アイコン

icon


アプリケーション・プログラムの機能や、ファイルの種類を図案化したモノの総称。例えば、ドアーの上などに表示されている人が逃げる図案は、非常口を表すアイコンである。本来は、ギリシャ語の「ειχων(eikon)」から派生したラテン語で、もともと「影像(image)」または「表象(representation)」という意味であったが、ビザンチン時代東方教会の聖画像がイコン(Icon)と呼ばれていた言葉で、最近ではシンボルなどに置き換えられたモノをアイコンと総称するようになった。詳細はハーバート・リード(Herbert Read/1893〜1968)の「イコンとイデア−人類史における芸術の発展(Icom and Idea-The Function of Art in the Development of Human Consciousness)」Harvard University Press,U.S.A.1956,宇佐見英治訳、みすず書房刊の訳者解説に掲載されている。また、イコンの詳細な描き方や構図、文字に関しては、Robert Calwve著、Hans Balfer訳のIKONENMALEREI,1984年,Rosenheimer Verlagがある。イコンに似た言葉に、言語を絵で表示するアイソタイプ(isotype)というものがあり、非常口などにあるアイコンは、アイコンの中でもアイソタイプに属する。アプリケーション・ソフトの場合、文章をつくるアプリケーション・プログラムなら鉛筆を、図面を描くアプリケーション・プログラムなら三角定規を図案化している。それを見れば説明がなくてもだいたいの機能が見当つけられる。GUIだと複雑な命令もポインティング・デバイスを使って画面上のアイコンを操作することでコンピュータに伝えられる。ただし、あまり多くのアイコンを使いすぎると、アイコンの事典までが必要になり、混乱する原因になる。例えばWindows 95やMicrosft社のExcel、Wordなどは、アイコンを解説するアイコン事典まで登場している始末で、なにのためのGUIでアイコンなのか理解に苦しむ使用方法を採用している。また、MacOSなどでは、自分で作ったアイコンがどんどん取り込めるため、第3者がパソコンを使用する場合に混乱する可能性が高くなっている。ゼロックス(Xerox)社のPARC研究所(ゼロックス・パロ・アルト中央研究所/Palo Alto Research Center)が提唱するユビキタス・コンピューティング(ubiquitas computing/偏在性を持ったコンピュータ環境、どこにでも存在するコンピュータ環境)というキーワードが基本となって、使う気になればコンピュータとの接点は至るところに見つかる。そして、それは自分のコンピュータであるといった個人、個人で設定を変更したコンピュータではなく、気にしないで、どのコンピュータでも操作できる環境が整い、いつでも、どこでも、誰でも、どのコンピュータでも使える環境を構築するために利用されるようになったアイコンであるが、この考え方に逆行するアイコンの使用法が採用されているアプリケーションも多い。ただし、これらも個人の勝手でしょ!といえばそれまでである。情報視覚化技術として、世界で初めてアイコンを東京オリンピックで導入したのは故勝見 勝(Katsumie Masaru)である。グラフィック・デザインという雑誌では、刺青も特集したことがあり、世界の部族では装飾のための刺青だけではなく、権力を持っていることを示すステータスとしての刺青、動物と同じ能力を授かるための刺青、日本ではシンボルとして、鯉の刺青を入れて勇気や不動を得ようとし、北米インディアンは強さの象徴として熊の刺青を入れたという。東南アジアでは危険から身を守るため、龍や蛇、水中動物の刺青を入れ、太平洋の島々では、鮫から身を守るためのシンボルとして、鮫の歯を刺青にしたということも判っている。北アフリカのバーバリ人やベトウィンの女性は、唇、頬、鼻、胸の周り、腹に刺青を入れて身を守るシンボルにしている。ブラジルのムンドゥールクー族は臆病な敵で命を落とした霊から身を守るシンボルとしてレース状の刺青を体中にしている。また、世界各国で見られる十字の刺青は、悪魔から身を守るシンボルとして、多く使われている。このように刺青も単純な装飾というより、身を守る占い的なサインとして描かれていることが多い。中には体中に文字で呪文を書いた刺青もある。詳細情報はA Pepin Press Design Book刊のTribal Tattoo Designで知ることができる。米国にはサイン・ランゲージ事典(American Sign Language Browser)なども登場し、URL(http://commtechlab.msu.edu/sites/aslweb/browser.htm)で公開されている。また、変わり種としては米国のADL(Anti-Defamation League/名誉毀損防止組合)が公開しているネオ・ナチなどのシンボルから、それらの所属団体や活動内容まで理解できるビジュアル解説辞典も登場している。詳細情報はURL(http://www.adl.org/frames/front_hate_symbols.html)で知ることができる。ただし、ドイツ人の中にはファッションとしてスキンヘッドにしている人もいて、その人達とネオ・ナチを見分ける証拠として、ブーツのヒモの色を変えていると言うことである。これらも視覚サインを利用した用法ではあるが、問題はブーツのヒモが赤色と白色で分けているようだが、どちらがファッションで、そうでないのが赤なのか白なのか明確でないことといえる。また、UNDP(the United Nations Development Programme/国連開発計画)ではHuman Development Report 2001として、278ページに渡る「Making New Technologies Work for Human Development」を公開している。