G4

Power Mac G4


米国のモトローラ(Motorola)社とApple社が1998年5月に共同で詳しい技術情報を提供して開発した、Pentium IIIプロセッサの倍近くの演算スピードがある第4世代のPowerPCプロセッサの略称。正式にはPowerPC G4という。また、PowerPC G4を搭載したApple社のPower Mac G4をG4と呼ぶこともある。1999年8月31日にサンフランシスコで開催されたSeybold Seminarsの基調講演では、Velocity Engineを組み込むことでgigaflopsを実現した世界最初のスーパーコンピュータ並のパソコンとして、PowerPCチップG4/400MHz、450MHz、500MHzを搭載した3種類のPower Mac G4を発表した。Seybold基調講演で「Lethal Weapon G4(最終兵器G4)」の映像が流され、インターネット上のURL(http://www.apple.com/)では、3.4MバイトのQuickTime 4.0に対応した映像がダウンロードできるようになっていた。G4/400MHzは開発コードネーム「Yikes!」として、G4/450MHz、500MHzは開発コードネーム「Sawtooth」というロジックボードを採用している。また、カラーはiMacが5色で、iBookが2色あったのに対し、silver、grey、graphiteの3色であった。詳細情報はURL(http://www.apple.co.jp/news/1999/sep/06g4.html)で知ることができる。同時に、液晶ディスプレイとしては最大で鮮やかな22インチTFT液晶を採用したApple Cinema Display(アップル・シネマ・ディスプレイ)を発表し、MacOS 9の機能紹介もあった。詳細情報はURL(http://www.apple.co.jp/news/1999/sep/01wrapper.html)または、URL(http://www.apple.com/pr/library/1999/aug/31wrapper.html)で知ることができる。現在のところPower Mac G4はモンスターと呼べるが、この表現も数ヶ月の命かもしれない。Apple社は1999年10月14日にダウングレードを発表し、G4/350MHz、G4/400MHz、450MHzの発売になった。詳細情報はURL(http://www.apple.co.jp/news/1999/oct/19g4orders.html)または、URL(http://www.apple.co.jp/news/1999/oct/14g4.html)で知ることができる。日本では1999年9月7日 11日に幕張メッセで開催された「WORLD PC EXPO 99」ではじめて、Power Mac G4、iBook、AirPortが公開された。詳細情報はURL(http://www.apple.co.jp/news/1999/aug/26wpc.html)で知ることができる。Apple社のG4の宣伝には戦略上重要な技術ってことで、戦車に守られて登場しているが、米国では陸軍が開設しているWindows NTサーバーがやたらにハッキングされたことから、MacOS Xサーバーに切り替えることを真剣に検討していることを数人の将校(the direction of Lt. General Campbell, the Army's CIO)が発表した。すでに多くの米国陸軍では既存のMac OSとWebSTAR 4.0の組み合わせたシステムが導入されているようである。詳細情報はURL(http://www.army.mil)または、URL(http://www.maccentral.com/news/9909/10.migration.shtml)で知ることができる。米国陸軍が本気でMac OSを採用したことを思えば、このCM、実は単なる洒落じゃなかっ たのかもしれない。Motorola社は1999年9月13日に、G6までのPowerPC開発計画として、新しいロードマップを発表した。ただし、開発コードネームは、あくまでも開発中の仮の名称であることから、一般に公表する用語ではないかも知れない。フォーカポイントコンピュータは、米国のPowerLogix社が開発した、マルチメディア用SIMD命令「AltiVec」によって、シングルG4プロセッサに比べ2倍の威力を発揮するという、G4プロセッサを2つ搭載したマルチプロセッサカード「PowerForceDual G4」を2000年2月中旬から発売すると発表した。詳細情報はURL(http://www.focal.co.jp)で知ることができる。「PowerForceDual G4」は、7300から9600までのPowerMac、PowerComputing PowerWave、PowerTower Pro、UMAX S900及びJ700、Daystar Genesis、Millenium、PowerMacG3に対応している。また、搭載プロセッサのクロック数は350MHz版と400MHz版の2種類がある。2000年2月16日から千葉・幕張メッセで開催したMACWORLD Expo/Tokyo 2000では、XLR8社が開発したOS Xで登場するといわれているマルチプロセッシングのコンパチブル・ボードのデモンストレーションを実施した。これまで宇宙といえば、IBMのThinkPadが活躍してきたが、米国のSkyCorp社は世界で初めて衛星軌道上にPower Mac G4をサーバーとして使うため、Apple社とパートナーシップを締結した。