サーチ・エンジン/2001年1月1日-2003年12月31日

search engine


AltaVistaはオンライン広告市場の景気後退で、2001年1月18日に、全社員の約25%にあたる200名の人員削減を発表した。サーチ・エンジンのアルタビスタ(AltaVista)を傘下に収めている米国のCMGI社CEOデビッド・ウェザレル(David Wetherell)が、雑誌「インターネット・ワールド(Internet World)」の1月15日号で、CMGI社が所有するWeb上の最も基本的な技術に関する特許、在特許出願中の新たな30の特許に関して、これらの特許権を実際に働かせるべき時期がきたと述べたが、AltaVista検索エンジンを米ディジタルイクイップメント(DEC)社が開発する前の1990年に、現在メディアポリス(Mediapolis)社の最高技術責任者(CTO)を務めているアラン・エムテイジ(Alan Emtage)が、分散したデータベースをインデックス化する「クローラー技術」を開発し、インターネット・ユーザーが必要とするファイルを検索しやすくするために、FTPサイトから検索可能なインデックスを作成するサーチ・エンジンArchie(アーキー/アーチー)を開発していたことから、David Wetherellの考え方は無効だという意見が多数を占めている。同様の問題はすでに、UNISYS社のCompuServe GIF特許料徴収ということで、話題になったことがある。富士通研究所は2001年7月12日に、世界中の大量のWebページを効率的に収集し、Webのリンク解析技術や自然言語処理技術を利用して、自動的に優良なWebページを選別し、地域やジャンルによって分類整理する技術を開発いたことを発表した。また、億単位のWebページを継続的に収集し分析する業界初のインターネットコンテンツセンター(ICC: Internet Contents Center)を研究所内に構築し、一部は、ニフティ株式会社が運営するインターネットサービス「@nifty」上の、約130万件の地域情報をデータベース化した国内最大級の地域情報ポータルサイトtown@niftyのURL(http://town.nifty.com/)で、2001年7月11日から運用を開始した。詳細情報はURL(http://pr.fujitsu.com/jp/news/2001/07/12.html)で知ることができる。米国の消費者団体Commercial Alertは2001年7月16日に、「ペイ・フォー・プレースメント(Pay for Placement)」型と呼ばれるもので、多額の広告料金を支払ったスポンサーのサイトが意図的に検索結果の上位に示されるという行為は詐欺的であるということで、iWon.com社のFeatured Listings、MSN.com社のFeatured Sites、Netscape社のPartner Search Results、Lycos社のFeatured Listings、Alta Vista社のFeatured Sites、Direct Hit社のPartner Search Results、HotBot社のProducts & ServicesとFeatured Listings、LookSmart社のFeatured Listingsなどの8つの検索サイトが実施しているサービスを調査するようFTC(Federal Trade Commission/米国連邦通商委員会)に要請した。詳細情報はURL(http://www.commercialalert.org/releases/searchenginerel.html)で知ることができる。一般の用語サーチから、画像サーチ、書籍サーチ、MP3サーチまで、目的によって選択できる複合的なサーチ・ エンジンIthaki Search Engineも登場した。詳細情報はURL(http://www.ithaki.net/indexu.htm)で知ることができる。トランスプロジェクは、キーボードの入力が困難、マウスの微妙な操作が困難な人達のために、カテゴリーとその中に属している企業のロゴを選択するだけで検索できるサーチエンジン「ロゴエンジン」を開発したと、2001年11月5日に発表した。詳細情報はURL(http://www.logo-engine.com/)で知ることができる。ただし、ロゴであることから、検索できる数はかなり限られることになる。米国のYahoo!は、企業に向けて専門的に、Web上では入手できない専用データベースに蓄積された情報の検索ソリューションを提供していたNorthern Lightを買収したdivine社と提携し、インターネット上で高度で専門的な情報を検索して入手可能にする有料サービス「Yahoo! Premium Search」を発表した。詳細情報はURL(http://premium.search.yahoo.com/)で知ることができる。リアルタイム・ウェブサイト分析ソフトを供給しているオランダの調査会社OneStat.com社は2002年4月15日に、世界のサーチ・エンジンの利用シェアを発表し、1位Google(46.5%)、2位Yahoo(20.6%)、3位MSN Search(7.8%)、4位Altavista(6.4%)、5位Terra Lycos(4.6%)、6位Ixquick(2.4%)、7位AOL Search(1.6%)で、Googleがダントツの1位であったことを公表した。詳細情報はURL(http://www.onestat.com/html/aboutus_pressbox3.html)で知ることができる。また、自然言語で質問するとそれに答えてくれる「Answer Bus」というサイトもある。詳細情報はURL(http://misshoover.si.umich.edu/~zzheng/qa-new/)で知ることができる。従来の検索エンジンが、キーワードをもとに多くのインターネット情報から検索結果を「絞り込む」ことに主眼が置かれていたのに対し、データセクションは2002年11月11日に、自然文をもとにその意味と価値を解析し、「AといえばB」「Aに似たものはB」のように、検索結果を「ひろげて」いく、ナレッジワーカーを補助し、意味ある(セマンティック)情報を探す「セマンティック・エンジン」として新しいコンセプトに基づく検索システム「DATASECTION Technology(特許申請中)」を開発し、発表した。詳細情報はURL(http://www.datasection.com/release021111.html)または、URL(http://www.datasection.com/index.php?page=products)で知ることができる。iProspectはユーザーがサーチ・エンジンで誤解する錯覚に関するレポート「NEW SURVEY REVEALS THAT TOP SEARCH ENGINE MATCHES EQUAL TOP BRAND STATUS FOR MANY U.S. ONLINE USERS 」を2002年7月29日にに発表した。詳細情報はURL(http://www.iprospect.com/web_site_promotion/press07292002.htm)で知ることができる。2003年になってインターネット上にサーチ・エンジンに関する用語辞典「「Search Engine Dictionary」が登場した。ここでは全辞典をインでックス付きのPDFでダウンロードできる。詳細情報はURL(http://www.searchenginedictionary.com)で知ることができる。2003年8月11日にCNET News.comがシリコンバレーで開発されているサーチ・エンジン「kaltix」を紹介した。また、オープンソースのサーチエンジン・プロジェクト「Nutch」も、2003年8月18日のCNET News.comで紹介された。詳細情報はURL(http://news.com.com/2100-1024-5061873.html)または、URL(http://news.com.com/2100-1032_3-5064913.html)または、URL(http://www.nutch.org/docs/about.html)で知ることができる。米国のルックスマート(Looksmart)社は2003年11月24日に、無料の雑誌記事検索サービス「FindArticles(ファインド・アーティクルズ)」の検索対象を700誌以上に拡大し、350万件の記事の全文を検索できるようにしたと報告した。詳細情報はURL(http://www.findarticles.com)で知ることができる。2003年12月2日午後3時半頃から、「Yahoo! JAPAN」「goo」のウェブ検索、ブロードバンド検索、カテゴリー検索、goo音楽、goo映画、gooゲーム、gooアニメ、goo占い、「インフォシーク」の検索サイトに障害が発生し、一時ダウンしてサービスが利用できない事態が発生した。とくにYahoo! JAPANは約3時間にわたってサービスが停止し、午後6時30分に復旧した。「インフォシーク」の場合は「インフォシーク」の検索エンジンと「Google」のエンジンの両方を利用しているが、障害が起きたのは「Google」のエンジンを利用した場合だということであったが、「Google」本体では障害は起こらなかった。また、同じく「Google」のエンジンを利用する「BIGLOBE」などでは障害が起きていない。詳細情報はURL(http://help.goo.ne.jp/office/gooinfo031202.html)で知ることができる。「Google」の評判が良く、経営的にも順調であることを証明するように、2003年の年末にはサーチ・エンジンとして、女性のCEOとしてLiesl Capperが独自の感性て構築した「Mooter」と、カナダのバンクーバーから地域性を重視したGeo SyncサーチとPersonalization Technologyを生かし、郵便番号からも検索できる「Ay-Up」が新規に登場した。詳細情報はURL(http://www.mooter.com)または、URL(http://www.ay-up.com/index.htm)で知ることができる。