詳細情報はURL(http://www.undp.org/hdr2001/)で知ることができる。いろいろなサインの看板とその意味を解説したSign Languageというサイトも登場した。詳細情報はURL(http://www.geocities.com/TimesSquare/6616/)で知ることができる。ギリシャ・イコンの世界、ギリシャ正教の聖地Mount Athosの情報はURL(http://www.medialab.ntua.gr/athos.html)にある。また、同時多発テロによって崩壊したWTC(World Trade Center/国際貿易センター)があったマンハッタン島の歴史的資料として、Stokes, Isaac Newton Phelpsの「The Iconography of Manhattan Island New York 1915 - 28」全6巻という資料もある。MACMONKIESが2002年10月に、新しいデスクトップと不思議なアイコンを公開した。詳細情報はURL(http://www.macmonkies.com/)で知ることができる。また、ニューヨークの14番街から42番街までにあるピザ屋の看板や壁に描かれた広告、Cafeの広告など、ちょっと、ニューヨークを散歩気分!が楽しめる「New York City Signs -- 14th to 42nd Streets」もある。詳細情報はURL(http://www.14to42.net/)で知ることができる。Editor and Publisherは2005年2月14日に、Miller Brewing社で働いていた24歳のIsac Agueroが、2005年2月5日にThe Journal Times of Racineが撮影したAnheuser-Busch社のBud Lightを飲む写真が原因で、Miller Brewing社を解雇されたのは、個人の自由を不当に扱っていると訴えていると報告した。詳細情報はURL(http://www.editorandpublisher.com/eandp/news/article_display.jsp?vnu_content_id=1000799428)で知ることができる。経済産業省は2005年4月21日に、日本工業標準調査会(JISC)は、文字や話し言葉によるコミュニケーションの困難な人が、自分の意思や要求を相手に的確に伝え、正しく理解してもらうことを支援するための絵記号に関する規格を、平成17年4月20日にコミュニケーション支援用絵記号デザイン原則(JIS T0103)として、て約300の絵記号の例を収載し、制定したと報告した。詳細情報はURL(http://www.meti.go.jp/press/20050420003/20050420003.html)または、URL(http://www.kyoyohin.org/JIS.html)で知ることができる。2002年に公開された「1000 iCONS(1000のアイコン)」をアップデートし、「1000の死に関する1000のアイコン(1000 iCONS, 1000 Deaths) 」を検索してNew York Times onlineに関する見出しで2005年5月13日にWebアートが報告された。アイコンには躍動感や感情を感じられませんが、「死のアイコン」には静かな恐ろしさがある。詳細情報はURL(http://www.ambriente.com/today/)または、URL(http://www.eyebeam.org/reblog/archives/2005/05/1000_icons.html)または、URL(http://infosthetics.com/archives/2005/05/1000_icons.html)または、URL(http://newsgrist.typepad.com/underbelly/2005/05/1000_icons_1000.html)で知ることができる。


イコンの立体感
イコンに登場する神々のバランス
イコンに登場する神々の顔のバランス
エジプトのヒエログラフ
エジプトの貴族の墓のヒエログラフ
男と女のサイン(雑誌グラフィックデザイン/42号より)
IconBuilderのアイコン
勝見勝プロデュースの東京オリンピックと札幌オリンピックのアイコン
東京オリンピックから札幌オリンピックまでの案内アイコンの変化
アフリカのガゼルは地域によって角の形が異なり、分類される
米国海兵隊の制服-I
米国海兵隊の制服-II
米国海兵隊の制服-III
米国海兵隊の制服-IV
米国海兵隊の制服-V
米国海兵隊の制服-VI
米国海兵隊の制服-VII
米国海兵隊の制服-VIII
米国海兵隊の制服-IX
米国海兵隊の制服-X
米国海兵隊の迷彩色軍服
米国海兵隊のCGで作られた最新迷彩色軍服
米国海兵隊の勲章-1
米国海兵隊の勲章-2
Making New Technologies Work for Human Development
米国のGAOが2001年11月8日に公開したオリンピック計画
DOE/Nevada基地で発見された古代インディオの石に書かれた古文書
DOE/Nevadaの全景基地
MACMONKIESが2002年10月に公開した新しい不思議なアイコン群
ラオスの男性の足に入れられた刺青
パラオの女性の下腹部に入れられた鮫の歯の刺青(Tribal Tattoo Designより)
北アフリカの女性が身を守るために入れられた刺青(Tribal Tattoo Designより)
赤い刺青を入れたカナダのハイダ族の女性(Tribal Tattoo Designより)
紀元前400年頃の刺青を入れたイギリスの女性(Tribal Tattoo Designより)
Illustrirte Zeitung1846年4月11日号に掲載された北ドイツの鉄道信号サイン
鉄道手信号
鉄道信号操作風景
Telegraphで指示された鉄道信号
Telegraphの指示で信号を動かす鉄道員