2001年にはPower Mac G4がスペースシャトルに乗って発射され、AirPort技術の異種を含む、無線ネットワークプロトコルによってアクセスされるということである。Apple社は2000年7月19日からニュートークで開催した「MACWORLD Conference & Expo/New York 2000」で、デュアル・プロセッサPower Mac G4とThe PowerMac G4 Cube、さらに噂のボタンがない光学マウス「Apple Pro Mouse」、不評であったiMacのキーボードを一新した108個のキーを配置し、ファンクションキーやボリュームボタンもついたフルサイズキーボード「Apple Pro Keyboard」を発表した。詳細情報はURL(http://www.apple.com/powermaccube/)または、URL(http://www.apple.co.jp/news/2000/jul/20cube.html)で知ることができる。同時に、Velocity Engineを搭載し、PowerPC G4プロセッサを2基装備して1秒間に最高70億回の浮動小数点演算を可能にしたデュアルプロセッサの2モデルをはじめ、Power Mac G4 400MHz、Power Mac G4 450MHzデュアルプロセッサ、Power Mac G4 500MHzデュアルプロセッサの3機種が発表された。詳細情報はURL(http://www.apple.co.jp/news/2000/jul/20g4.html)で知ることができる。Motorola社は、2000年9月26日に550MHzのPowerPC G4プロセッサMPC7410を発表した。これまでApple Storeでしか購入できなかった500MHzのCubeやキーライムカラーのiBook、Pro Mouse、Pro KeyboadをMacディラーでも販売できるように路線変更することを2000年10月21日に発表し、2000年10月24日から実施した。Macintosh IIを乗せたスペースシャトルのフライト(STS 46、57、63)で、Macを宇宙に飛ばした実績がある米国のSkyCorp社は2000年10月23日に、NASAと共同で世界初の宇宙インターネットサーバー開発を契約し、Power Mac G4 500MHzをベースに業界標準のワイアレスインターネット技術に基づいて開発され、人工衛星がWebサーバーやメールサーバーの機能を持たせることになった。詳細情報はURL(http://www.spaceref.com/news/viewnews.html?id=233)で知ることができる。Motorola社は、2001年1月9日にApple社がMacworld Conference & Expo/San Franciscoで発表した466MHz、533MHz、667MHz、733MHzと高速化したPower Mac G4で採用された、これまでのPowerPC 7400とは全く異なったアーキテクチャを採用しているPowerPC G4プロセッサ「PowerPC 7450」チップの生産をフルスピードで進めていることを2001年1月10日に発表した。米国のApple社が「Macworld Conference & Expo/San Francisco」で発表したCD-ROMの読み込み、CD-R/RWへの書き込み、DVD-ROM/DVD-Videoの読み込み、DVD-Rへの書き込みができ、DVDオーサリングソフト「iDVD」を使用することで動画データなどをDVD-Rに記録して、一般のDVDプレーヤーなどで再生できる733MHzの「Power Mac G4(Digital Audio)」を3,499$で2001年2月19日から出荷を開始した。詳細情報はURL(http://store.apple.com/)で知ることができる。Apple社は2001年4月12日に、Firmware 4.1.8アップデータの日本語版をリリースした。詳細情報はURL(http://asu.info.apple.com/swupdates.nsf/20d0478d07e50e3286256736007cfc3f/d897b80864c5faaf86256a2c00622e6d?OpenDocument)で知ることができる。ただし、事前にメモリが対応しているかどうか「DIMM First Aid」でDIMMをチェックする必要がある。詳細情報はURL(http://www.versiontracker.com/moreinfo.fcgi?id=10415)で知ることができる。Apple社は2001年7月に予定していたMacOS Xをプリインストールした製品の出荷を2ヶ月早め、iMac、iBook、PowerMac G4、PowerMac G4 Cube、PowerBook G4などにプリインストールして、出荷を開始したと米国で2001年5月21日(日本国内では2001年5月22日から)に発表した。ただし、MacOS XとMacOS 9.1がインストールされた状態で出荷され、標準ではOS9.1から起動するように設定されている。MacOS Xを利用するには、Apple Dual Bootを用いてOSを切り換えることになる。また、これまで提供している7つの言語(英語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、オランダ語、イタリア語)に加え、8つの言語(スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、フィンランド語、ブラジル-ポルトガル語、韓国語、繁体字中国語、簡体字中国語)をサポートする。