JETDB_Access-1

JETDB_アクセス-1

Microsoft社のデータベースソフトAccessに感染する世界最初に発見された、ウイルスの名称。JETDB_Access-1は1998年3月7日に作成されたとされ、作者はJerk1Nと自称している。本来Access 97を対象として作成され、日本語や中国語などの2バイト文字のAccess 97のファイルにも感染する。また、Access 95にも感染増殖する可能性もあり、発表したトレンドマイクロは、このウイルスを発見、駆除できるオンライン検索プログラムを1998年4月7日にサイト上で無償提供を開始した。詳細情報はURL(http://www.trendmicro.co.jp/)で知ることができる。構造は、「Virus」というモジュールと「Autoexec」の名のマクロで構成され、モジュールマクロを転写するとアクセスのファイルに感染する。データベースソフトは、データを管理するためのアプリケーションで、データをもっとも慎重に扱うべきであるが、1998年8月にMicrosoft社のデータベースソフトAccess 97からデータベースのデータを消し、1つのAccessデータベースのレコードでの変更が別のレコードに保存され、データベースのレコードを混乱させる可能性のあるバグが発見され、1998年8月19日頃からニューズグループ「comp.databases.ms-access」などで大きな話題になっている。このバグは、開発者たち使用中のアプリケーションをプログラミングし直す必要があったり、データベースも間違いだらけになる可能性もある。また、開発者たちによると、この欠陥によって間違った請求書を発行したり、間違った調査分析などで法律上の大きな損害をもたらす可能性まであるという。Microsoft社も1998年8月25日にこのバグを認めた。複数のユーザーは、このバグがAccessの2.0、95、97のバージョンに影響すると報告している。このバグはJETDB_Access-1にも景況することをMicrosoft社は認めた。