鉄道緊急停止
Illustrirte Zeitung1847年3月6日号に掲載された列車事故防御服
Illustrirte Zeitung1850年9月21日に掲載されたTelegraphの海底ケーブル敷設風景
Illustrirte Zeitung1850年9月21日に掲載されたTelegraphのGrinez Klippe海底ケーブル敷設風景
Illustrirte Zeitung1850年9月21日に掲載されたDover側のTelegraphターミナル
Illustrirte Zeitung1850年9月21日に掲載されたDoverとGalais間のTelegraph出力器
Illustrirte Zeitung1850年9月21日に掲載されたTelegraph印字機
Illustrirte Zeitung1850年9月21日に掲載されたTelegraph解読印刷機
Illustrirte Zeitung1850年12月7日に掲載されたTelegrapheテープ
Illustrirte Zeitung1850年12月7日に掲載されたTelegraphで書かれた絵と文字
Illustrirte Zeitung1850年9月7日に掲載されたBainの電子化学コピーTelgraphシステム
Illustrirte Zeitung1851年10月11日に掲載された海底ケーブルの製造-1
Illustrirte Zeitung1851年10月11日に掲載された海底ケーブルの製造-2
Illustrirte Zeitung1851年10月11日に掲載された海底ケーブルの製造-3
Illustrirte Zeitung1851年10月11日に掲載された海底ケーブルの製造-4
Illustrirte Zeitung1851年11月29日に掲載された大西洋横断海底ケーブル敷設計画
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-1
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-2
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-3
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-4
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-5
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-6
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-7
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-8
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-9
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-10
Illustrirte Zeitung1851年8月16日に掲載された灯台-11
Illustrirte Zeitung1851年12月6日に掲載された汽車のブレーキ・テスト
Illustrirte Zeitung1851年12月6日に掲載された汽車の重量測量
Illustrirte Zeitung1851年12月6日に掲載された車輪間隔測量
Illustrirte Zeitung1851年12月16日に掲載された枕木テスト測量
Illustrirte Zeitung1851年12月6日に掲載された列車の昇降テスト
Illustrirte Zeitung1851年12月13日に掲載されたBavaria汽車
Illustrirte Zeitung1851年12月13日に掲載されたSeraing汽車
Illustrirte Zeitung1851年12月13日に掲載されたVindobona汽車
Illustrirte Zeitung1851年12月13日に掲載されたWieenerNeustadt汽車
Illustrirte Zeitung1851年12月20日に掲載されたドーバー海峡トンネル計画図
Illustrirte Zeitung1851年12月20日に掲載されたアルファベットTelegraph解読印刷機-1
Illustrirte Zeitung1851年12月20日に掲載されたアルファベットTelegraph解読印刷機-2
Illustrirte Zeitung1851年12月20日に掲載されたアルファベットTelegraph解読印刷機-3
Illustrirte Zeitung1853年5月28日に掲載されたベルギーでの海底ケーブル陸揚げ風景
Illustrirte Zeitung1853年5月28日に掲載されたSpezziaとCorsicaの地中海海底ケーブル陸揚げ風景
Illustrirte Zeitung1853年2月11日に掲載された列車暖房機
Illustrirte Zeitung1853年2月11日に掲載された列車暖房機温度表示器
Illustrirte Zeitung1855年11月24日に掲載された14〜16世紀ワッペン学
Illustrirte Zeitung1856年3月8日に掲載された急行汽車
列車方向転換装置
Illustrirte Zeitung1856年6月14日に公開されたポツダム橋列車落下事故
コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則規格の制定
1000の死に関する1000のアイコン(1000 iCONS, 1000 Deaths)-1
1000の死に関する1000のアイコン(1000 iCONS, 1000 Deaths)-2
1000の死に関する1000のアイコン(1000 iCONS, 1000 Deaths)-3