バンダル

Vandal

不正中継

5世紀頃に西ヨーロッパに侵入し、ローマを略奪したゲルマン一族の名称で、ローマ文化の侵略者として知られ、芸術品や文化などを破壊する人達の代名詞として使われるようになった。また、文化や芸術を破壊することをVandalismといい、ちょっと奇怪で野蛮な破壊者をvandalizeという。最近では、JavaのアプレットやActiveXコントロールなどを利用して、ユーザーのハードディスクにある重要なデータを盗んだり、改ざん・消去するなどの操作を行なう悪質なプログラムの総称として使うようになった。ウイルスとバンダルの違いは、ウイルスが感染、潜伏して発病するのに対し、バンダルはインターネット関連のプログラムを乗っ取ったり、変更する。また、ウイルスは自動実行しないが、バンダルは自動実行し、ウイルスは駆除できるが、バンダルは入り込んだら既に手遅れといわれている。ただし、ウイルスはプログラムに感染するが、バンダルはプログラムに感染しない。1997年には、モデムの接続先を変更したり、データを勝手に転送してしまうバンダルが報告されている。イスラエルのエリアシム(EliaShim)社は、バンダルを阻止するeSafe Protectを開発し、日本ではコア社が1998年6月25日から発売した。また同時に、eSafe Protectからアンチウイルス機能を省いたeSafe Protect EVも発売した。最近では、他人のサーバーに侵入し、ウイルスを自動配布するウイルスの代理母のような設定がされ、オーナーが知らない間にどんどん友人達にウイルスを散蒔く、また、大学のサーバーに侵入し、大学経由でポルノ画像を配信するなど、冗談のようなクラッキングも増えている。このような管理者が知らないうちに、化けのようなクラッカー利用されるコンピュータをゾンビ・コンピュータと呼ぶこともある。サーバーを安く導入できるといって、サーバーが管理できないまま使用すること自体が不自然で、そのような環境を提供する通信提供会社の姿勢まで疑いたくなるのも真実である。サーバーを乗っ取り、不正に利用されてインターネットでSPAMメールなどを配信される事故が多発していることから、長崎ネットワークサービスは、サーバー の不正中継点検を無料で開始した。詳細情報はURL(http://www.nanet.co.jp/rlytest/)で知ることができる。ボストン・グローバル・オンラインは2001年5月28日にGlobe Was Right: No White House Vandalismという記事を公開し、ブッシュ政権が長期政権を確保できないと指摘した。また、FAIR(Fairness & Accuracy In Reporting)では、最新のバンダルされるバグ情報bogus vandalism storiesを公開している。詳細情報はURL(http://www.fair.org/activism/vandal-update.html)で知ることができる。また、米国では教育目的で、セキュリティ情報サイトで、ハッカー情報やハッキ ング情報などを提供しているOnline上にあるAntiOnlineが登場した。詳細情報はURL(http://www.antionline.com/)で知ることができる。米国のNCES(National Center for Education Statistics)は2003年3月31日に、教育関連のセキュリティ・レポート「Weaving a Secure Web Around Education: A Guide to Technology Standards and Security 」を公開した。詳細情報はURL(http://nces.ed.gov/pubsearch/pubsinfo.asp?pubid=2003381)で知ることができる。ロイターは2005年5月24日に、米国のFTC(Federal Trade Commision/米国連邦通商委員会)が2005年5月24日に、スパム配信に利用されているゾンビ・マシン調査に、世界中にある3,000のISPに協力するように要請したと報告した。FTCはこの作戦を「Operation Spam Zombies」と名付け、専用のWebサイトも用意し、プロバイダは多量のメールを出しているそれらのネットワークでコンピュータを特定して、ゾンビであることがわかっているなら、それらを検疫するべきであると要求している。このレターは、英語だけではなく、中国語、日本語、デンマーク語、リトアニア語、ギリシャ語、ノルウェー語で発信された。国境のないインターネットでスパムを減らすには、国際協力が必要ですが、米国のFTCではなく、国連が実施すべきことである。詳細情報はURL(http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=internetNews&storyID=8592338)または、URL(http://www.ftc.gov/opa/2005/05/zombies.htm)または、URL(http://www.ftc.gov/bcp/conline/edcams/spam/zombie/index.htm)で知ることができる。INDYSTAR.comは2005年5月10日に、米国が同時多発テロのサイバー版が起こったという想定で、CIAが2005年5月10日から空前のインターネット戦争ゲームを開始し、このゲームは3日間に渡って行われ、Silent Horizonとして政府と産業が何カ月もにわたってインターネットが分裂され、徐々に拡大するのにどのように対応できるか、その能力をテストすることが目的だと報告した。詳細情報はURL(http://hosted.ap.org/dynamic/stories/I/INTERNET_TERROR?SITE=ININS&SECTION=HOME)で知ることができる。


バンダルに破壊されたと伝わっているローマのカメオ
増え続けるウイルス
毎日新聞の「毎日インタラクティブ」がクラッキングを受けた報告ページ
朝日新聞の「asahi.com」がクラッキングを受けた報告ページ
描かれたヨーロッパの中世の世界Welttheater
Welttheaterを描いた画家Wener Tuebke
インターネット・ユーザーの生活に関係する不安調査結果
西欧のインターネット状況
ロシアとヨーロッパのインターネット・ユーザーの伸び
ヨーロッパの2000年インターネット・ユーザー
1999年と2000年の10月、11月、12月のウイルス比較とその種類
CATVユーザーとiTV(interactive TeleVision)
電子メールを利用したeZine
企業がインターネット被害を受けた時のトラブル要因の調査H2N2報告
Oxford大学のLuciano Floridiが公開したWhat is the Philosophy of Information?
SEPB(Scholarly Electronic Publishing Bibliography) Version 40
GAOが2002年2月1日に公開したJim Giboonsによる「School Dropouts」
NCESが2003年3月31日に公開した、教育関連のセキュリティ・レポート
NCESの米国政府における1980年 2003年の教育経済支援のレポート
米国政府のセキュリティ・レポート「Secrecy Report Card: Quantitative Indicators of Secrecy in the Federal Government」
FTCが2005年5月24日公開した「Operation Spam Zombies」リリースとレター
GAOが2005年5月26日に公開した、78ページのサイバーセキュリティ・レポート

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