチャーネットワーク
レイティング・データベースの稼働
Attack
情報の自由化宣言
レイティング・データを知るための方法
LiveLink Online Service
CIAC
Network Quality of Service
ワンタイム・パスワード
リモート・アクセス
ウイルス/セキュリティ関連URL
Green Paper
1998年1月30日に発表されたGreen Paper
Green Paperに対するEUとECの見解
VCS
ebase
SVP
データベース保護法案
Norton AntiVirus
1998年6月5日に米国商務省が発表した最終案-1
1998年6月5日に米国商務省が発表した最終案-2
PE_CIH
SeOS
コンテンツのタブー
サイバーナース
IANAのホワイトペーパー賛成表明
Malicious Mobile Code Consortium
ポートスキャン
Pop-up MAIL
イントラ・オフィス
eドクター
IFWP
Strange Brew
BackOrifice
イントラネットウエア
WebPasskey
Cybersufari contest
InfoArk EZ-Pack
日中音声翻訳システム
トロイの木馬
Adaptive Network Security Alliance
Microsoft Money
ハイテク犯罪の現状と警察の取り組み
PowerPointウイルス
Officeアプリケーション感染型ウイルス
ルーター
マルチメディア・ルーター
ISDNルーター
オスロ大学ハッキング事件
Telnet
Finger
Netscape Meta-Directory
サイバー・ウオッチ・ネットワーク
Caligula
学校教育のためのサイトリスト作成委員会
IDS
DNA鑑定チップ
Social Engineering Attack
関西テクノアイデアコンテスト
中小企業向け「公的資金データベース」検索システム
サイバーセキュリティーコンソーシアム
キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト
Rainwall
Trusted Auction
偽銀行サイト警報
ArtByteへのOpen Letter
音声ドメイン
NIPCのNew Year's DDOS Advisory
被害者は加害者になる!!
PS-Linux
NISM推進協議会
環境変数
ブロードバンド・ルーター
ドイツの大学ICカード学生証
Computer Security Enhancement Act
Digital Pearl Harbor
ISMS(Information Security Management System)
BCP(Business Continuity Plan)
エッジ・コンピューティング市場
FBIによるKGBハッキング・ハッカーズ
FISA
ウォー・ドライビング試験
OSAC(Overseas Security Advisory Council)
CNA(Computer Network Attack)
Stratcom(U.S. Strategic Command)
情報セキュリティ監査制度
情報防衛センター
ウイルス作成罪
電子版万里の長城
インターネット隔離
世界インターネット自由法
Blaster
VPN
Anti-Virus Reward Program
BlackOPS: HackAttack challenge 2004
Pharming
SDL(Security Development Lifecycle)
WAF(Web Application Firewall)