デジタル・ハーフトーン・スクリーンの一種で、印刷のときにグレイ・スケールを表現する方法である。ハーフトーン・スクリーンの小さな点をハーフトーン・セルというが、このハーフトーン・セルはスポットと呼ばれる2つ以上の小さなドットの集まりによって作られる。セルの濃度(階調)はスポットのパターンで表される。例えばスポットが縦横に4個並んでいたとすると、このスポットは白黒で塗り分けられることにより17通りのパターンができる。よって17階調のグレイ・スケールが表現できることになる。300dpiのプリンタで17階調のグレイ・スケールで表現すれば75線(lpi)の解像度を保つことができるが、このぐらいの階調では写真をきれいに出力することはできない。新聞の場合64階調のグレイ・スケールがあり、これは縦横に8個のスポットをもったハーフトーン・セルと同等で、解像度でいえば600dpiである。300dpiのプリンタで新聞と同様の64階調をもたせるには、解像度が約37線にまで落ちてしまう。1つのセルがもつスポット数を増やせば階調は多くなるが、そのぶん線数が低下することになる。256階調のグレイ・スケールをプリントするには縦横に16個のスポットが必要であり、これを150線で出力するとなると150×16=2400(dpi)の解像度が要求される。一般に256階調を保ち150線以上の出力を高解像度という。アート紙に印刷する美術印刷では、150線以上必要になる。