バイオニクス

bionics

生物工学

生物を工学的に分析し、そのメカニズムを情報技術に応用することを目的に、生物学(Biology)と電子工学(electronics)からできた造語。とくに、人間の5感を利用したパターン認識、音声認識、臭覚認識など、認識の分野で注目されている。ドイツのチュービンゲン大学(University of Tuebingen)にはEU(欧州連合/European Union)からの援助によって設立された、425の企業や研究所が参加しているバイオ・チップ技術の情報センター「BioChipNet」がある。詳細情報はURL(http://www.biochipnet.de/)で知ることができる。日立製作所機械研究所は2003年6月19日に、バイオとMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を融合した バイオMEMS技術を用いて、遺伝子検査デバイスとして「カートリッジ型前処理デバイス」と「マイクロ検査チップ」の開発に成功したと発表した。詳細情報はURL(http://www.hitachi.co.jp/media/New/cnews/030619c.html)で知ることができる。米国のGAO(General Accounting Office/米国連邦会計監査院)は2003年9月9日に、Keith A.Rhodesによるバイオメトリックスを利用した情報セキュリティ実験報告書「Information Security: Challenges in Using Biometrics, by Keith A. Rhodes, chief technologist, before the Subcommittee on Technology, Information Policy, Intergovernmental Relations, and the Census, House Committee on Government Reform. GAO-03-1137T」を公開した。詳細情報はURL(http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-03-1137T)で知ることができる。経済産業省は2004年12月20日に、平成15年5月に公布された「個人情報の保護に関する法律」が平成17年4月に全面施行されることから、産業構造審議会化学・バイオ部会個人遺伝情報保護小委員会で、個人遺伝情報の取り扱いに係る円滑な実施を図るための対応について審議し、その結果として、「経済産業分野のうち個人遺伝情報を用いた事業分野における個人情報保護ガイドライン」を告示した。詳細情報はURL(http://www.meti.go.jp/press/20041217010/20041217010.html)で知ることができる。ENS World Newsは2005年2月24日に、NASA(National Aeronautics and Space Administration/米国航空宇宙局/ナサ)の宇宙生物学者Dr. Richard HooverがFox, Alaskaで5年前にU.S. ArmyのCRREL(Cold Regions Research and Engineering Laboratory)のトンネルで発見した氷のサンプルから3万2000年間眠り続るバクテリアを見つけ、アラバマ大学(the University of Alabama in Huntsville)のDr. Elena PikutaとNASA's Marshall Space Flight Center in Huntsvilleが共同で生き返らせたと報告した。そのバクテリアは「Pleistocene Age」に凍ったことから、「Carnobacterium pleistocenium」と名付けられた。詳細情報はURL(http://www.ens-newswire.com/ens/feb2005/2005-02-24-05.asp)で知ることができる。米国の法廷で指紋捺印の信頼性についてテストしているが、驚いたことに指紋押捺が貴重で一般に信頼できるツールであるということについて、これまで十分に議論されてこなかった。そして、1つの主要な欠点に苦しみ、人生を台無しにしている人がいるということで、newscientist.comは2005年9月15日に、誤認逮捕で投獄され、自ら犯さなかった犯罪によって人生を台無しにしている人がいることから、1世紀以上に渡って使用されてきた指紋を再検証し始めたと「How far should fingerprints be trusted?」を報告した。指紋試験官がどれくらいの頻度で間違った報告をしたかという研究が皆無に近いと報告し、この禁断の分野に踏みいって、指紋捺印の信頼性テストは重要な科学的研究になる。今コンピュータ分野でも多くのバイオメトリックス技術を導入してきているが、まず信用できるという概念が先行し、「負」の要素である間違い頻度の科学的検証をどれほど実施されているのかといえば、一世紀以上に渡って使用されてきた指紋でも、このような調査はほぼ初めてということから、再度考える必要がある研究といえる。科学者は取りあえず、肯定的理論だけを優先することが多く、それは科学の発展途上時期に認めさせるために使用されてきた考え方で、そろそろ「負」の要素から、科学的な検証をする時期になってきたといえる。詳細情報はURL(http://www.newscientist.com/article.ns?id=mg18725174.500)で知ることができる。AFP / Biochemical Society Transactionsは2006年5月31日に、バーミンガム大学(University of Birmingham)のイギリス人科学者がchocoholic細菌が未来の清潔に燃えているエネルギー水素を供給できることを発見したと報告した。研究者は廃棄物のキャラメルとヌガーの希釈されたミックスをヒドロゲナーゼと呼ばれる病原性大腸菌バクテリアに食べさせた。ヒドロゲナーゼ自身の酵素を使用して、砂糖の中と、過程で押し込まれた細菌は水素を作り出し、水素は、燃料電池を動かすのに使用され、小さいファンを動かすことができるくらいの電力を作り出した。この実験には、研究室を超えて多くの可能性があり、製菓会社によって捨てられる廃棄物チョコレートを水素に変えて、工場を動かすのを助けるのに使用するか、エネルギー会社に販売することができる。イギリスのチームは、同じバクテリアを古い車の触媒コンバーターに納め、水素と流動浪費で費やされたコンバータから大タンクに浸された後にバクテリアは賢い貴金属パラジウムを回復させたとも報告した。詳細情報はURL(http://news.yahoo.com/s/afp/20060531/od_afp/environmentscience_060531193729)で知ることができる。壊れた車を復活させる病原性大腸菌バクテリアは凄いが、ドライバーが病原性大腸菌バクテリアにやられたら、車は走るがドライバーは苦しむことになるので、その車に乗る人は病気にならないことを祈る。NTTは2006年9月29日に、人体にカルシウムやナトリウム、モリブデン、バナジウム、セレン、クロムといったごく微量だが金属元素が含まれ、必須金属元素の多くは特定のタンパク質や有機分子を従え、1つの金属元素を中心にして、その周囲にさまざまな分子を従える分子の形「金属錯体」を形成している。これは生物は進化の過程で、代謝を大幅に効率化する元素として活動している。この考え方を光ファイバーに導入し、微量元素を採り入れて進化する基幹系光ファイバー技術を開発し、今回は1本の光ファイバーに微量のリンを添加することで14Tbpsという超大容量のデータ伝送実験に成功したと発表した。この考え方で最初に希土類元素のエルビウムを光ファイバーの石英に混ぜ込むことで、EDFA(Erbium-doped Fiber Amplifier/エルビウム添加光ファイバー増幅器)の実現という画期的な技術進化を果たした。詳細情報はURL(http://www.ntt.co.jp/news/news06/0609/060929a.html)で知ることができる。


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