2007年2月26日に、AMD社、APC社、Dell社、HP社、IBM、Intel社、Microsoft社、Rackable Systems社、SprayCool社、Sun Microsystems社、VMware社が組織の正式な設立と会員組織、設立趣意書を発表した。詳細情報はURL(http://www.thegreengrid.org/)で知ることができる。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2007年4月25日に、米国のスタンフォード大学(Stanford University)で実施されている、人間のたんぱく質の異常によって引き起こされるパーキンソン病やアルツハイマー病、癌などの原因を研究しているGridプロジェクト「Folding@home」で「プレイステーション(PS)3」向けアプリケーションを2007年3月22日から提供を開始し、参加者数が25万人を突破したと報告した。詳細情報はURL(http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/070425.pdf)または、URL(http://folding.stanford.edu/japanese/)で知ることができる。イギリスのIT PROは2007年6月27日に、米国のヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard/HP)社が「HP Lab University」で、普通の高いコストなしでシネマ・グレード映像を送る「Pluribus」と呼ばれる技術を公開したと発表した。「Pluribus」とコード名を付けられたプロジェクトは、高品質出力で利用される大きいマシンで、大規模なシステムではなく、誰でも利用できる低価格のプロジェクターを提供することを目的としている。例えば、デジタルサッカーやフットボールなどを大型プロジェクタで映し出し、実際の試合を見ているいるような臨場感が味わえる技術で、本来、輝度が高い大型デジタルプロジェクタは高価で、既存のマルチプロジェクタシステムでは手動調整にコストと時間がかかるという問題があった。「Pluribus」は複数のデジタルプロジェクタを使用し、プロジェクタのコンフィグレーションにかかわらず、すばやく自動的に1つの大画面に、高解像度、高輝度のイメージを作り出すことができ、他社の同様のシステムよりもずっと低コストで可能になる。「Pluribusは1個の大きいプロジェクターを作るために、複数のプロジェクターを結合することに関するものです。」「それは静的なコンテンツからダイナミックなコンテンツまでの変化の一部です。」と、ある脳の技術を開発しているNiranjan Damera-Venkataは解説した。さらに「表示が遍在しているところに私たちは未来像を持っています。」「1つのアプローチは、複数の安価のプロジェクターを使用して、それらを結合することです。」といっている。つまり、Gridの考え方を利用している。現に、Damera-Venkataは、「群生しているコンピューティングは、スーパー計算に取り替えました。」とも言っている。これまでのGridの考え方を映像転送に利用し、「Pluribus」は、プロジェクターがそれらの個々の構成、またはモデルにかかわらず1つとして動作することができるようにカメラ、自動較正、および複雑な数学のアルゴリズムを使用することによって、働いているとも解説している。そして、タイル張りの形式、または、イメージが折り重なって横たえられ、重ねられた形式、2つのものの組み合わせとして複数の映像表示を結合させることによって、イメージを表示することができるようになっている。 品質は高いままで残って、そして、1個のプロジェクターが失敗しても、それは悪く影響しないとも解説している。詳細情報はURL(http://www.itpro.co.uk/news/118426/hp-lab-university-2007-hp-demos-pluribus-projection-brainchild.html)または、URL(http://h50146.www5.hp.com/info/enewsletter/070510/onmove/)で知ることができる。インディアナ大学(Indiana University)は2007年8月20日に、地球温暖化の影響をリアルタイムで研究するインディアナ大学、エリザベス・シティ大学(Elizabeth City State University)、カンザス大学(the University of Kansas' Center for the Remote Sensing of Ice Sheets)の米国の3大学の共同プロジェクト「Polar Grid」構築資金として、NSF(National Science Foundation/全米科学財団)からUS$196万の補助金を獲得したと報告した。詳細情報はURL(http://newsinfo.iu.edu/news/page/normal/6172.html)で知ることができる。米国のIBMとUTMB(The University of Texas Medical Branch/テキサス大学医学部)、シカゴ大学(University of Chicago)は2007年8月23日に、デング熱、西ナイル脳炎、C型肝炎、黄熱病などの治療法解明のため、個人や企業のコンピュータの未使用時の処理能力をグリッドとして結集した「World Community Grid」を利用したプロジェクト「Discovering Dengue Drugs - Together」を立ち上げたと発表した。詳細情報はURL(http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/22215.wss)で知ることができる。ENS(Environment News Service) World Newsは2007年9月5日に、世界で初めてオーストラリア、中国、およびヨーロッパの電波望遠鏡がリアルタイムででリンクされ、地球とほとんど同じくらいの大きさの天体望遠鏡を構築したことになったと報告した。オーストラリアの政府調査機関CSIROによって運営されているNew South WalesのCoonabarabran近くにある電波望遠鏡と、中国の上海にある電波望遠鏡、それとヨーロッパにある5台の電波望遠鏡を使って、「3C273」と呼ばれる遠く離れた銀河を観察した。Dr. Tasso TzioumisとCSIROのAustralia Telescope National Facilityは、「世界の半分で、初めて離れて望遠鏡を連携できた。」と報告した。電子望遠鏡からのデータは、世界中にある1秒あたり256Mbの速度の専用デジタルプロセッサで処理され、オーストラリアの家庭で最も速いブロードバンドより10倍早く、ヨーロッパのリサーチセンターに配信された。ライブで世界望遠鏡を実施説明するために、データは中国の上海で開催されていた第24回APAN(Asia-Pacific Advanced Network)会議会場に配信された。詳細情報はURL(http://www.ens-newswire.com/ens/sep2007/2007-09-05-01.asp)または、URL(http://www.expres-eu.org/ShAuEu_fringes.html)または、URL(http://www.expres-eu.org/evlbi_map.html)または、URL(http://www.apan.net/)で知ることができる。