時間軸とクラッカー

timeline and cracking


これまでの出版では、原稿制作、印刷、製本という流れの中で、校正という作業が行われ、制作された原稿が一般に届くまでにはかなりの時間を必要としてきたが、インターネットの場合は原稿を作り、ほとんどリアルタイムでインターネット上に提供できることから、クラッカーやウイルス制作者までがインターネットの時間軸を利用するようになっている。
世界的になったニュースに対応したウイルスとして話題になった例として、オクラホマシティの連邦政府ビル爆破事件の168人を殺した犯人として、Timothy McVeighの死刑が2001年6月11日に執行され、一部の被害者やその家族はその死刑の模様を見ることが出来たことから、そのビデオを配布するという名目で、悪質なバックドアを作るトロイの木馬「SubSeven」プログラムをダウンロードさせるWebページが、死刑執行数時間後には登場したということである。
今後大きな事件が起こるたびに、このような時間軸を意識したクラッキングが増えることだろう。また、米国では教育目的で、セキュリティ情報サイトで、ハッカー情報やハッキ ング情報などを提供しているOnline上にあるAntiOnlineが登場した。詳細情報はURL(http://www.antionline.com/)で知ることができる。
米国のNCES(National Center for Education Statistics)は2003年3月31日に、教育関連のセキュリティ・レポート「Weaving a Secure Web Around Education: A Guide to Technology Standards and Security 」を公開した。