宇宙開発事業団(NASDA/National Space Development Agency of Japan/当時)が小型衛星打ち上げ用に開発した国産ロケットの名称で、1996年2月12日に種子島宇宙センターから1号機の打ち上げに成功した。J1は今後増加が予測される通信衛星など、小型衛星の打ち上げ需要を獲得するために作られ、低コストで固体燃料を使っている。ただし、J1で同時に実験された日本版スペースシャトルHOPEの大気圏再突入のデータを得るために搭載された極超音速飛行実験機ハイフレックスは浮袋と機体をつなぐロープが切れ、小笠原諸島父島近海に着水後、水没した。航空宇宙技術研究所と宇宙開発事業団は2002年10月18日に、南太平洋のキリバス共和国クリスマス島で、日本版スペースシャトル実現を目指した全長約4m無人実験機の自動操縦で飛行場から離陸、高度600メートルまで上昇後、円を描くように飛行する試験に成功したと発表した。飛行時間は9分30秒で2002年11月まで飛行試験を続ける計画である。