ただし、8つの言語をサポートするMacOS Xは、日本で販売する予定はないということである。詳細情報はURL(http://www.apple.com/pr/library/2001/may/21macosx.html)または、URL(http://www.apple.co.jp/news/2001/may/22osxpreinstall.html)で知ることができる。また、22インチの「Apple Cinema Display」の価格を$2,499ドルに、「Apple Studio Display 15インチフラットパネルモデル」を$599ドルへと価格を改定し、新たに17インチの「Apple Studio Display」をラインナップに追加すると発表した。Apple社はディスプレイを完全に液晶へシフトさせる計画である。またまた、2001年7月18日にニューヨークで開催されるMacWorld Expo直前に、MacOSX.orgが勇み足?か、新しいG4のぼやけた写真が4枚掲載された。以前はAppleinsiderがiBookやマウスなどを事前に発表したが、ほとんどが間違いであった。2001年7月18日に開催されたMWNY(Macworld Conference & Expo/New Yor) 2001でApple社は、グラフィックカードに「NVIDIA GeForce2 MX」を採用し、クロック周波数が733MHz、867MHz、そして、デュアルプロセッサ800MHzのPowerPC G4を搭載した最大11.8GFlopsのスピード処理を実現する、「クイックシルバー」と呼ばれるデザインに変更された筐体のPower Mac G4を発表した。詳細情報はURL(http://www.apple.co.jp/powermac/index.html)で知ることができる。オランダの19歳と21歳の2人がnVIDIA社のグラフィック・チップをハッキングして、フィイア・ウォールを通過するのに成功したことが2002年1月にOnline Journalism.comで報告され、nVIDIA社もM3DZoneで認めたということである。アップル・ジャパンは2002年5月16日に、1992年から学生を対象に1人1台のMacintshを提供してきた名古屋商科大学の新入生向けとして、「iBook」880台、「PowerBook G4/550MHz」124台、「iMac/600MHz」8台を納入したことを報告した。名古屋商科大学では累計1万台以上のMacintoshが情報インフラとして活躍している。詳細情報はURL(http://www.apple.co.jp/news/2002/may/16nagoyacu.html)で知ることができる。2002年8月14日に「MacOS Xバージョン10.2」を標準で搭載し、ATI Radeon 9000 Pro(1GHzおよび1.25GHzモデル)またはNVIDIA GeForce4 MX (867MHzモデル)を搭載し、Quartz Extremeの機能によってアプリケーションで画面表示を高速にした「PowerMac G4 デュアル1.25GHz」、「PowerMac G4 デュアル1GHz」、「PowerMac G4 デュアル867MHz」とすべてデュアル・プロセッサのPowerMac G4のラインナップを発表した。「PowerMac G4 デュアル1GHz」、「PowerMac G4 デュアル867MHz」モデルは2002年8月17日(土)より、「PowerMac G4 デュアル1.25GHz」は2002年9月下旬より販売を開始した。詳細情報はURL(http://www.apple.co.jp/powermac/)または、URL(http://www.apple.com/powermac/)で知ることができる。2002年9月18日に米国で「PowerMac G4 デュアル1.25GHz」の出荷を開始した。日本法人のアップルコンピュータは、「PowerMac G4 デュアル1.42GHz(M8841J/A)」を2003年3月14日より販売を開始した。ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は2003年8月3日に、IBMのITコンサルタント事業、ソフトウェア販売事業、サーバー販売事業、ITサービス契約事業、世界戦略事業などは大幅な黒字を計上しているが、パソコン販売が伸び悩み、セミコンダクター事業では大幅な赤字を計上しているという経営分析情報とともに、IBMのセミコンダクターがIBMにとって最大の問題であるということから「I.B.M.'s Fragile Chip Business(大きな曲がり角にきたIBMのチップ・ビジネス)」というタイトルでStive Lohrのコラムを紹介し、。IBMのチップを利用している企業Apple社、ソニー、任天堂、Qualcomm社、nVIDIA社、Xilinx社にとっても、今後大きな影響が出る可能性を含んでいると結んでいる。詳細情報はURL(http://www.nytimes.com/2003/08/04/technology/04CHIP.html?th)で知ることができる。Apple社は2005年5月20日に、内部のショートが原因で電池が加熱し、火傷の恐れがあることから「iBook G4」のシリアル番号「HQ441」から「HQ507」までと、シリアル番号「3X446」から「3X510」までの「PowerBook G4」に付属する韓国のLG Chemが製造した充電式リチウムイオンバッテリー/
モデルナンバー「A1061」「A1078」「A1079」のリコールを発表した。