「〜みたいな」など、若い人達の間で使われるようになっている言葉の総称。これを日本語が乱れていると取るか、日本語が変化していると取るかは難しい判断である。例えば、英語の場合も、古くは関係代名詞を使って長い文章を構築し、同じ単語を一つのセンテンスでは極力使用しない文章がすばらしいということが常識であったが、最近では学位論文以外では文章を短くし、相手に判りやすい文章が多く登場するようになっている。つまり、言語とは永久に完成しないコミュニケーション・ツールであり、時代と共に変化し続けるという基本概念からすると、現在国語などの教育で利用されている日本語が時代にそぐわなくなり、その落差を埋める言葉として登場したといえる。文化庁が2000年5月に発表した調べでは、約85%の人が日本語の乱れを指摘しているが、それ以上に日本語の方向性と、時間軸の変化を明確にし、生徒や学生に退屈と感じさせない国語の授業を提供する必要性を感じる。自分が理解できない言葉を短絡的に「乱れ」という範疇に収め、「あいまい言葉」という表現でくくること自体に問題を感じる。