録音テープの雑音(ヒス・ノイズ)を低減させるための装置(エフェクタ)の総称で、ドルビー方式とdbx方式がある。1966年、英国のDolby研究所が開発したドルビー方式は、録音時に、テープ・ノイズと同じ周波数帯域の入力信号を持ち上げて録音し、入力信号とテープ・ノイズの差を広げておき、再生する際に録音時とは逆に、持ち上げた音の部分をもとどおりに下げて再生することにより、ノイズ・レベルを低下した状態にする。現在ではラジカセのような家電製品にも搭載されている。米国のdbx社が開発したdbx方式は、テープレコーダの入力信号のダイナミック・レンジを2分の1に圧縮して録音し、再生するときには2倍に伸張することによって、信号のダイナミック・レンジをもとに戻すとともに、録音の段階で生じた雑音のレベルを下げてしまうというもので、低音から高音まで全帯域にわたって、雑音を低減することができる。エフェクタとしてはdbx方式が一般的である。また、マルチメディアの社会では実戦経験がなく、行動も取れない、口だけでけで知った顔をする人達を仕事の仲間から外すこともノイズ・リダクションという。