Index化されたページ数比較(Search Engine Sizesより)
サーチ・エンジンのサイズ比較(Search Engine Sizesより)
サーチ・エンジンのページ検索比率(Search Engine Sizesより)
米国サイトで海外から購入する国々の比率
米国企業のユーザーに対する返信の時間と種類
2001年イギリス人のオンライン環境
インターネットを始める前に利用していたメディアと始めた後の状況
イギリス人が望むインターネット・サービスランキング
2000〜2004年のブロードバンド・ユーザー
Hewlett-Packard社によるCompaq Computer)社を買収リリース
ロゴエンジンで不動産業を検索するためのメニュー例
インターネット詐欺監視組織に寄せられたインターネット詐欺報告
米国の教育とメディアに関するIDCの調査報告(2001年9月現在)
Hewlett-Packard社が2002年2月26日に公開したWalter Hewlett批判文書
情報通信新時代のビジネスモデルと競争環境整備の在り方に関する研究会中間報告
2002年3月28日に発表した創立者の長男Walter Hewlettのリリース
2002年3月28日に発表したHewlett-Packard社のリリース
Hewlett-Packard社が2002年4月17日に発表したリリース
WorldCOMによるChapter 11の解説
Walter Benjamin著The Work of Art in the Age of Mechanical Reproduction, 1935
Visual Netの表示例
「kaltix」のComming soon情報ページ
ロボットマーケット市場報告書「2003 World Robotics survey」
2003年末に登場したサーチ・エンジン「Mooter」のロゴ
サーチ・エンジン「Mooter」の巻頭ページ
「Mooter」のCEOとして女性の感性で構築したLiesl Capper
2003年末に登場したサーチ・エンジン「Ay-Up」のロゴ
サーチ・エンジン「Ay-Up」の巻頭ページ